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Yamareco

記録ID: 1191611
全員に公開
沢登り
奥多摩・高尾

深入沢 小釜・小滝が続くお手軽沢登り

2017年07月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:18
距離
7.5km
登り
1,119m
下り
1,114m

コースタイム

日帰り
山行
6:07
休憩
0:04
合計
6:11
距離 7.5km 登り 1,132m 下り 1,114m
7:27
7:30
235
入渓
11:25
124
遡行終了
13:29
13:30
0
13:30
ゴール地点
ルートはEtrec20xのGPSデータです。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
車3台を連ねて中央道の大月ICより下道で、深城ダムの駐車場へ。
駐車場にはお手洗いあり、お手洗いの水は飲料用ではありませんので注意。

帰りは丹波村「のめこいの湯」経由で奥多摩から1台は飯能へ抜けて下道で、2台は八王子ICで中央道に乗ってそれぞれ帰りました。
コース状況/
危険箇所等
●参考資料
東京起点沢登りルート120 相模川水系葛野川 深入沢
グレード:2級下 ピッチグレード:- 総合グレード:中級

●入渓まで
深城ダムから大月方面に橋を少し下ると左手に沢におりる階段あり。途中で階段は切れて慎重な下りを要します。

●遡行状況
ルート120では最初から最後まで息のつけない遡行が続くと書いてあるが、実際はグレードほど厳しくない印象があったのと、滑りも今まで経験した中でも大したことないイメージが強かったです(当方フェルトシューズ)。
最初の滝は左から巻いて折口が脆かったので懸垂下降で下ります。
安全のためロープを数か所張りましたが、それほど難しくない印相を受けました。
大滝はどれもきれいです。

