北横岳〜縞枯山

2017年04月25日(火) [日帰り]

• GPS: 04:09
• 距離: 7.5km
• 登り: 468m
• 下り: 470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:09
• 休憩: 1:00
• 合計: 4:09

距離 7.5km 登り 471m 下り 471m

9:01 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅
9:09 坪庭
9:35 三ツ岳分岐
9:39 9:47 北横岳ヒュッテ
9:57 9:59 北横岳（南峰）
10:01 10:20 北横岳
10:24 10:25 北横岳（南峰）
10:35 北横岳ヒュッテ
10:39 10:40 三ツ岳分岐
10:56 坪庭
11:09 11:35 縞枯山荘
11:44 雨池峠
12:08 縞枯山
12:20 12:21 縞枯山 展望台
12:35 縞枯山
12:50 12:52 雨池峠
12:57 縞枯山荘
13:10 北八ヶ岳ロープウェイ山頂駅

天候

快晴、微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

中央道-小淵沢IC-道の駅こぶちさわ（車中泊）-ビーナスライン等-ロープウェイ山麓駅-北八ヶ岳ロープウェイ-山頂駅
※山麓駅無料駐車場約600台駐車可能だそう。暖房付きトイレ・自販機あり。
※ロープウェイ往復料金1900円（モンベル会員割引で1700円）、この時期は始発8時20分、最終16時40分。

コース状況／危険箇所等

目印・道標多く、踏み跡も明瞭で特段迷うような箇所はない。

●トイレ…ロープウェイ山麓駅は無料。山頂駅や北横ヒュッテは有料。縞枯山荘は本日休業につきトイレ使用可かどうかも不明。
●NTTドコモの電波状況は概ね良好。縞枯山荘付近で圏外なのは確認。
●コース
・坪庭散策路の歩道上は除雪済み。スニーカーでの観光客でも散策可。一歩散策路を離れ登山コースに入ると50cm以上の雪。
・北横岳…ヒュッテからはアイゼン装着したが、全体として6本爪以上のアイゼンがあった方が断然歩きやすいと思う。当然全部ツボ足でも行けるとは思う。
・縞枯山…意外にも雨池峠から山頂までは結構上り応えのある急登。展望台までも含めて全路積雪あり。北横よりも雪は固めで、アイゼンがあった方が遥かに楽になる。北横より人が入ってないが、踏み跡とピンクテープを意識すれば問題ない。
・気温は概ね10度から5度の間の快晴で、たまのそよ風に当たっても所々汗をかいた。

