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ハイキング
妙高・戸隠・雨飾
“雨飾山” この魅力的な山名の乙女に会いに行く!
2017年06月09日(金) [日帰り]
sukanpo
その他1人
- GPS
- 07:54
- 距離
- 9.6km
- 登り
- 1,081m
- 下り
- 1,080m
コースタイム
天候 | 晴れ〜 ☼ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トイレ、休憩所、登山届BOXあり。 この駐車場の少し下にも、もう一ヶ所駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
休憩所の横から登山道に入り緩やかに下って行くと大海川沿いの木道となる。 ミズバショウが咲き乱れる明るい川沿いをしばらく遡って行くと左前方に滝が現れ、その手前から尾根に取り付く。 しばらく急登が続きブナ林となって斜度が緩やかになってきたらブナ平。 残雪に足跡が残りにくく斜面も広いため、このあたりからルートがわかり にくくなります。 残雪の上にベンガラのマーキングがありブナの幹にも赤ペンキのマーキングも ありますが、見つけにくいところが多く案外右往左往しました。 ブナ平から荒菅沢への下り口までの間のルートが一番わかりにくかった。 この日トップで上がられた方も、このあたりで2回迷ったとおっしゃって おられました。 私たちも残雪の斜面から尾根に取り付く夏道の入口がわからす、背丈を越す 笹と小灌木の強烈なブッシュをムリやり突破したところもありました。 下りでも、広い尾根から右に折れるところに気付かず100mほど行き過ぎ 登り返したりしました。 荒菅沢のトラバースは、最初が斜度も急で落ちたらちょっと大変そうな感じ だったのでアイゼンをつけました。 進むにつれ斜度は緩くなりますが、今度は上からの落石の危険があります。 荒菅沢を渡り切ったところの夏道の入口も少しわかりにくかったですが、 少し探すと木の梯子を発見できましたが、雪渓上で夏道を探すのに時間が かかると雪渓上を滑り落ちてくる落石に遭遇する危険性が高まるでしょう。 実際、帰りに荒菅沢のトラバースを渡り切ったところで休憩していると、 拳ふたつ分くらいの石がシュルシュルと雪渓上を滑り落ちて行きました。 荒菅沢を渡るとまた急登となり、上部ではちょっとした岩場や梯子があり ふたつ目の梯子を上がってしばらくすると緩やかな登山道となり笹平です。 笹平を左へ折れ、ハクサンイチゲやシラネアオイ、キジムシロ、カタクリ などが咲き乱れる、笹原の気持ちの良い緩やかな稜線を歩いて最後の急登を 登り切ると雨飾山北峰と南峰の間に到着します。 ここからはどちらへもスグ近くです。 なお、今回のコースのなかで登山口から稜線上の笹平までの間の7割くらい は雪の上を歩きました。 雨飾山が初めての場合、夏道が出ていないとコースがわかりにくいため、 GPSは必須と思います。 また、ジャンルを『ハイキング』としていますが、今回のような残雪期は 気楽なハイキング気分で行ける山ではないと思います。 |
その他周辺情報 | 雨飾荘 日帰り温泉入浴 大人700円、小人400円 泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉 効能:切り傷・やけど・慢性皮膚病・神経痛・慢性消化器病・痔疾ほか 雨飾高原露天風呂 雨飾荘の下の道を3分歩くと、ブナ原生林の中にとても雰囲気のいい 露天風呂があります。 泉質:ナトリウム炭酸水素塩泉 営業時間:10:00〜21:00(冬季休業) 男女別の湯船と脱衣所を備えています。 寸志でお入りいただけます。 〒399-9511長野県北安曇郡小谷村 大字中土18926−1 TEL.0261-85-1607 FAX.0261-85-1050 |
写真
装備
個人装備 |
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
常備薬
ツェルト
カメラ
アイゼン
ピッケル
熊鈴
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感想
雨飾山…
このなんともいえない魅力的な山名に惹かれ、若いころから一度は登って
みたいと思っていた。
しかし信州まで足を伸ばすのであればやっぱり北アルプスへ行ってしまう。
そうこうしているうちに、北アルプスへも行けなくなって幾星霜…
ところが最近、雪が消えると笹平に “雨飾山の乙女” が現れる!というのを
知ってからは、なんとしてでもこの魅力的な山名の雨飾山に登りその乙女に
会いたくなってしまいました。
ところが西日本から関東まで梅雨入りしてしまったので、また先延ばし!?
