大朝日岳（ヒメサユリはもう少し先！だったが残雪の大展望、古寺鉱泉から） 東北、山形遠征②

2017年06月24日(土) [日帰り]

• GPS: 12:17
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,632m
• 下り: 1,633m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:56
• 休憩: 2:08
• 合計: 12:04

5:23 古寺鉱泉下駐車場
5:28 5:35 古寺鉱泉
7:00 一服清水
7:05 ハナヌキ峰分岐
7:41 7:46 三沢清水
8:14 8:22 古寺山
9:07 9:14 小朝日岳
10:26 10:36 銀玉水
11:11 11:45 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
11:59 12:10 大朝日岳
12:24 12:34 大朝日岳山頂避難小屋（大朝日小屋）
13:05 13:17 銀玉水
15:06 15:16 古寺山
15:36 15:37 三沢清水
16:04 16:05 ハナヌキ峰分岐
16:09 16:15 一服清水
17:19 17:25 古寺鉱泉
17:27 古寺鉱泉下駐車場

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

・県道27号から古寺へ
・イワナ？養殖場跡？を右折して古寺鉱泉へ
・道路突き当たりが駐車場（仮設トイレ2あり）　40台ぐらいは駐車できるでしょうか、けっこう広いです

コース状況／危険箇所等

・大朝日小屋手前の残雪は勾配もあるので、雪の状態によってはアイゼンが必要です
・その他は危険な箇所はないかと思います

その他周辺情報

大井沢温泉 湯ったり館
http://www.gassan-shop.com/hpgen/HPB/entries/8.html

大朝日岳と月山の中間にあるので、２座をハシゴするならちょうど良いかも

写真

6/24 5:23

「。」yyコメ　「なし」noriコメ

トイレ（仮設）は2個　

6/24 5:23

朝の時点は車が少なかった

6/24 5:27

駐車場から沢沿いを歩きすぐに、朝陽館
登山道は建物の左へ回り混みます

6/24 5:42

まずは妖怪がお出迎え
ギンリョウソウ

6/24 5:52

ブナ林の稜線

6/24 6:02

合体の樹（右がブナ、左がヒメコマツ）
確かに合体しているわ・・・

6/24 6:38

立派なサルノコシカケ

6/24 6:55

ハナヌキ峰分岐手前の水場
冷たい水で一息、助かります

6/24 7:03

タムシバと青空、新緑
いい感じ〜

6/24 7:05

ハナヌキ峰分岐
ほぼ予定どおり、ここまで1時間35分

6/24 7:22

さて、古寺山までかんばりますよー

6/24 7:18

ズダヤクシュ

6/24 7:32

標高が上がるにつれ、お花も見られるように
ショウジョウバカマ

6/24 7:53

ムラサキヤシオツツジ

6/24 8:13

古寺山（1,501m）に到着すると、小朝日岳、大朝日岳が見えます
これから先は展望が良い

6/24 8:14

小朝日岳、大朝日岳、中岳

6/24 8:19

大朝日岳をアップで
小屋も見えます

6/24 8:31

ハクサンチドリ

6/24 8:33

あっ！ヒメサユリだ（まだ蕾）
古寺山付近から銀玉水にかけて多くありました
咲いているのないかな〜

6/24 8:35

マツトリソウ

6/24 8:39

イチゴの仲間っぽいんだけど・・・

後に、ノウゴウイチゴ と同定できた

6/24 8:45

シラネアオイ

6/24 8:49

サンカヨウ

6/24 8:50

エンレイソウ

6/24 9:08

小朝日岳（1,647m）に到着

6/24 9:08

登って来た稜線
古寺山が見える

6/24 9:16

大朝日岳へ向かう

6/24 9:21

銀玉水からの登りには雪が多く残る
小さく登っている人が見える

6/24 9:37

小朝日から一旦下る
振り返り小朝日岳

6/24 9:19

コイワカガミ

