記録ID: 1175569
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雪山ハイキング
剱・立山
毛勝山(富山百山 72座目)
2017年06月18日(日) [日帰り]
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,786m
- 下り
- 1,774m
コースタイム
天候 | 薄曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山行当日の状況です。 橋を渡って徒歩5分ぐらい、道がカーブするあたり左手に毛勝山の登山口があります(白い岩と赤いマーキングが目印)。最初はシダが茂っている中を行く緩斜面ですがすぐに西北尾根の横斜面を直登するような登山道になります。ロープや木の根をつかみながらの急登です。下山時には落石を発生させがちです。 標高1060mぐらいで西北尾根に出て右へ尾根なりに進みます(斜度は少しはましになります)。樹幹越しに左は僧ヶ岳・駒ケ岳、右は大明神山が見えます。1479.3mの三角点を経ると笹が目立つようになってきますが1700mぐらいまでは樹林帯の中です。その後、植生が低木、笹中心になっていきます。 1850〜1900mのトラバース個所から雪がつきはじめます。トラバース後から夏道が数m露出しておりそこから雪稜を上ります。その後少し長い夏道があり再び雪上歩行です。2000m付近に広尾根(無雪期だと二重山稜と思われる)があって右寄りを通過しました。2023ピーク(モモアセ山)は右を巻き少し降りて、少しだけ夏道に入り鞍部に出ます(夏道をパスしてもう少し下ってから鞍部に乗り上げる方法もありそうでした)。モモアセ山を下りた後はすべて雪上歩行になります。2151ピークからの降下は積雪のためかほんの僅かな感じです。そこからは最後の急登になり頂上に至ります。 感想・記録にも書きますが雪上歩行は登山者の技量にによっては藪に逃げたりしたほうが良いときもあるかと思います。 |
その他周辺情報 | 魚津方面に帰るなら立ち寄り湯は満天の湯でしょうか。 |
写真
装備
備考 | アイゼンはトラバース個所から山頂まで使用しました。 ピッケルは持参しなかったのですがあったほうが良かったです。ストックでは怖いところがありました。 飲料水は3.5リットル用意して2リットル消費。薄曇りで涼しかった(山頂では寒いくらい)ためあまり消費しませんでした。 |
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感想
毛勝三山(毛勝山、釜谷山、猫又山)のうち未踏だった毛勝山に挑戦することにしました。
難易度は猫又山(ブナクラ谷経由)<毛勝山(西北尾根)<釜谷山(猫又山経由)と思います。
釜谷山よりはましかもしれませんが毛勝山はきついと感じました。
三角点までの登山道はとにかく「木の根っこと格闘」という感じで足元ばかり見ていたように記憶しています。
雪上歩行の登りには急登もあり、かなり消耗しました。あまりにも急な場合は滑落が怖いので藪に入ったり草付き斜面に逃げたりして凌ぎました。下山でも同様でしたがさらに前爪蹴り込みのバックで降りたりしゃがみグリセードで降りたりしてなんとかこなしました。
自分はストックとピッケルの両方を持参するタイプなのですが今回は「大丈夫だろう」と思ってピッケルを省きました。結果的には大丈夫だったのですがやはりきちんと準備しておいたほうが良いと思いました。頂上からの景色は完璧とまではいきませんでしたが劔岳方向や後立山方向が良く見えて満足のいくものでした。
下山はガスって展望がなかったのでススタケを採りながら降りてきました。今は標高1500mから1700mぐらいが旬のようです。
絶好の眺望に恵まれそうなコンディションで今度は秋に訪れたいです。
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こんばんは、ピークでお会いしたものです。
勝手ながら劔バックの写真撮らせてもらいました。あまりにいい絵面だったもので…
私も秋には稜線を歩いてみようと思います。藪漕ぎ必至ですがー^_^;
shimmon0711さん、こんにちは。
山頂には同着でしたね。
写真の件、無問題です。というかプロフィール写真に使わせていただきます。
またどこかの山でお会いしましたらよろしくお願いします。
おおー採用ありがとうございます!
ご近所ですので北陸の山をフラフラしております。
またお会いしましたらよろしくお願いします。
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