と思ってると、金曜日が梅雨の晴れ間になるみたいだったので急遽登りに
行ってきました。
初めての雨飾山、梅雨の晴れ間の気持ちのいい真っ青な空とタップリの
残雪と沢山の花々に楽しませてもらって山頂へ…
山頂から見渡す360度の絶景に大いに感動し、そして今回の目的である
“雨飾山の乙女” にも出会うことができてとても満足の山歩きとなりました。
次回は、紅葉シーズンに訪れたいとも思いましたが、この時期はすごく
人が多いらしいので、秋はやっぱり私にはムリかなぁ…!?
で、来週はドコ行こ!?
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大遠征御疲れ様でした!
“雨飾山の乙女”ですか全く知りませんでした。凄く素敵ですねぇ^^
僕もいつか行ってみたいと思いました!!
まだまだ残雪いっぱいですね。
遠過ぎてなかなか行けませんがやっぱり信州は素敵ですね〜また行きたくなっちゃいました!!
MR-Aさん、おはようございます。
普段、台高・大峰からほとんど出ない私にとって信州 雨飾山は…
それも新潟県との県境ですからやっぱり遠いですわ〜
でも一晩で、こちらではもう味わえない雪上歩きと北アやその他
メジャーな山々の大展望に高山植物のお花畑 \(^o^)/
さらに、こんなにいい山やのに人が少ない!
もう申し分ないですね〜
“雨飾山の乙女” は最近まで私も知らなかったんですが、
これを知ってからは、“雨飾山の乙女” に会いたいがために
絶対行きたい!!って思うようになりました。
“雨飾山の乙女” に出会うためだけでも、登りに行く価値は十分あると
思うので、ぜひ行ってみて下さいね〜 (^_^)v
sukanpoさん ご無沙汰しております。
雨飾山の乙女の横顔、はっきりと見させていただきました。
私も2年前のこの時期に初めて行きましたが、ガスガスでまったく見えずでした。
初めてこの山に登った時、ブナの新緑と残雪とのコントラストが
あまりにも美しく、ここは豪雪地帯の山域であるのだなぁ〜と実感したのでした。
頸城山塊の山々、まだまだ素敵な山がありますよ〜
火打山に妙高山、これからがハクサンコザクラが見ごろですよ〜
tekapoさん、おはようございます。
こちらこそ、ご無沙汰しており申し訳ございません。
tekapoさんが2年前に行かれた時は、ガスガスのため
“雨飾山の乙女” に出会うことができなかったんですか…
でもやっぱり、絶対に自身の眼で見ていただきたいです!
しばらくの間 “雨飾山の乙女” に見入ってしまうくらいですから、
tekapoさんにもぜひ “雨飾山の乙女” に出会っていただきたいです!
金曜日は、天気も良かったので、残雪とブナの新緑に青空が
加わって素晴らしく美しいコントラストで、感動ものでした!
ほんとに、豪雪地帯というのを実感しました。
私は今は、北アルプスよりも火打山・妙高山や戸隠、黒姫山や
tekapoさんのホームグラウンド!?の北陸の山々に惹かれてます。
その中でも、火打山・妙高山にはぜひ行ってみたいと思ってます!
ハクサンコザクラですか!
若い時に白山別山で大群落を見て感動して大好きになった花です。
やっぱり火打山・妙高山に行かねば!!
情報を、そしてコメントをありがとうございました!
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