記録ID: 1115239
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ハイキング
東海
マラ山-砥神山-御堂山 三月田登山口から秘道を行く
2017年04月25日(火) [日帰り]
愛知県
subchas8
その他1人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 03:26
- 距離
- 6.4km
- 登り
- 413m
- 下り
- 411m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
蒲郡市大塚町、旧道沿いの大塚郵便局がある交差点から北へ、JR踏切を越えて登って行くと、突き当たりが三月田古墳です。そこから左折するとまもなく、左に水路があり道との間がしばらくの区間芝地となっていて車を置くことができます。道はやや右にカーブしていてその左側です。「ホタルの里」の看板があります。道はそのあとすぐU字に左へ曲がります。 駐車スペースは道に沿って広く、多数置くことができる場所です。 ■JR三河大塚駅からでも 公共交通機関も使えます。スムーズなコース取りとなり、お奨めできます。 今回の山行では三月田登山口からマラ山登り口まで舗装道を南へしばらくの間移動します。JR三河大塚駅からだと、この登り口まで直に歩いてしまえばいいです。 三河大塚駅は北側には出口がありません。南側の正面口を出てからすぐ左へ、線路沿いに歩きます。150mほど歩くと左に踏切が来ます。それを渡って再度左へ曲がると線路沿いに駅の裏手に道が続きます。駅裏に来るまでに右へ上がる舗装道が3本右へ分岐しています。そのうちの3番目、「相楽山荘→」の標識がある交差点を右に曲がります。しばらく歩くとマラ山の登り口まで来ることができます。 御堂山を観音寺を経て下山すればすぐそこが三月田登山口です。古墳まで行って右に曲がれば、あと大塚駅まで帰ることができます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
御堂山と砥神山との組み合わせはハイキング案内でも定番となっているルートですが、マラ山も行程に加えているものはまずないでしょう。 今回のコース、車を置いた場所はそのまま御堂山へ登ることのできる場所ですが、3つの山を周回するのに標高の低い順から巡った方が良好。したがって時計回りとし、道を移動してマラ山への登りからスタートしました。 ■マラ山(166m) マラ山(漢字なら玉茎山でしょう)は蒲郡市大塚町、蒲郡東高校がある谷の右側に立つ山です。谷に対峙してツインピークの砥神山が盛り上がっています。マラ山頂上には三角点があり、南山腹には豊川用水の貯水池があってそこまで林道が伸びています。 マラ山には実は麓から登ることのできる秘められた道があります。 ほとんどの方は知らない道でしょう。途中やや踏み跡の薄い箇所があるものの、確として道が続きます。この意外な道、マラ山への肩を経て林道を渡り、中電鉄塔のある広い尾根を登った後、さがらの森へ行く林道に合流するまで続きます。 マラ山の肩までの道程で気を付けたい箇所が3か所ほどあります。入ってじきに左へ上がる場所、そこからさらに山腹を進んでもう一度左へ逸れて上がる箇所、あと右に鋭角に曲がる箇所です。まあそれら、道程としては短い間のことですが、もし通るとしたら頭に入れておきたいです。 マラ山の頂上へは山道が豊川用水施設林道へぶつかる手前の肩のあたり、印があってそこから登ります。この地点ですでに結構上まで来ているので、あとは少し盛り上がりを登れば三角点のある頂上に達することができます。登る人は稀のようで、薄い踏み跡のようなものがあるだけです。 あとは来たコースを下がります。単純なので迷う心配はありません。 あと、コースは林道を右に行き、すぐに左へマークがあって入り口がありますのでそこへ土手を登って入ります。すぐですので見落とさぬよう。林道をもう少し先へ行くと「山神様」への参道の登り口がありますが、今回はそこへは行きません。 