北アルプス 北穂高岳「3年連続、涸沢でリフレッシュ」

2017年05月03日(水) ~ 2017年05月06日(土)

• GPS: 72:34
• 距離: 36.6km
• 登り: 1,860m
• 下り: 1,853m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:34
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:01

距離 16.6km 登り 887m 下り 90m

5:33 上高地バスターミナル
5:40 無料トイレ
5:48 河童橋
5:55 5:56 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
6:26 明神館
6:30 徳本口(徳本峠分岐)
7:12 7:22 徳澤園
7:39 新村橋(パノラマ分岐)
8:18 8:41 横尾 (横尾山荘)
8:57 8:58 横尾岩小屋跡
9:42 9:43 本谷橋
11:20 涸沢ヒュッテ
11:23 12:14 涸沢
12:34 涸沢ヒュッテ
12:34 涸沢(テント泊)

2日目

• 山行: 3:09
• 休憩: 1:07
• 合計: 4:16

距離 3.6km 登り 873m 下り 866m

5:19 涸沢(テント場)
5:27 涸沢小屋
7:17 7:30 北穂高岳(北峰)
7:31 7:50 北穂高小屋
7:51 7:58 北穂高岳(北峰)
9:00 9:25 涸沢小屋
9:28 9:31 涸沢
9:32 涸沢ヒュッテ
9:35 涸沢(テント泊)

3日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 1:02
• 合計: 4:28

距離 15.3km 登り 105m 下り 887m

6:48 涸沢(テント場)
6:53 涸沢ヒュッテ
7:34 7:35 本谷橋
8:10 横尾岩小屋跡
8:24 8:40 横尾 (横尾山荘)
9:12 9:13 新村橋(パノラマ分岐)
9:22 9:38 徳澤園
10:14 徳本口(徳本峠分岐)
10:19 明神館
10:48 11:16 小梨平(森のリゾート小梨/上高地野営場)
11:16 小梨平キャンプ場(テント泊)

4日目

• 山行: 0:13
• 休憩: 0:01
• 合計: 0:14

距離 1.0km 登り 2m 下り 5m

5:53 小梨平キャンプ場(テント場)
6:01 6:02 河童橋
6:07 上高地バスターミナル
6:07 ゴール地点

天候

5/3（水）晴れ時々曇り(☀⛅)
5/4（木) 晴れ(☀)
5/5（金）晴れ時々曇り(☀→⛅)
5/6（土）小雨(🌂)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・経路
山形より新潟経由
国道13号〜113号〜7号
新潟西IC〜北陸道〜上信越道〜長野自動車道〜松本IC
国道158号〜さわんど駐車場
さわんど第3駐車場(かすみ沢・バスターミナル）よりシャトルバスで上高地へ

・かすみ沢駐車場(さわんど第3駐車場・バスターミナル)
かすみ沢駐車場(さわんど第3駐車場) 600円/日　日付変わると料金加算

・シャトルバス 沢渡〜上高地 往復2050円 片道の場合は1250円
・乗合タクシーの場合 人が集まればバスより早い時間でも出発可能

コース状況／危険箇所等

◆上高地〜横尾　
特に問題視なしだが例年より残雪が多い

◆横尾〜涸沢　
残雪が多く本谷橋に着く前にはすでにアイゼンを装着した。
雪渓にはデブリが到達している所もあり、斜面からの雪崩に十分注意して歩きたい。

◆涸沢〜北穂高岳
一部デブリ地帯を歩くことになる
インゼル上部が最大斜度部、傾斜がキツイがステップが出来ていてそれほど危険は感じられなかった。
※北穂沢、インゼル下部の岩場付近でも小規模な雪崩が多発
GW期間は気温が上がるので雪崩が起きやすい、できれば早朝に登り午前中には下山を終わらせておきたい。

水場→涸沢ヒュッテ
トイレ利用料テント場料金に含む

その他周辺情報

・小梨平キャンプ場
　一泊：800円
・小梨平日帰り入浴(温泉ではない)
　600円
詳しくはこちら↓
　http://www.nihonalpskankou.com/

