大山北壁、滝沢リッジと8号尾根
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,247m
コースタイム
- 山行
- 7:55
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 9:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
滝沢リッジ
最初の150m位はランニングとりながら、伸ばしっぱなしのコンテ、気が付かないうちに核心のピッチに入ってしまった。手持ちのギアもほとんど使い切ってるし、まともにセルフを取る場所もない。パートナーに、10m位したの立木でビレイしてもらうことにした。いきなり10mのランアウトで核心に突っ込むのはどうよ?なんかないかと辺りを掘ると小指位の枝が出てきた・・・泣きたくなる。
しょうがねえ、覚悟を決めて突っ込む。まあいいとこRCCの4級くらいか。難しくは無い。とても気持ちは悪いが。
核心を抜けて、楽にはなったがビレイ点はまだ先で支点はあるがギアが無い。どうにかビレイ点の立木にたどり着きほっとした。
そこからは快適な雪壁とナイフリッジ。KENにトップを任せたがナイフリッジで足が遅くなった。高所恐怖症だと?なんだそりゃ。
気のせいだから気にせず進めと突き放した。青い空がまぶしい。
7号尾根下降から8号尾根
時間がまだ早いので縦走してから宝珠尾根特別バージョンやろうと言ったけど、細いリッジは怖いからいやだとKENが主張する。
じゃあもう一本やるかってんで7号尾根を降りる。雪が少々くさり気味なので、急なところはクライムダウン。下の方にシュルンドがあって何度か落ちそうになった。
あまり下に降りすぎるとしんどいので適当なとこからトラバースして8号尾根の側壁を直登した。稜線に出るとトレースがばっちりあった。下を見るとKENはまだ沢にいた。疲れてるんだろうか、そこからの動きも悪かった。
20分ほどして上がってきた。ロープ無でそのまま進んだ。核心部の手前でコンテをセットした。だが、何てことだ、核心のリッジにはきれいにエスケープルートが工作されていた。
ここであえてそれを無視してオリジナルルートにこだわれば男前なのだが、残念ながら安易に流れてしまった。何の苦労も精神的プレッシャーもなくステップをたどる。また逃げてしまった。
夏山登山道に合流し、装備を外してからのんびりと下る。この時間から登ってくる人もいる。大山ってのは晴れたら本当に気持ちがいい。今日はついていたな。
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