最後の詰めは手前の分岐の2段4mから右にトラバース気味に薄っすらと踏み後(けもの道)らしきものを辿って歩き、登りやすい尾根が出てきたところで直登しました。

●下り
明瞭な尾根を一気に下ります。途中踏み後が不明瞭になりますが基本尾根沿いです。
下山の時間は1時間もかからない位で楽でした。
その他周辺情報 ●温泉
駐車場より8km先に小菅の湯がありますが、先に行って丹波村「のめこいの湯」にて汗を流しました。
深城ダムの駐車場に車を置き遡行に向かいます。
深城ダムの駐車場に車を置き遡行に向かいます。
ダムの水量がずいぶんと少ないんだけど…今年は水不足大丈夫かな。
ダムの水量がずいぶんと少ないんだけど…今年は水不足大丈夫かな。
車道を大月方面に数分戻り左手に川に下る階段があります。
車道を大月方面に数分戻り左手に川に下る階段があります。
ダム放流時の注意書きあり。
ダム放流時の注意書きあり。
最初は整備された下り。
最初は整備された下り。
途中からなくなり急斜面を慎重に下る。
途中からなくなり急斜面を慎重に下る。
入渓点に降り立ちました。水量は意外に少ない。
やっぱ雨降っていないから?
入渓点に降り立ちました。水量は意外に少ない。
やっぱ雨降っていないから?
最初の滝は左から巻きます。
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最初の滝は左から巻きます。
巻いた後、安全を期し懸垂下降で降りる。
12人いると結構時間かかる。
巻いた後、安全を期し懸垂下降で降りる。
12人いると結構時間かかる。
いよいよスタート。
いよいよスタート。
ヌメっているとの記載でしたが、そうでもなかった。
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ヌメっているとの記載でしたが、そうでもなかった。
小滝には膝から腿までつかるような小釜がついているところが非常に多いのが特徴でしたね〜。
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小滝には膝から腿までつかるような小釜がついているところが非常に多いのが特徴でしたね〜。
ルート120の◆10mの滝。離れた右側壁を登る。ホールドスタンスは豊富。
ルート120の◆10mの滝。離れた右側壁を登る。ホールドスタンスは豊富。
釜を持った小滝が多いのが深入沢の特徴ですね。
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釜を持った小滝が多いのが深入沢の特徴ですね。
連続して小滝が出てくるが結構登りやすい。
連続して小滝が出てくるが結構登りやすい。
左から登る。
左も右も登れる。
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左も右も登れる。
ナメっぽいが登りやすい。
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ナメっぽいが登りやすい。
釜を右に左に好きなようにヘツリ登ります。
沢登りは、人によって登り方も登る場所も違うので見ていて面白い。
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釜を右に左に好きなようにヘツリ登ります。
沢登りは、人によって登り方も登る場所も違うので見ていて面白い。
今日は天気も良く緑がきれいだ。
今日は天気も良く緑がきれいだ。
右でも左でも行けます。ヌルヌルと書いてあるがそうでもなかった。
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右でも左でも行けます。ヌルヌルと書いてあるがそうでもなかった。
ルート12010×12m。
水流右から。
水流沿いを行く
最後ちょっといやらしいが登れる。
最後ちょっといやらしいが登れる。
ルート12010×12m。上から見る。
ルート12010×12m。上から見る。
4m右から登る。
4mは取り付きシャワー。
4mは取り付きシャワー。
快適な小滝登りが続く。
快適な小滝登りが続く。
2段4mの下部。
2段4mの上部。右も左もどちらでも。
2段4mの上部。右も左もどちらでも。
ルート120の10×15m。
どこも登れるが水流左側を1段登り。
ルート120の10×15m。
どこも登れるが水流左側を1段登り。
上部は右側を木の根っこをつかみながら登る。
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上部は右側を木の根っこをつかみながら登る。
小滝が続く。
上流も快適な滝登り。
上流も快適な滝登り。
左から。
二俣に到着。
ここから右の大石方面を選択し、さらに沢をはずれトラバースするように隣の尾根を目指す。
二俣に到着。
ここから右の大石方面を選択し、さらに沢をはずれトラバースするように隣の尾根を目指す。
うっすらと踏み跡みたいなのがある。
けもの道かもしれません。
うっすらと踏み跡みたいなのがある。
けもの道かもしれません。
GPSで確認し、登りやすい尾根道に着いたところで直登する。
GPSで確認し、登りやすい尾根道に着いたところで直登する。
15分位直登して作業道に到着。
そこからは急な作業道を下る。
15分位直登して作業道に到着。
そこからは急な作業道を下る。
ダムの見晴らしが良い場所に出ました。
ダムの見晴らしが良い場所に出ました。
帰りは小菅の湯を通り過ぎて「のめこいの湯」にて汗を流しました。600円也。
ぬるっとした良泉質です。
帰りは小菅の湯を通り過ぎて「のめこいの湯」にて汗を流しました。600円也。
ぬるっとした良泉質です。
もっときれいな感じだった気がするんですが。。
カメラで見るとなんか普通。。写真下手なんだろうなー
2017年07月09日 08:39撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/9 8:39
もっときれいな感じだった気がするんですが。。
カメラで見るとなんか普通。。写真下手なんだろうなー
KAZさん。
2017年07月09日 08:46撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/9 8:46
KAZさん。
今日はKAZさんのうしろをあるいてましたよ
2017年07月09日 10:20撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/9 10:20
今日はKAZさんのうしろをあるいてましたよ
ちょっと長めのナメ。簡単だけど、滑っちゃうと結構危険ぽいのでロープ出しました。
2017年07月09日 10:30撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
1
7/9 10:30
ちょっと長めのナメ。簡単だけど、滑っちゃうと結構危険ぽいのでロープ出しました。
二股の登ってない側の滝。こっちの方が見た目は綺麗だった。
写真下手ですが、ホントはもっと高さありました。
2017年07月09日 11:02撮影 by  RICOH WG-5 GPS, RICOH IMAGING COMPANY, LTD.
7/9 11:02
二股の登ってない側の滝。こっちの方が見た目は綺麗だった。
写真下手ですが、ホントはもっと高さありました。
##ここからkaz撮影分##
ダムから橋を渡って入渓地点への降り口へ向かうメンバー
2017年07月09日 07:20撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 7:20
##ここからkaz撮影分##
ダムから橋を渡って入渓地点への降り口へ向かうメンバー
入渓地点への下りはこんな感じで油断すると滑ってしまいそうな斜面
2017年07月09日 07:27撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 7:27
入渓地点への下りはこんな感じで油断すると滑ってしまいそうな斜面
ここが入渓地点
2017年07月09日 07:28撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 7:28
ここが入渓地点
最初の滝を見るメンバー達
2017年07月09日 07:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
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7/9 7:32
最初の滝を見るメンバー達
shutenroujinさんとCKoneさん
2017年07月09日 08:03撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 8:03
shutenroujinさんとCKoneさん
二番目の滝をどうにか登れないかと見上げるkok555さんとCKoneさん、先行隊は右側を登ってます。
2017年07月09日 08:09撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 8:09
二番目の滝をどうにか登れないかと見上げるkok555さんとCKoneさん、先行隊は右側を登ってます。
後発隊のトップはCKoneさん
2017年07月09日 08:32撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 8:32
後発隊のトップはCKoneさん
2017年07月09日 09:30撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 9:30
norip-2135さん
2017年07月09日 09:41撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 9:41
norip-2135さん
今回の大所帯を率いてシンガリを安定して進むH川さん
2017年07月09日 09:43撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 9:43
今回の大所帯を率いてシンガリを安定して進むH川さん
先発隊、順々に水流沿いに登っていきます
2017年07月09日 10:22撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 10:22
先発隊、順々に水流沿いに登っていきます
時折、トップで滝を攻めようと先行するkok555さん
2017年07月09日 11:02撮影 by  COOLPIX AW130, NIKON
7/9 11:02
時折、トップで滝を攻めようと先行するkok555さん