写真

5/3 5:26

GW恒例となった北アルプス遠征
今回の装備、冬用テン泊装備一式
スノーシューがないだけでかなりましな気がする

5/3 5:35

さわんどバスターミナルより朝一のバスで上高地へ到着
もう勝手知ったる上高地
登山届を書いて出発

5/3 5:38

まだ早朝、河童橋も人はまばら

5/3 5:44

明神まで梓川右岸の遊歩道を歩こうと思ったら残雪で通行禁止
通常の左岸コースに戻る。
※この後、通行止めが解除になったらしい

5/3 5:52

目指す穂高連峰

5/3 6:19

明神岳

5/3 6:55

今年は残雪が多い

5/3 7:09

徳沢のテン場が見えて来た
ここも一度泊まってみたいものである

5/3 8:16

更に進み、横尾に到着

5/3 8:19

GW恒例、横尾大橋の鯉のぼり
風がないので元気がない

5/3 9:06

普通なら本谷橋辺りでアイゼンを着けるのだが
今年は残雪が多く早めに装着。

5/3 9:35

屏風ノ頭
威圧感あるなぁ

5/3 9:35

トラバースだが、ステップがキチンとできているので問題なし。

5/3 9:42

本谷橋
去年は雪が全くなく橋を架けないと渡れないほどでしたが、今年は残雪豊富

5/3 9:59

谷底を歩いて行くがデブリを乗り越えながら進む

5/3 10:13

斜面からの雪崩を警戒しながら登る

5/3 10:13

続々と登る登山者たち

5/3 10:29

落石にも注意しないといけない

5/3 10:34

Sガレを通過すると穂高岳が見え始める

5/3 10:46

涸沢ヒュッテが見えた
雪が多いのか屋根の上部しか見えない

5/3 11:19

涸沢に到着
最後へばってしまいペース上がらず

5/3 11:23

早速テントの設営
この辺りでいいかな

5/3 11:23

涸沢カール

5/3 11:23

上空は少し曇り模様でスッキリしない

5/3 12:14

2日間の我が家

5/3 12:15

どうせなら穂高が見える方向にすれば良かったかな^^;