6/24 9:47

アカモノ

6/24 9:59

ミヤマキンバイ

6/24 10:13

近づいて来ました

6/24 10:25

銀玉水（水場は帰りに立ち寄ることに）

6/24 10:36

念のためアイゼンを装着
安心だし

6/24 10:37

登り始めは勾配がきつい

6/24 10:39

妻はピッケルに軽アイゼン
この組み合わせの方が良いかも

6/24 10:59

おとなりの中岳

6/24 11:02

ミネウスユキソウ（ヒナウスユキソウ）
群落もありました

6/24 11:10

大朝日小屋着
30名以上の団体さんが頂上から下りお弁当を食べていました
朝陽館に前泊・後泊するそうです

6/24 11:26

自分たちは頂上の前に腹ごしらえ

6/24 11:53

団体さんは下山開始
誰もいなくなった山頂へ向かいます

6/24 12:00

大朝日岳（1870m）
登頂！

6/24 12:00

三角点にタッチ

6/24 12:01

方位盤

6/24 12:03

ケルンの上にカメラを置いてセルフタイマー撮り

6/24 12:09

南への稜線
右奥のピラミダルな山は祝瓶山（しゅくびんやま）
みちのくのマッターホルン

6/24 12:12

下山開始！
中岳、西朝日岳の稜線

6/24 12:37

チングルマ

6/24 12:38

いい感じです

6/24 12:59

銀玉水手前の残雪
小屋泊のパーティーが登って行きます

6/24 13:03

サングラス　あった方がいいね

6/24 13:18

銀玉水
冷たくて豊富な水、下山用の水を確保！

6/24 13:21

翌日予定の月山かな？

6/24 13:21

やっぱり月山だ

6/24 13:36

大朝日岳を振り返る

前の写真を撮る自分

6/24 13:56

帰りは小朝日の巻き道

6/24 14:02

ブナ
樹形やウロでお化けのように見える

6/24 14:04

ウラジロヨウラク

6/24 14:05

タニウツギ

6/24 14:09

巻き道分岐

6/24 14:11

巻き道からの大朝日、中岳

6/24 14:14

マイヅルソウ

6/24 14:31

オオカメノキ（ムシカリ）

6/24 14:51

ヒメサユリ
登りの時は咲いていなかったけど、午後から気温も上がったし咲いてないかな〜と探しながら下る

6/24 14:53

サラサドウダン

6/24 14:53

発見！咲きそうなヒメサユリ

6/24 14:54

このヒメサユリがもっとも色づき、今にも咲きそうでした

6/24 15:04

賞味期限切れのカタクリ

6/24 15:06

古寺山から
午前中より雲が少なくなっていい感じに

6/24 15:16

大朝日岳、中岳

6/24 15:44

まだ月山が見える

6/24 16:01

ねじ曲がったブナの幹

6/24 16:03

ハナヌキ峰分岐

6/24 16:31

枝ぶりが見事なブナ

6/24 16:51

ブナの赤ちゃん

6/24 16:53

再び　合体の樹
確かに合体しているわ・・・

6/24 17:01

このマツのパワー感じます?︎

6/24 17:11

長い稜線を下って来ました

6/24 17:22

無事、朝陽館へ到着

最後に　ヤマオダマキ
ハートっぽい葉もかわいい

6/24 17:24

団体さんも先ほど着いたのかな

撮影機器：

Canon PowerShot G10 Canon

iPhone 7 Apple

感想

nori1496

【ヒメサユリを楽しみにしていましたが残念！しかし美しい山でした】
今回の東北、山形遠征でもっとも楽しみにしていた山です。ちょうどお天気もこの3日間の中でもっとも良くなり、ラッキーでした。お目当にしていたヒメサユリは今年は残雪が多く、開花も遅めということで、地元の登山者の話では例年より2週間遅いのではということでした。それでも、今にも咲きそうなピンクの蕾を確認できました。また、他の花々も楽しめました✨
古寺山からの小朝日岳、大朝日岳、そして小朝日からの大朝日、中岳の景色は美しく、残雪の白と新緑の緑の縞模様がこの時期だけのもので、とても良かったです。

