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記録ID: 1083982
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ハイキング
房総・三浦

エノシマキブシと磨崖仏、春間近の三浦・鷹取山

2017年03月12日(日) [日帰り]
 - 拍手
e351spAz その他15人
GPS
04:00
距離
6.5km
登り
213m
下り
203m

コースタイム

日帰り
山行
2:50
休憩
1:30
合計
4:20
10:00
90
スタート地点
11:30
13:00
80
14:20
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2017年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
京急神武寺駅からスタート。
2017年03月12日 09:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 9:50
京急神武寺駅からスタート。
さっそく石切り場。
2017年03月12日 10:24撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 10:24
さっそく石切り場。
この辺りは鷹取石以前に「池子石」として採られていたらしい。
2017年03月12日 10:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 10:26
この辺りは鷹取石以前に「池子石」として採られていたらしい。
神武寺境内は凝灰岩の壁に囲まれている。
2017年03月12日 10:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 10:45
神武寺境内は凝灰岩の壁に囲まれている。
神武寺周辺の岩隙植物群落は逗子市指定の天然記念物になっているとのこと。イワタバコの季節はすごいのだろう。
2017年03月12日 10:45撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 10:45
神武寺周辺の岩隙植物群落は逗子市指定の天然記念物になっているとのこと。イワタバコの季節はすごいのだろう。
なかなか荘厳な雰囲気。
2017年03月12日 10:53撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 10:53
なかなか荘厳な雰囲気。
神武寺の「ナンジャモンジャ」。
2017年03月12日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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神武寺の「ナンジャモンジャ」。
ここのナンジャモンジャはホルトノキとのこと。
2017年03月12日 11:01撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 11:01
ここのナンジャモンジャはホルトノキとのこと。
「女人禁制」だったようだ。
2017年03月12日 11:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:08
「女人禁制」だったようだ。
くしゃみが出てきたと思ったら、こんなにもスギ林。
2017年03月12日 11:14撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:14
くしゃみが出てきたと思ったら、こんなにもスギ林。
ヒメカンスゲ
2017年03月12日 11:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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ヒメカンスゲ
タチツボスミレ
2017年03月12日 11:19撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:19
タチツボスミレ
岩と岩の間を歩いていく。
2017年03月12日 11:26撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:26
岩と岩の間を歩いていく。
二子山が見えている。
2017年03月12日 11:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:30
二子山が見えている。
小さな子にはちょっとしたアドベンチャー。
2017年03月12日 11:31撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:31
小さな子にはちょっとしたアドベンチャー。
山頂はクライミングのメッカ。
2017年03月12日 11:38撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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山頂はクライミングのメッカ。
なんだか不思議な景観。
2017年03月12日 11:39撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:39
なんだか不思議な景観。
東側はすぐに住宅街。
2017年03月12日 11:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:43
東側はすぐに住宅街。
住宅街の公園の裏に岩壁というシュールな景観。
2017年03月12日 11:47撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 11:47
住宅街の公園の裏に岩壁というシュールな景観。
住宅街からすぐにクライミングの練習に来られるのだから便利だ。
2017年03月12日 12:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 12:27
住宅街からすぐにクライミングの練習に来られるのだから便利だ。
意外と新しかった摩崖仏。
2017年03月12日 12:40撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 12:40
意外と新しかった摩崖仏。
エノシマキブシと摩崖仏。
2017年03月12日 12:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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エノシマキブシと摩崖仏。
普通のキブシに比べて花序が大きい。
2017年03月12日 12:44撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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3/12 12:44
普通のキブシに比べて花序が大きい。
鷹取山山頂から摩崖仏。
2017年03月12日 13:06撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:06
鷹取山山頂から摩崖仏。
鷹取山と横須賀の海。
2017年03月12日 13:07撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:07
鷹取山と横須賀の海。
向こうには房総半島の鋸山と富山。
2017年03月12日 13:08撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:08
向こうには房総半島の鋸山と富山。
スギも花盛り。
2017年03月12日 13:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:43
スギも花盛り。
神武寺の境内には咲き始めている桜が。カンヒザクラの一種だろうか。
2017年03月12日 13:50撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
3/12 13:50
神武寺の境内には咲き始めている桜が。カンヒザクラの一種だろうか。
撮影機器:

感想

参加しているサークルの企画で三浦半島の鷹取山へ。
例年3月はスギ花粉症がひどいので山歩きはあまりしないのだが、今年はスギ花粉の飛散が少ないのか症状は軽く、先週走った三浦国際市民マラソンでも大丈夫だったので参加することにした。

神武寺駅前はコンビニがないため駅売店が充実しているが、この駅売店は駅舎と一体化していて、駅員さんが店員を兼務していた。
これはなかなかいい発想だなと思った。
最初は京急の線路沿いを歩いて行ったが、ここはちょうど谷戸のところに線路が敷設されている。
そのため冷気が溜まっているのか、先週行ったの三浦半島の先端部とは違ってかなり冷え込んでいる。
それでも照葉樹林の川沿いから神武寺にまで上がると陽射しが暖かく、春を感じる。
が、この辺りそこそこスギの植林があるのだ。
なので、この辺りから今まで治まっていた花粉症の症状が出てくる。

神武寺の境内には「ナンジャモンジャの木」の巨樹があった。
樹齢400年のホルトノキだそうだ。
後から友人がナンジャモンジャなのにヒトツバタゴじゃないんだねと言っていたので、そういえば昔鉢植えで育てていたナンジャモンジャは落葉樹だったからあれは決して常緑樹のホルトノキではなかったし、たしかナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ)とラベルが付いていたことを思い出した。
帰ってから気になったので調べてみると「ナンジャモンジャの木」と呼ばれる木はヒトツバタゴが多いが、ニレ、イヌザクラ、ボダイジュ、タブノキなどもあり、見慣れない立派な植物や、占いや神事に利用されていて直接呼ぶのが憚られた植物を「ナンジャモンジャ」と呼んだのだそうだ。
この神武寺の境内は凝灰岩(三浦層群)の岩壁に囲まれ湿度も高いので、イワタバコも有名らしくなかなか面白い場所だった。
イワタバコの花の時期には混雑するのかもしれない。

鷹取山の山頂部は凝灰岩の垂直壁が住宅地のすぐ近くに迫る不思議な場所になっている。
大谷石が出回る前までは鷹取石として重宝されたそうで、石切り場だったのでこんな景観になっているのである。
住宅街の公園の裏にこんな岩壁がそびえているなんてちょっとシュールな景観だ。
住宅街の向こうには東京湾が見えていて、ちょうど水平線のところが東京湾アクアラインになっている。
気温はそんなに高くないけれど、もう春霞といった感じで遠望は利かない。

その後磨崖仏のある前浅間まで行く。
国東半島で見たことのある磨崖仏みたいに歴史的なものかと思っていたのだが、1960年代に掘られた比較的新しいものだそうだ。
確かに昭和初期まで石切り場として栄えた後に掘られたのだからその位新しいものになるのだろう。
その前にキブシの花が満開だった。
普通のキブシにしては花が大きいなと思ったら、ネームプレートが付いていてエノシマキブシのいう変種だと分かった。
磨崖仏の周囲にはソメイヨシノもたくさん植えられていて、あと2・3週間もするとこの辺りも満開の桜で染め上げられるのだろう。

スギ花粉を乗り切ったという気分だけではなく、桜が咲く季節を迎えると正月以上になんだかまた心新たに出発しようという気分になるのは、入学も入社も4月スタートが多いという日本の風習に慣らされているというよりは、自分の場合は満開の桜のあの景観の影響が強いのかなと思う。

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