宝剣岳(サギダル尾根〜宝剣岳〜乗越浄土)
- GPS
- --:--
- 距離
- 1.7km
- 登り
- 283m
- 下り
- 278m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
写真
感想
冬季登攀トレの為、中央アルプスへ。
天候を選び日程を調整。青空の下の宝剣岳に向かった。
朝方の千畳敷の気温は−1.4℃。風もほぼなく、日中はかなり暖かかった。
ロープウェイで一気に行ける反面、高所順応出来ず、すぐに登ると高山病の症状が出るので注意が必要。
●千畳敷〜取付
千畳敷駅から目指すサギダル尾根を確認し、尾根の左横のルンゼをダイレクトにつめる。雪面を直登、一直線。
・登攀ルート、取付位置(安全に確保できる場所)を確認すること。
・ガチャを付けるタイミング(取付の状況)を決めること。
●サギダル尾根登攀
トレの為、下のほうからロープを出すことにした。(通常2ピッチ)
ダブルロープ1本で登攀。大きな屈曲はなく、ルートは取りやすい。
フォローで登って頂き、とったルートや支点の位置・取り方、プロテクションについてアドバイスを頂く、を繰り返した。
・1ピッチ目:yachimayuリード(30m程度)
潅木で支点を作る。雪稜。適度な潅木がある為、中間支点は全て潅木で取れる。
ピナクルで終了点を取る。
・2ピッチ目:yachimayuリード(25m程度)
岩壁。ピナクルと潅木、カム使用。
・3ピッチ目:yachimayuリード(40m程で稜線に出る)
ミックス+雪稜。サギダルの頭に出る。最後は肩がらみで確保。
●サギダルの頭〜宝剣岳
鎖場が続く。無雪期は楽しい岩稜歩きだろうなぁと思う。
雪は付いていない部分が多いくらいだが、所々氷結箇所がある為、アイゼンのままで。
●宝剣岳〜乗越浄土
カラビナ懸垂※で60mを一気に登山道まで下りる。
<装備(ウェア)>
・アンダーと長袖ウール、オーバーのみでOK。暑いくらい。
残雪期は気候によって大きく左右されるので注意が必要。
<反省・メモ>
・クォーク使用予定だったのに、アッズとハンマーを忘れてしまう。事前にピック交換しておくべきだった。
バリエーションに使ってよいか見てもらうために持って行ったCASSINのX-LIGHTを使うことにする。
・カメラを忘れた。致命的ではないが、地味にショック。
・始めてモノポイントで登攀したが、確かに乗り込みやすい。
・支点の位置のセンスがまだまだとの評。「落ちた時」を意識すること。
・カムが甘い。
・60cmスリングにカラビナ1つを付けた状態で襷がけしておくと、片手で取れるし、支点が取りやすい。
・事前のレスキュートレで教わったカラビナ懸垂。さっそく実践。
※ 調べたら、「カラビナ懸垂」は正式名称ではないもよう。カラビナ+ムンターでの懸垂下降ではないです。正式名称、調べ中。
・全てのスピードをアップすること。
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