その他周辺情報

道の駅こぶちさわ…去年より更に駐車場が広くなって便利になった。施設も綺麗。小淵沢ICの近くだが、ICと道の駅の間にコンビニ2軒。

写真

4/25 6:15

朝の道の駅こぶちさわ。
桜が満開である。車外気温計7度。

4/25 7:33

山麓駅。
大快晴。もう道中も駐車場も雪などない。

4/25 7:34

駐車場からの南八ヶ岳。

4/25 7:34

駐車場からの南アルプス。
雲がかからず、鳳凰、北岳、甲斐駒、千丈がしっかり見える。

4/25 7:35

中央アルプスを撮ったんだっけ？

4/25 7:35

見上げると北横岳。
パッと見、雪は期待できない。

4/25 8:50

山頂駅下車し、坪庭。
去年3月に来たときは、駅を出て早々にアイゼン着けたが、今日は要らない。

4/25 9:03

階段も当然除雪済み。

4/25 9:08

第一休憩場所過ぎ辺りから見た北横岳。

4/25 9:13

散策路からの分岐を折れると、途端に除雪なしで楽しい雪道に。

4/25 9:15

橋も埋もれている。

4/25 9:20

アイゼンなしでも余裕。

4/25 9:29

岩が露出している箇所もある。

4/25 9:35

登り切って三ツ岳分岐。
気持ちいいの一言に尽きる。

4/25 9:39

北横ヒュッテ。
この後が急登になるのは知っているので12本爪を着ける。

4/25 9:49

アイゼン履いて正解の急登。

4/25 9:57

北横岳南峰。後ろは蓼科。

4/25 9:57

南八ヶ岳（左）、南アルプス（右奥）。

4/25 9:58

八ヶ岳の北東方には、金峰・両神をはじめとした奥秩父の峰々がはっきり見える。

4/25 10:00

さて北峰へ。

4/25 10:02

北峰。
ここからの展望が抜群に素晴らしかった。

4/25 10:02

浅間山。
今日は噴煙が少ない。今となっては前掛山に登れてラッキーだった。

4/25 10:02

15年くらい前の初秋に登った蓼科。

4/25 10:03

蓼科の奥には北アルプスオールスターズ。
写していないが、御嶽・乗鞍・穂高・白馬・妙高等ズラッと見えた。

4/25 10:03

南八と南峰。

4/25 10:16

北峰山頂を撮り忘れてたか。

4/25 10:23

南峰から特徴的な荒船山が見える。

4/25 10:24

やっぱり南峰からの南八は最高だ。

4/25 10:24

南アルプス。

4/25 10:40

12本爪は持ってきて正解だったな。

4/25 10:40

木漏れ日が綺麗。
去年は陰鬱とした曇天だったからか。

4/25 11:00

坪庭まで降りて北横方面を振り返る。

4/25 11:00

さて、眼前の縞枯山に向かう。

4/25 11:04

こちらも散策路の分岐を折れると一気に雪量が増える。

4/25 11:08

縞枯山荘付近は雪解けが進んでいる。
本日は休業につき、山荘前で軽く昼食。

4/25 11:41

雨池峠。
右奥へと進む。

4/25 11:52

しばらくするとジグザグすらしないひたすらな登り。
入る人が少なめなのかステップも切ってなく、アイゼンでよかった。

4/25 12:04

汗だくでヒィヒィ言ってると…

4/25 12:06

縞枯山山頂。展望なし。

4/25 12:07

縞枯山展望台への気持ちいい稜線。

4/25 12:14

急に立ち枯れた箇所に出て、縞枯現象に遭遇。

4/25 12:17

そうこうしていると岩場の展望台へ。

4/25 12:20

展望台着。

4/25 12:20

展望台からの茶臼山（手前）、南八ヶ岳（奥）。

4/25 12:20

北横よりも大きくはっきりと見える。

4/25 12:20

奥秩父方面。

4/25 12:21

縞枯山（左手前）、北横岳（奥）。

4/25 12:22

茶臼（左）と南アルプス方面。

4/25 12:25

戻って、展望台と茶臼への分岐。

4/25 12:36

縞枯への稜線から見えた乗鞍（奥）。

4/25 12:56

絵になる縞枯山荘。

4/25 12:57

山荘前のお地蔵様。
行き帰りともご挨拶。

4/25 13:03

除雪がなければまだまだ雪山っぽいな。

4/25 13:05

散策路に出るとこんな感じ。

4/25 13:08

山頂駅着。

4/25 13:24

ロープウェイから見た北アルプス（奥）と、手前の霧ヶ峰・美ヶ原。

4/25 13:25

蓼科（左）、北横（右）。
さらば、また来ます！

4/25 15:23

中央道の八ヶ岳PAから見えた鳳凰三山。
もはや壁である。

4/25 15:24

そして甲斐駒ケ岳（左）、鋸岳（右）。
美しすぎる。

4/25 15:24

甲斐駒アップ。
中央道を通るたびに「よく登れたなぁ」といつも思う。

撮影機器：

DMC-FX550 Panasonic

SO-02F Sony

感想

jm80

去年3月にも登った雪山入門の山。
雪山登山というよりは残雪初夏登山といった趣きで、360度の大展望と快晴、木々の緑とも相まって最高だった。

4月20日までの間、ロープウェイが2週間ほどメンテナンス休業した後のいわゆるグリーン期間の利用だったので始発と最終が延びており、前回のような北横岳単発ではなく縞枯山も合わせた手頃な長さの山行になった。

中途半端な季節のしかも平日でも、北横岳はやはり人気で結局10人くらいとすれ違った。
縞枯は北横でもご一緒した高齢男性1名とだけすれ違ったのみだった。展望台まで行かないとこの季節は面白みに欠ける。もっと雪のない季節に五辻の方から登ると縞枯れ現象が分かって良いのかもしれない。

寒過ぎず、暑くもなく、しかも快晴の北横岳からの展望が、北は（たぶん）日光白根から南は御嶽までの文句なしの360度大展望だとは想像していなかったため、縞枯山を止めて北横山頂に1時間以上の長居をしようかと悩んだくらいだった。
雪山入門云々以前に、通常の季節でも素晴らしい山だということに気付かされた。

雪の時期は入門、雪のない季節はお手軽ハイキングに適した素晴らしい山。家族連れや初心者にはもってこいだろう。また来たい。