ホオノキの花咲く浅間尾根で友人のトレランに便乗したが…
- GPS
- 03:20
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,145m
- 下り
- 778m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
拝島08:20/08:25(JR五日市線・ホリデー快速あきがわ3号) 武蔵五日市08:48 武蔵五日市駅09:00(西東京バス) 本宿役場前09:20 温泉センター(数馬の湯)14:53(西東京バス) 武蔵五日市駅15:45 武蔵五日市15:55(JR五日市線・ホリデー快速あきがわ2号) 拝島16:16 |
写真
感想
気づけばもう5月も半ば。
6月半ばにある乗鞍天空マラソンまで1ヶ月を切っている。
このマラソン大会に参加する友人にその名前を聞いて、その「天空を走り抜ける」というイメージの爽快さから申し込んでしまったのだが、内容を確認すると標高差1200mもあるので、走り切ることができるのか全く自信がない。
自信がないくせにトレランのトレーニングなど全くしていないのだが、普段からトレランをしている友人が浅間尾根でトレランをするというので便乗させてもらうことにした。
ほぼ1年前に浅間尾根をハイキングしているのだが(↓)、今回はその時とは逆に払沢の滝から西へ浅間尾根へ辿るルートだ。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-873330.html
一昨日あたりから暖気に覆われて、日本列島には一足早く夏が来ている。
今日も最高気温は30℃になろうかという夏日の予報で、朝から半袖でも大丈夫な感じだ。
数馬行きのバスは払沢の滝入口を通らないので檜原村役場前からスタート。
檜原村でも標高がそんなでもないので、初めから半袖で走り始める。
友人はタンクトップだしザックもトレラン用で、走り方も様になっていてやたらカッコいい。
それに比べてトレラン用のザックを持っていない自分は普段の日帰り用のザックだし走り方もヘロヘロで、単に山から下りてきてバスに乗り遅れそうで走っている感じだなと思いつつ友人の後を追う。
友人はそんな自分を見かねたのか途中からトレランではなくスピードハイクに切り替えてくれた。
結局友人のトレランを邪魔してしまっただけだったと反省。
トレラン用でないザックは重いこともあるが、走るとぶれるのでトレランには向いていないことを痛感したので、さっそく買いに行こうと決心する。
コンパクトになるものなら、通常の登山の際もサブザックとして使えるかもしれない。
去年寄った「そば処みちこ」では今年もクリンソウが満開で、その手前ではレンゲツツジも咲いていた。
ここは標高が低いのでレンゲツツジの開花も早いのだろう。
浅間嶺展望台では見えないだろうと思っていた富士山が思いがけず頭を出していて、すごく気分が盛り上がる。
去年も晴れていたように思っていたが、今日の方がより天気がよかったようで、記憶よりもものすごく広葉樹中心の緑の光が広がる明るい尾根だった。
初夏の陽がスポットライトのようにヤマツツジを照らし出しているのを友人と眺めたり、ホオノキの梢で大輪の花が咲いていると友人に教えてもらったりしていると、5月の爽やかな空気が身体全体に染み渡るのを感じる。
下りてから昼食の予定だったので、時間を見て仲の平分岐で尾根から下りる。
下りた仲の平バス停から目的の数馬の湯までは思いのほかすぐで、予定通り13時前に到着。
初夏の陽射しのなか温泉を堪能し、温泉の食堂で舞茸の天ぷらを発見し舞い上がる。
食堂には初夏の風が吹き抜けていく。
なんだかこのまま解散するには名残惜しすぎるので、福生の石川酒造「福生のビール小屋」での打上げを提案し、付き合ってもらう。
打ち上げの後、拝島駅へ向かう帰り道振り返ると子供の頃から見慣れた奥多摩の山々が傾きかけた陽に照らされているのが見え、つい最近まで結局ずっと同じ場所で同じことの繰り返しをしたままなんだろうなと思っていた人生も、少しずつ変えることができているのかもしれないと思った。
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