久斗山(兵庫100山、香美町)

2017年05月08日(月) [日帰り]

• GPS: 06:15
• 距離: 9.3km
• 登り: 860m
• 下り: 859m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:41
• 休憩: 0:35
• 合計: 6:16

距離 9.3km 登り 860m 下り 871m

7:47 スタート地点(駐車地)
8:21 8:22 蓮台山登山口
9:58 10:00 蓮台山
11:04 11:06 カサハ山
11:43 12:09 久斗山三角点峰(ここで食事)
12:32 12:34 濃於美山
13:37 13:39 久斗山三角点峰登山口
14:03 ゴール地点(駐車地)

天候

快晴(12〜15℃、風は弱い。ほとんど薄いアンダーウェア1枚で、風のあるときはソフトシェルを着た)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R178を西進し、余部ICで降り、降りた所の国道をすぐ左折して市午辺りの橋を渡って少し南下して林道の入口に駐車する。(写真2参照)

コース状況／危険箇所等

全ルートに標識やマーキングテープがあるが、迷いやすい所もあるので地図、コンパスが必携。GPSもあったほうがいいかも

[登山口〜蓮台山]…登りの尾根道
蓮台山の手前までやや急な傾斜の道が続く。蓮台山が近づくと傾斜が緩くなる。

[蓮台山〜カサハ山〜久斗山三角点峰〜濃於美山]…稜線歩き
少しアップダウンがある稜線歩き。笹が伸びてやや登山道が見えにくいところもある。左側（北側）が切れ落ちている稜線もあるので注意して歩く。

[濃於美山〜登山口]…下山道
緩やかな尾根を降りていく。マーキングテープが続いている。

その他周辺情報

R178の香住ICの近くに「谷田川温泉」がある。入浴料620円。定休日は水曜日。http://www.yadagawa.com/

写真

GPSの軌跡です。図をクリックして、「元サイズ」をクリックすると拡大します。

駐車地付近の航空写真。緑色の線は駐車地までの道路、赤色の線は駐車地までの下山路を示している。

5/8 14:45

余部鉄橋の展望施設「空の駅」から見た久斗山(下山後撮影)

5/8 7:46

林道入口のチェーンは施錠してあるので、林道入口に駐車しました。重機はR178の延伸工事用です。R178の自動車専用道路は現在余部ICが終点となっていて、さらにこの自動車専用道路の延伸工事が行われています。

5/8 8:15

林道の途中に甌穴公園があります。

5/8 8:19

甌穴公園を少し過ぎた所に蓮台山登山口(小さい標識あり)があります。矢印のようにここから尾根に取り付きます。

5/8 8:24

最初少し植林があります。

5/8 8:33

少し急な坂を頑張ります。

5/8 9:29

標高460mあたりからブナ林が現れました。

5/8 9:43

尾根の途中にあるオオカミ岩(熊岩)。矢印のところに穴(次の写真)がある。

5/8 9:44

オオカミ岩(熊岩)にある穴。穴が小さいので熊は入れないようです。

5/8 9:51

蓮台山近くになると緩やかな尾根となり、笹が多いブナ林となっている。

5/8 9:55

蓮台山頂上には八幡神社の屋敷があったようです。

5/8 9:58

蓮台山頂上付近の様子。蓮台山には頂上プレートが無かったが、「八幡神社元屋敷」の石碑が頂上プレートの代わりなのでしょうか。

5/8 9:56

蓮台山頂上付近にあった案内図

5/8 10:03

頂上付近の登山道には笹が伸びているところもある。

5/8 10:31

P629は南方向の展望が良い。近くに置いてあったビールケースの上に乗って撮影した。

5/8 11:04

650mの久斗山(カサハ山)に到着。頂上にはカサハ山と久斗山の2つの頂上プレートがあった。

5/8 11:25

途中の登山道に根の上がっているブナがあった。

5/8 11:33

カサハ山と久斗山三角点峰の間にも南方向の展望が良い所があった。木にくくりつけてあるビールケースの上に乗って撮影した。

5/8 11:35

ブナの若葉

5/8 11:36

幹がねじれているブナ

5/8 11:42

670.9mの久斗山三角点峰に到着。

5/8 11:42

ここには2等三角点(点名・九斗山)がある。ここで食事を取る。

5/8 12:23

久斗山三角点峰と濃於美山の間の登山道の様子

5/8 12:24

久斗山三角点峰と濃於美山の間の登山道から北方向に余部鉄橋が見えるところがあった。余部鉄橋は現在コンクリート橋に架け替えられているが、左側の3本の橋脚はそのまま残して現地保存されている。