5/3 12:40

涸沢ヒュッテ名物のおでんで一杯
最高じゃ〜

5/3 12:40

鯉のぼりもお出迎え

5/3 12:44

テラスは憩いの場

5/3 12:51

北穂高岳のコースを確認

5/3 12:52

今年はデブリが多い
雪も多く雪崩に要注意だな

5/3 12:52

こちらは小豆沢
雪崩はまだ起きていないように見えたが
GWは雪崩多発でかなり危険な状況だった。
ザイテングラートを登ったほうが安全だろう

5/3 13:26

今日はいったい何人の登山者が訪れるのだろう

5/4 5:10

2日目の朝
テントで朝ご飯を食べていたらモルゲンを見逃してしまった

5/4 5:10

今日は勝利の予感しかない

5/4 5:20

いざ出発

5/4 5:23

今年のメインは北穂高岳

5/4 5:30

デブリ地帯の脇を通過する

5/4 5:32

日が射し始めた

5/4 5:36

デブリ地帯、結構歩き辛い

5/4 5:36

必要最低限の荷物だけなのでペースはまずます

5/4 5:55

テント村がどんどん小さくなる

5/4 6:16

M字に見える岩はインゼルと呼ぶらしい

5/4 6:16

東稜からのデブリも多い

5/4 6:16

涸沢カールと前穂

5/4 6:16

テント村、何張りまで増えたんだろう

5/4 6:42

気温が上がり始め、風もなくとても暑い
自分も半袖になりたい

5/4 6:52

最愛斜度部を登る

5/4 6:52

インゼルの脇辺り
この辺りが一番危険

5/4 6:56

東稜、ゴジラの背中
誰か立ってる！？

5/4 6:58

傾斜はキツイが
段差上にステップが出来ており登るのはそれほど大変ではない

5/4 6:59

傾斜はこれぐらい

5/4 7:04

登りは良いが下りが怖そう

5/4 7:11

北穂高岳(北峰)直下に着いた

5/4 7:11

山頂はすぐそこ

5/4 7:18

快晴の北穂高岳
無事、登頂！

5/4 7:18

北アルプスのシンボル、槍ヶ岳

5/4 7:18

大キレット
今年挑戦してみようかなぁ〜

5/4 7:18

北アルプスの山々
こんな快晴の天気で見たのは初めてだ

5/4 7:19

どこを撮ったのかわからぬ…
もしかして去年登った大天井岳？

5/4 7:19

槍ヶ岳と東鎌尾根

5/4 7:20

燕岳？

5/4 7:20

薬師岳辺りだろうか

5/4 7:20

水晶岳、鷲羽岳方面

5/4 7:20

前穂高岳の奥に見えるのは駒ヶ岳

5/4 7:21

常念岳

5/4 7:28

北穂高岳、東稜

5/4 7:29

北穂高小屋へは雪の階段を降りる

5/4 7:31

北穂高小屋

5/4 7:32

ここも槍と大キレットの眺めが抜群

5/4 7:32

槍は何度見てもカッコいいぞ

5/4 7:32

槍の穂先拡大
見えないが誰か立っているに違いない

5/4 7:32

いつか歩くぞ大キレット！

5/4 7:34

記念に一枚

5/4 7:37

北穂高小屋のバッチ
�Г鯀�びました

5/4 7:56

名残惜しいが雪が緩む前に下山開始

5/4 8:10

まだ8時だがすでに雪が緩み始めてきた

5/4 8:33

M字インゼル

5/4 8:33

登山者の列が山頂まで続く

5/4 8:35

テント村
軽く300張はありそう

5/4 8:56

北穂沢のデブリ地帯
午後には小規模の雪崩が多発

5/4 9:04

涸沢小屋

5/4 9:05

涸沢小屋で休憩

5/4 9:51

奥穂高岳
大きな雪庇が出来ている

5/4 10:31

テントに戻ってゆったり過ごす

5/4 10:31

ゴゴゴゴっと
気温が上がり雪崩があちこちで起きる

5/4 11:02

解りやすい概念図

5/4 11:04

GWで一番の好天だったかも

5/4 11:07

ヒュッテの売店に寄ってみたらおいしそうなフライドチキンが売っていたので思わず購入、熱々で美味い！
200円でした。

5/4 13:34

また雪崩発生

5/4 13:34

どこまで降りてくる？

5/4 13:57

小豆沢でも雪崩がして数名が巻き込まれたらしい
小豆沢は危険なので皆さんザイテンルートに変更したみい。
この時期は登るならなるべく早朝にしたほうが良い。
出来るなら午前中までに下山を終えたい。

5/4 15:20

小豆沢で雪崩に巻き込まれた人がヘリで運ばれていった
肩脱臼だったかな。

5/4 15:22

テントで休んで居ると暑いぐらい

5/4 15:31

10時前には下山していたので暇を弄ぶ
小説の一冊でも持ってくればよかった

5/4 15:38

北穂高岳のルート
中央の岩場、北穂沢で雪崩が発生した

5/4 15:38

奥穂高岳のルート
本日、小豆沢で雪崩発生
白出のコル直下で雪崩が発生して、ザイテングラートにルートが変更になっていた。

5/4 16:38

日が山陰に沈んでしまった

5/4 16:38

蝶ヶ岳

5/4 22:19

早く寝たので夜に目が覚めた
外に出てみると月明りで照らされていた

5/4 22:21

空が明るいので星の写真はイマイチ

5/5 4:54

奥穂高岳のモルゲンロート
良い色だ

5/5 4:54

何とも絶景だ

5/5 4:56

今日はちゃんと見られてよかった^^;

5/5 4:56

みなさん写真を撮るのに夢中

5/5 6:41

アイゼンのプレートが破損してしまっていた。
下山だけだし何とかなるでしょう

5/5 6:50

撤収完了

5/5 6:51

今日も天気は良さそう
今更だけど奥穂高も登っておけばよかった。

5/5 6:51

涸沢またいずれお邪魔しますよ
お世話になりました。

5/5 6:52

雪が締まっているうちに下山

5/5 7:48

屏風ノ頭

5/5 8:21

横尾大橋まで来ればもう終わったようなもの

5/5 8:23

横尾は大勢の登山者でごった返していた

5/5 8:48

梓川を眺めながら帰る

5/5 8:58

運搬路
自分も車で一気に運んでくれ^^;

5/5 9:27

徳沢の名物ソフトクリームを初めて食べてみました

5/5 9:37

徳沢のキャンプ場
草地でとても気持ちが良さそう

5/5 10:49

小梨平からの穂高の眺め
良いコントラスト

5/5 10:49

なんとも心地よい

5/5 10:50

岳沢も一度行って見たいな

5/5 10:50

日本の一般ルートで最高難易度の西穂高〜奥穂高

5/5 10:50

中央が西穂高岳かな

5/5 11:44

余りにも気持ちが良いので小梨平でもう一泊していくことにしよう。
何気なくテントを張った場所は二年前に張った場所と全く同じだった^^;

