新緑の丹沢 表尾根と尊仏山荘の夜明け
- GPS
- 32:00
- 距離
- 18.4km
- 登り
- 1,418m
- 下り
- 1,878m
コースタイム
3日=0550尊仏山荘発〜0625花立山荘〜0720堀山の家〜0814見晴茶屋〜0850下山〜0900大倉バス停
天候 | 2日=晴れ 3日=曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2011年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路=大倉バス停〜小田急・渋沢駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆ヤビツ峠から搭ノ岳の表尾根は、鎖場、断崖の木橋、やせ尾根など危険箇所はありますが、慎重に歩行すればまったく問題ありません。 ◆前日まで雨が降っていたため、若干ぬかるみがありました。気にするほどのことはありません。 ◆搭ノ岳〜丹沢山もまったく危険箇所はありません。 ◆搭ノ岳〜大倉も危険箇所はありません。 ◆言わずもがなですが、アイゼンの必要はありません。 |
写真
感想
◆ちょうど一年前。毎日新聞山の会の第一回定例山行で、日帰りで登った表尾根〜大倉を、今回は家族と登りました。尊仏山荘にも泊まりました。
前回と今回とで、大きく違うのは体重です。昨年は89キロありましたが、今回は78キロ。大幅減量に成功しました。登山でやせることはないけれども、「楽に登りたい。仲間に迷惑をかけたくない」という気持ちが減量の最大の動機になったのは間違いありません。支えてくれた山の仲間と家族に感謝したいと思います。
◆秦野駅発ヤビツ行きのバスは、平日の午前中は0818の一本しかありません。「これは大混雑が予想されるな」と思い、0740にはバス停に着きました。案の定、14人がすでに並んでいました。8時前には、行列は100人以上に伸びていました。数え切れません。バス停から新宿方面に伸びた行列はそのままUターンして駅の階段近くまで伸びていました。全員は乗れません。後から来た人たちは落胆の表情を浮かべていました。
ですが、神奈中バスも臨時便を出してくれました。臨時便は8時にバス停に姿を見せました。当然ながら我々は座れましたが、バスは超満員。神奈中職員が「バスはまだあります」と乗り切れなかった乗客に説明していました。
秦野からヤビツに行くときは、事前にバスの時刻を調べて、30分前には到着していたほうがいいと肝に銘じた次第です。早めに来れば臨時便にも対応できます。
臨時便のためすべてのバス停に停車せず、30分あまりでヤビツ峠に到着しました(普段は50分)。料金は460円(うろ覚え)。パスモ・スイカ使えます。
◆富士見山荘〜搭ノ岳に至る表尾根の登山道は、一部にぬかるみがあるくらいで、問題のある場所はありません。もちろん鎖場、やせ尾根は慎重な歩行が必要です。
季節的な問題があるとすれば、日差しの強さです。稜線を歩いていると、日差しにさらされ、かなり腕や額が日焼けしてしまいました。日焼けが嫌な人は、日焼け止めを塗るか、長袖を着るか、対策が必要です。
◆その一方で、山頂の寒さにも対策が必要です。とにかく寒い。夕方から夜、朝方はまだ冬です。朝方の山頂の気温は5度といっていましたが、風が吹いているのでそれ以下です。ダウンかフリースのようなものが必要です。私は、レインウェアを出してしのぎました。ダウンをザックに入れていたのをすっかり忘れるという間抜けぶりでした。
◆山頂の昼食では、フライパンを使ってチキンライスを炒めました。もちろん私には料理の技術がありませんので、冷凍ものを炒めただけです。山用フライパンを教えてくれた餃子屋さんに感謝。
◆尊仏山荘は空いていました。8人部屋で6人です。ゆったりと眠ることができました。私は窓のそばで寝ましたが、やはり寒かった。寒くて午前2時に目が覚めました。隣で寝ていた相方は「暑くて目が覚めた。毛布を減らした」と言ってました。
尊仏山荘の夕食の定番・カレーはおいしかった。どうせレトルトだろう、と思っていましたが、違いました。野菜をしっかり煮込んでいました。野菜しか入っていませんが、「外国人の方が肉を嫌がるので」と理由を話されていました。肉なんか入っていなくてもこんなにおいしいなら、減量中の私は言うことなし。また食べたい。
◆山荘を5時50分に出発。大倉尾根も危ないところはどこにもなし。大勢の方が登ってこられました。老若男女、個人から団体まで。とても数えられませんでした。何回「こんにちはー」と言ったかな。でも、山に人が戻ってきて良かった、と思うのは私だけではないと思います。
ネコに萌えました……
一瞬しか見られませんでした。ねこ好き、カレーライス好きにはいい宿です。
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