感想

11名もの大所帯で前夜テント泊(宴会)付で沢登りを楽しんできました。
前夜は深夜まで飲んで話をしてしまい、少々寝不足気味にスタートしましたが、登りやすくて気持ちの良い小滝やナメ、小釜が次から次へと出てきて、遡行を飽きさせない、楽しいルートでした。
大所帯だったので、先発隊6名+後発隊5名にグループ分けして進みましたが、他の入渓者もなく、マイペースで遡行でき、またロープでしっかり確保という登攀不要、各自自分の好きなルート、登りで次々と水流をクリアして進める、初級な私には丁度良いルートでした。
暑すぎず寒すぎずの丁度良い気候・水温条件だったのも良かったけど、泥水箇所が多かったのはちょっぴり残念かな。これで透明な水流だったら最高だし、思いっきりシャワークライミングできるんだけどね(^_^;)

それでは、先発隊がルート10×15mを登る動画をどうぞ↓




この山行での一番核心だったのは、遡行を終えて、稜線へ出るためにトラバース気味に斜面を進んだときのザレザレズルズルな足元、おまけにフェルトシューズで踏ん張り利かない状態で、非常に疲れたところかも。
これが無ければ沢登り最高なんだけどね、でも仕方ないか(*_*;

シーズン4回目のなる沢登りは「深入沢」。三頭山の西に位置する奈良倉山の西南にある沢で、場所的にちょっと遠いなと思っていました。ところが、大月から入ると思いのほか早かったです。

この日の遡行者はおらず、12人の大所帯を2パーティーに分けて快適な沢登りが出来ました。この辺の山域らしく木々に囲まれ暗めの雰囲気です。が、小滝にはかなりの確率で、膝から腿までの深さの小釜があり、水量は少なかったですが水に入りながらの遡行、沢らしい雰囲気が気に入りました。ルート120に記載されていた“ヌメ”や“細かい”ホールドスタンスもそれほどでもないし、登攀的な要素も少なく快適な遡行が出来ました。

若干気になったのは、釜に沈殿している泥が多く、2番手以降が歩く時には泥水と化していることか。上部に行くと流れてくる水自体が泥水だったなー。ということで、釜はなるべくヘツる方向で遡行しましたよ。今年は空梅雨で水量が少なく泥が流れきらないのかなーとも思い、水量が多い時には、おそらくきれいな沢になっているだろうから、そんな時に思いっきり浴びて登りたいですね。
実力のあるCkoneさんやkok555さんには物足りない沢だと思いますが参加してくれたのも嬉しいです。自分と同レベルのkazさんもきっと楽しめたかな。

また、前夜発で駐車場に到着し深夜2時まで飲みながら話せたのが、また自分にとって嬉しい時間でした。登るのも楽しいですけど、仲間と一緒に山の話やらする時間も貴重ですね〜♪

自分の実力的に東丹沢のモミソ、西丹沢のマスキ嵐、奥秩父の東釜に加えて、比較的ロープを出さなくても登れるお気に入りの沢になりました。今月は残り普通の登山計画だけなので、来月また沢登行きたいですね。

たのしかったですよー。
いろんな登り方ができる滝がありましたし、
高さもそれほどでもないので、いい練習になる感じですかねー?

ただ、泥っぽく濁っちゃうのは微妙かも。。

業務連絡)きゃんぷ祭で沢行けそうです。近日中に計画あげられると思います!

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