しばらくは巻き道でそれを過ぎると尾根の上に出ます。傾斜があって息を切らすうちに中電の鉄塔のある場所に出ます。周りは樹木が伐採されてラグーナ蒲郡の全景を眼下に睥睨できます。 鉄塔を過ぎてもっと行くと、さがらの森へ通ずる林道にぶつかります。そこを左に曲がって舗装道を歩きます。さがらの森へ行く手前で、潮見展望台/砥神山の道案内に従い左へ曲がります。 ■砥神山(252m) お砥神様。蒲郡の三谷町民にとって信仰の山です。日ごとお参りに登る人もあり、祈祷の声も聞かれます。 頂は西と東に分かれており、それぞれ祠があり、三河湾の景色が展望できます。 ■さがらの森 市の運営になるキャンプ場であり、バーベキューやレクリエーションに訪れる人がいて、休日には賑わいます。今回はさがらの森の上の丘を歩きました。整備されていて気持ちの良い散策道です。 ■御堂山(363.7m) さがらの森からの登り道は舗装されていて鉄梯子が4か所ほど設置されているというサービスコース。ただ、上の方は傾斜があってかなりきついです。 帰りは来た道を下り、途中左へ分岐して観音寺へのコースに入ります。 このコースは信仰の道です。道の左右のあちこち、石の仏様や碑を頻繁に見ることができます。 観音寺は無人のお寺。水場とトイレがあります。寺の周辺にも石仏や石碑が多数鎮座しています。 本堂から石段を下りるとさがらの森へ通ずる林道となっていて、駐車場があります。ここへ車を置いて御堂山へ登ることもできます。 コースは林道を横断した真正面に続きます。すぐ下には「熊野神社跡」があります。道はその左に下り道で続きます。山道は次第に広くなり、そのうち車を置いた三月田の登山口に帰着します。 |
その他周辺情報 | ■昧耶稲荷(まやいなり) マラ山登山口へ向かう道の途中左へ曲がると参道下まで来ることができます。階段を上がると本堂ですが、その先山を上がって1か所、さらに上がって山の中腹にもお堂があります。いずれも廃社模様。その先は竹藪になっていますが、少しの間竹藪コギを厭わなければ尾根へ出ることができ、道はないものの比較的スムーズに尾根伝いに豊川用水の貯水池までたどり着くことができます。三河大塚駅の裏にそびえる山の尾根突貫コースです。 ■山神様 マラ山肩の林道に出たのち、左へ上がって再度尾根を鉄塔箇所まで行くのですが、林道から上がらずにちょっと先へ行くと「山神様」への参道登り口が来ます。本尊まではかなり登ります。本尊の裏手は急斜面になっていますが、ほんの少し先は尾根で、この登山コースです。無理をすれば行けないことはありませんが、道ではないし多少の危険も伴います。 ■マラ山への秘道 この道は昔大塚地区の学童が学校の授業で御堂山などに登山するのに使ったようです。今は通る人も稀ながら、道跡はしっかり残っています。 |
写真
感想
■四月の終わり。暖かいようで冷える気もするそんな一日、パートナーと2人でゆっくり悠然と近くの山へ遠足してまいりました。あ、途中マイクロバスが2台止まっていて幼稚園の子が大勢、先生が前に立ってなくならないよう注意していました。もう一度この子たちのように無邪気に戻って出直したいね。
■途中整備作業をしていたおじさんと話をしました。マラ山へ登って来たと言うと、
「そんな名前の山があるのか。じゃあマンコ山は?」
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相棒が初心者クラスです。その上、前日に慣れない庭仕事をした疲労が蓄積でした。なので、へばりました。中級クラスに近い方は1時間は短縮できます?
でも、このコースは親子ハイキングにはお勧めです。中でも三河湾国定公園の展望は素晴らしいです。見どころもたくさんありました。
市外から来て三河大塚駅からスタートしてもいいし、家族向きのコースとして勧められますね。マラ山の先端は省略してもいいし、ガイド本に出ているコースよりこの方がいいです。御堂山を南から直接登るのはきついですから。
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