【古寺鉱泉〜古寺山】
古寺鉱泉へは前日の明るいうちにIN、外でご飯を作っていると虫に刺されますので注意が必要💦
橋を渡り朝陽館の左を登りしばらくで稜線に取りつき、ブナ林の稜線をハナヌキ峰分岐まで延々と登ります。この間は花も少なくちょっと飽きて来ます。
ハナヌキ峰分岐手前に水場はありがたく、気分転換にもなりました。
徐々に花も増えて来て、初夏から春に逆戻り、ショウジョウバカマもまだ花のものが増えて来ます。古寺山からは小朝日岳、大朝日岳、中岳の眺望が素晴らしい。

【古寺山〜小朝日岳〜大朝日岳】
古寺山から先は大きな木がなく、眺望を楽しみながら歩きました🏔
また、花の種類も増え、お目当のヒメサユリ（まだ蕾）も登場！残雪を過ぎ小朝日岳手前の急登をの登り切ると、小朝日岳。随分、大朝日が近づいてきた。銀玉水からの登りには雪が多く残り、小さく登っている人が見えた。一旦下り、銀玉水の広場でアイゼンを装着し、雪の壁に取り付く。壁というほどでもないけど、雪の状態によってはアイゼン、ピッケルがあった方が安全！斜距離で250m〜300mほどあるでしょうか。
難所を過ぎれば小屋までもう少し、ミネウスユキソウの群落地を横目に大朝日小屋に到着！ちょうど、30名近くのツアー御一行様が頂上から下山後、お食事タイムでした。
自分たちも、お腹が空いたので食事🍴　ツアー客の方と少しお話をしているとその方は東京からの参加ということで、朝陽館に前泊・下山後に後泊ということで、交通費を含めると五万円オーバーの料金だとか・・・😅
団体さんが下山を開始した頃、自分たちは大朝日岳のピークに登り始め、誰もいないピークからの景色を堪能。セルフタイマー撮りをしていたら、朝日鉱泉から登ってきた地元の男性が登場。朝日鉱泉からは距離が短いが、急登できついとのこと。この男性は小朝日岳へ向かって下山していたので、鳥原小屋を経由する周回コースだろうか。

【下山】
下山開始！下山も花を楽しみながら・・・小屋泊の方とけっこうすれ違いました。驚いたのは、銀玉水の下でサンダルで登っている方にお会いしたこと。「サンダル！」って言うと、「気持ちいいよ〜なんでしないの〜」とのこと。お仲間の方は「決して真似をしないでください（笑）」と楽しい3人パーティーでした😃
小朝日岳は巻き道で通過し、古寺山からは午後から天気がさらに良くなって、朝日岳を望むことができました。さらに、翌日登る月山も遠くに見え、ハナヌキ峰分岐から長い稜線をいろんな木を見ながら下山しました。朝陽館では団体ツアーの御一行様が下山した直後の模様で賑わっており、駐車場では、マイカーの隣に明日、朝日岳に登るという、たしか長岡ナンバーのご夫婦がキャンプ中で、前日は鳥海山へ登って来たという。自分たちは翌日の月山、サクッと登って雨には会わなかったが、このご夫婦は無事朝日岳を登れたのか気になるところ・・・

ゆきんこ

山形2日目は、ガチ登山です。ヒメサユリを見たくて山形3山を計画しました。山レコに古寺からの記事がなく、一輪だけでも咲いてるかと期待しましたが、今年は残雪が多く例年より2週間ずれているとの事でした。ピンクに蕾んでいるものがあり咲いている事を妄想して登りました。

久しぶりの長距離と暑さと虫の多さにやられました。新しいグッズで、ハッカ油を使用してみました。凄くいい香りで、良かったです。虫は、ネットをしてもネットにくっていてきたり、隙間から入ってきて大変でした。手に3箇所刺され2日たっても痒くて痒くてたまらんです。

お花も多く、残雪のゼブラ模様が綺麗でした。ツアーで来られていた方と話す事かできて、二泊三日朝陽館泊まり東京からバス往復での費用の高さにぶったまげました。私は、自家用車＋車中泊＋部分高速道路＋軽自動車だったので1/5の費用です。

運転手さんに、感謝。

そして、3日目最終日の登山口へさっぱりお風呂に入って向かいます。道中、コンビニがファミマしかないので、夕飯はコンビニとなりました。