西穂高岳(都内発0泊夜行バス)
- GPS
- 09:11
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 1,491m
- 下り
- 1,505m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:09
- 合計
- 9:11
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
【復】[上高地BT(16:15)]-[バスタ新宿(20:57)](¥6,200:さわやか信州号) |
コース状況/ 危険箇所等 |
2017/6/17時点積雪状況 登山口〜標高2,000m:積雪なし 標高2,000m〜西穂山荘:積雪あり 西穂山荘〜山頂:積雪なし |
その他周辺情報 | 登山口から徒歩2,3分のところに上高地温泉ホテル 外来入浴([受付時間]12:30〜15:00,[料金]¥800/人) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ライター
コンパス
GPS
筆記用具
日焼け止め
保険証
携帯
時計
タオル
カメラ
ヘルメット
グローブ
ストック
|
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感想
上高地側からの西穂高岳往復ピストン。
関東甲信越も梅雨入りしましたので、予報とにらめっこしながら週末の天気を伺っていました。
10日間予報から追いかけていくと、段々と北アルプスの予報が良い方に修正されていき、これは行くしかないとさわやか信州号を予約。今の時期はハイシーズンより片道¥1,200安いです。(そういえば、上高地線は扇沢線と違って深夜料金を取らないのですね。)
行きのバスは満員で、皆同じ様なことを考えるのかなと思っていました。
到着後、私と同じコースをとったのは数人でした。
上高地‐西穂山荘間では2,000m以降に残雪があり、また雪山ルートと夏山ルートを交互に行くような状態になります。リボン等の目印が各所ありますが、それでも迷いやすいので注意が必要です。
また、凍結は無いのでアイゼンは不要ですが、トレースも少なければ、日が高くなる程雪解けも進むので、踏み抜きには要注意です。
西穂山荘以降は超が付く程のド快晴。無風な上に空気も澄んでいて、遠くまで見渡せます。途中でお会いした散歩中の山荘の方のお話では、年間でも上位に入るほど良い天気だとか。
実際、富士山・北岳・奥穂・間ノ岳・槍ヶ岳・悪沢岳等、日本の標高上位の山々がほぼ見えていました(これは記録を書いている最中に気づきました。北穂や劔岳等元々他山に隠れて見えないものを除けば、20位以上の山はほぼ見えていた)。
西穂高岳の峰々(全部で13以上のピークがあるそうです)は岩場の経験が浅い私にはそれなりに困難でしたが、最高の気候と最高の景色に励まされて登頂完了。主峰から見る奥穂高・槍ヶ岳・裏銀座・立山・笠ヶ岳といった眺めには思わず言葉を失います。
ここまでにすれ違ったのは同じコースを先行していった数名と山荘泊?と思われる方のみでしたが、復路では新穂高ロープウェイ利用の方々らしき数十名とすれ違います。上高地側から登ったことで、ほぼ無人の稜線登りが出来たこともとても良かったです。
元来た行程を戻る中で、西穂山荘から先の残雪地帯で盛大に道を間違えました。
行きも分かりづらかったので最新の注意を払っていたつもりですが、いつの間にか焼岳方面の登山道を取っており、途中倒木なんかもありの道を戻りながら、午後にかかり融雪も進み、踏み抜き地獄にはまりながらの涙の下山になりました。
下山後は登山口すぐにある上高地温泉ホテルの外来入浴を利用させてもらいます。良ホテルの温泉らしく泉質設備ともにとても良いのでおすすめです。
雪に多少苦しめられたことを除いては、天気にも恵まれ、最高の山行となりました。
普段、標準タイム×0.8程度の方であれば無理なく行ける行程であり、またこちらのコースを採る方が少なく、利用者の多いロープウェイ利用ルートより先行できるので、人の少ない時間帯を独占できます。初心者の岩場の練習としても丁度良いと思います。
いつの日かジャンダルムに挑戦したりする前に何度か訪れることになるであろう、お気に入りルートになりました。
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