5/5 13:10

小梨平の食堂で昼ご飯
カレーよりもサラダが美味しい
朝もカレーだったのになぜカレーを頼んだ俺…

5/5 13:35

梓川沿いにマットを引いて過ごす
つまみと酒を飲みながら絶景を堪能する至福の時

5/5 15:48

テントに寝ながら空を見上げる

5/5 17:00

夕食
今回3度目のパスタ
流石にもう飽きて来た

5/5 18:10

夕暮れ
することもないので上高地をぶらぶら散歩
焼岳の夕暮れ

5/5 18:14

帰りのバスも終わり、泊まりの観光客ぐらいで
静かにゆっくりと散歩を楽しんだ。

5/5 18:17

河童橋も数名程度
穂高の稜線部はガスがかかっていまいました。

5/6 3:31

3時起床
星空撮影に外に出てみたが雲が多くきれいな写真は撮れず

5/6 5:00

朝ご飯は昨日小梨平の売店で買っておいたどん兵衛
なじみの味で落ち着く

5/6 5:50

早々に撤収完了

5/6 5:50

撤収が終わると同時に小雨が降り出した
絶妙なタイミングの撤収だった。

5/6 6:00

穂高もどんより

5/6 6:06

15分で本日の歩き終了

5/6 7:32

沢渡駐車場に戻り今回旅も終わった。

5/6 8:48

いつもきになる看板
地元山形ではないよ！

撮影機器：

Canon PowerShot S120 Canon

装備

個人装備

フリース ハードシェル ソフトシェル 靴下3 グローブ アウター手袋 予備手袋2 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー サブザック アイゼン ピッケル スコップ 食料4日分 行動食 飲料 水筒（保温性） ライター コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 スマホ(GPS) 時計 サングラス タオル ナイフ カメラ テント一式 シェラフ ヘルメット

備考

反省点
日焼け止めと地図を忘れてしまった。

感想

manimani

　GWは涸沢でリフレッシュするのが恒例になりつつある。
今年は雪が多く、ここ二年の小雪とは雲泥の差だった。
涸沢のテント村も今年は多いように感じられた。涸沢でテントを張りゆったり過ごす、これが今回の目的だ、ピークはおまけで登れたら良い程度に考えていた。
涸沢ヒュッテ名物のおでんを食べながらお酒を飲み景色を堪能する、まさに至福の一時だ。
　2日目天気が良く、GW一番の好天だったのではないだろうか、今年はまだ登れてない北穂高岳に挑戦してみた。二年前に東稜を間違って登ろうしてて撤退したことがあったので、今回は無難に南稜を選択した。奥穂の雪壁ほどの危険度はなかったが、それでも傾斜は結構あり、下りは少し怖さも感じた。北穂高岳山頂からは槍ヶ岳と大キレットの眺めが素晴らしい。大キレットも歩いてみてもいいころ合いではないだろうかと考えるようになってきた。今年チャレンジする機会はあるだろうか。
　この日は気温も上がり小豆沢、北穂沢でも雪崩が相次いだ、何名か巻き込まれて怪我をされた方が居たようだ。ヘリで運ばれるのも目撃することになった。
GWの時期は日中に気温が急激に上がり、雪崩の発生の危険性が高まる、できるなら早朝の雪が締まっている早いうちに登り、できるなら午前中には下山を終わらせておきたいところですね。
　3日目、予定ではこの日に上高地まで下山して終了の予定だったが、小梨平のキャンプ場があまりにも心地よい気候だったので、ここでもう一泊していくことに変更。
上高地と涸沢で十分にリフレッシュしてから帰路に着いた。

涸沢も3年連続になったので来年は流石に違う場所にしとこうかな？

コメント

juan

晴天
おはようございます。毎年恒例？の涸沢ですね。
天気も良かった のでとっても楽しめたようですね。
それにしてもテントがとっても多い。
大キレットは確かに一度は歩いてみたいですね。
いつ行けるのやら…。

manimani

Re: 晴天
おはようございます！
三日間天気が良く今年もリフレッシュできました
テントの数は流石に多いですね〜
自分のテントが何処にあるのかわからなくなるぐらいに多い(笑)

大キレット歩きたいですが、テン泊装備では歩けそうにないので、
もし挑戦するなら小屋泊まりですかね

chicken_man

雪崩
北アは雪崩が多発したとか
ご無事で何よりです
それにしても凄い人出ですね
こっちとは大違いだ…

manimani

Re: 雪崩
雪崩れ多かったです。
滞在している間でも10回はあったんじゃないですかね。
巻き込まれた人も居て、雪崩の怖さを目の当たりにして、より気を付けようと再認識しました。
北アはやっぱり人が段違いです、今回だけで東北で一年に合う登山者を越えたんじゃないですかね(苦笑)