5/8 12:32

濃於美山に到着。ここから下山する。

5/8 12:38

下山道の様子その1。

5/8 12:50

下山道の様子その2。だいぶナラ類が増えてきた。

5/8 13:34

もうすぐ久斗山三角点峰登山口。林道脇の小屋が見えた。

5/8 13:36

三角点峰登山口に到着。

5/8 13:36

三角点峰登山口にある石碑。「山之生神様」と読める。

5/8 13:50

R178の下をくぐると水田が広がっていた。矢印のように進んで駐車地に戻る。

5/8 14:02

駐車地が見えた。

5/8 14:38

下山後余部鉄橋に寄った。現地保存されている橋脚のうちの2本を撮影したが、もう1本手前に橋脚があるが写真には写っていない。橋脚の上にある線路が展望施設「空の駅」となっている。

5/8 14:48

左の線路が展望施設「空の駅」となっている。右の線路はコンクリート橋に新しく設置された線路で現在列車が走っている。

5/8 7:52

ミズタビラコ。(駐車地付近の林道で撮影)

5/8 7:55

シャガ。(駐車地付近の林道で撮影)

5/8 8:01

ヒメレンゲ。(駐車地付近の林道で撮影)

5/8 8:07

黄色い花はヘビイチゴ。紫色の花はサギゴケ。(駐車地付近の林道で撮影)

5/8 8:07

エビネ？(駐車地付近の林道で撮影)

5/8 8:53

ヤブレガサ。(蓮台山への登りで撮影)

5/8 9:11

シャクナゲの花は終わっており、この1本だけ咲き残っていました。(蓮台山への登りで撮影)

5/8 10:10

チゴユリ。(稜線の登山道で撮影)

5/8 10:26

ユズリハの雄花。花弁もガクも見当たらず、10個ほどの赤紫色の雄しべだけがある。(稜線の登山道で撮影)

5/8 10:46

ツクバネソウ(衝羽根草)。(稜線の登山道で撮影)。茎の先端に1個の、淡黄緑色の花を上向きにつける。花柄は長さ3-10cm。外花被片は披針形で、長さ10-20mm、緑色の萼状、内花被片はない。雄蕊は8個あり、花柱は4個に分枝する。果実は液果で、秋に径1cmほどの羽根突きの羽子（はご）に似た実が黒紫色に熟す。(Wikiより)

5/8 11:37

イワカガミの花が少し残っていた。これはピンク。(稜線の登山道で撮影)

5/8 12:13

イワカガミの花が少し残っていた。これは白。(稜線の登山道で撮影)

5/8 12:16

イワカガミの白い花。(稜線の登山道で撮影)

5/8 12:22

ツツジの花が少しあった。ミツバツツジ？(稜線の登山道で撮影)

5/8 13:41

タニウツギ。(下山地付近の林道で撮影)

5/8 13:46

オオカメノキ。(下山地付近の林道で撮影)

撮影機器：

DMC-FT2 Panasonic

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料(湯500mL＋水500mL) レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ スパッツ

感想

ymgoro

1．hetaregontaさんとkenken51さんのレコを参考にして、今回初めて久斗山に登りました。

2．前回の氷ノ山のぶん回しコース(距離18.3km、累積標高＋1363m、自転車走行4.3kmを含む)はきつくて翌日疲れがどっと出たが、今回は距離9.3km、累積標高が＋793mで、翌日疲れはあまり出なかった。距離10km程度のコースが私には適しているようです。

3．今年初めてイワカガミの花を見ることが出来てよかった。また、連休後ということもあり、山では誰とも出会いませんでした。

4．北近畿豊岡自動車道の日高ICからR178に入り、往路は間違いなく行けたのですが、帰路で二回、道を間違え、日高ICに入るのに苦労した。往路だけで無く帰路もしっかり道を調べておくべきでした。

5．登る途中で、小さな虫が喉に飛び込み、何回が咳をして対応したが、喉に違和感が残った。ぼつぼつ虫対策をしないといけない季節が近づいてきたようです。