武川岳〜二子山
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.2km
- 登り
- 1,036m
- 下り
- 1,061m
コースタイム
天候 | 全般的に曇り。 気温(22〜23℃)のわりに蒸し暑かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:芦ヶ久保駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・名郷〜武川岳 天狗岩で岩登りがあります。女坂の迂回路があるようなのですが、みつかりませんでした。 ・武川岳〜二子山〜芦ヶ久保 基本的に問題ないのですが、下り斜面が急で、雨天もしくは雨上がりはとてもすべりそうです。 |
写真
感想
今回のテーマは「近場である程度しっかり登れる山」
いろいろと検討した結果、まだ行ったことのない名郷〜武川岳〜二子山〜芦ヶ久保
の縦走路を歩いてみることにしました。正直なところ、行く前はそんなに大したこ
とはないのでは、と思っていたのですが…
名郷バス停では私たちとともに、十数人のハイカーさんが降りました。しかし、い
ざ歩き始めると、おや?私たち以外、誰も武川岳に向かう人はいないじゃないです
か。みなさん蕨山へ向かうみたいです。
「わたしたちが行く方向、いつも人がいないよね〜」
と、clioneさん。そうなんです。まあ、人が少なそうな山を選んでいるのは間違い
ないのですが、あれだけたくさん山の格好をした人がいたのに誰もこちらへ来ない
なんて…
武川岳といえばカタクリの花で有名なのですが、時期が過ぎた今となってはそんな
に登る人はいないのかもしれません。ていうか、名郷からの天狗岩ルートをとる人
がいないのですね。入り口の案内板を見たら「健脚向け」と書かれてました(苦笑)
しばらく舗装路を登り、登山道に入っていきます。薄暗い植林を縫うように登って
行くのですが、気温は22〜23℃くらいにもかかわらず湿度がかなり高いみたいで、
汗が滝のように流れ落ちます。いくらも歩かないうちに体力がどんどん消耗してい
るように感じました。50分程度、林の中を登って行くと、工事現場(採石場?)が見え
てきます。
(注意:この先で気を付けてほしいことが! ここから先のルートは、尾根道を外さず
に登るようにしてください。するとちゃんと天狗岩に到達できます。)
ところが私たち、分岐において、尾根をはずす左のルートを取ってしまったので
す。踏み跡はずっと続いているのですが、行きついた先は足場のかなりゆるいガレ
場&急斜面。clioneさんからの落石攻撃は受けるし、とても登れそうにないので諦め
て分岐付近まで戻りました。ちゃんと道標をつけてほしいものです。
改めて、尾根道を登って行くと天狗岩に無事に到着。
「いやいや、大変だったね」
なんて思っていると、今度は男坂の岩登り。今日の体調からするとかなりタフな行
程です。なんとかよじ登ってクリアしました。岩場の一番上は本来ならば蕨山方面
の眺望が期待できる場所なのですが、本日はガスによりアウト。何も見えませんで
した。残念。
さてさて、さらに道は続きます。しばらく行くと、獣除けのネットが出てくるので
すが、ここから再び急な登りが。本当にこの日は湿度が高いせいでしょうか。二人
して汗のかき方が尋常でなく、かなりバテ気味になってました。武川岳はまだか…
ギンリョウソウを見つけ、ちょっとテンションが上がったころにようやく前武川岳
につきました。周りは木々が生い茂り、見晴らしはまったくありません。しかし、
ここから武川岳はあと少し。武川岳山頂でのランチめがけて、猛ダッシュをかまし
たのは言うまでもありません(笑)
武川岳登頂!すでに何人かの方がランチを取っていましたが、残念ながらここもガス
の中。まあ、こんな天気だから仕方ないですね。
今日のメニューはclioneさんによる肉巻きおにぎり。フライパンを持参で再度焼き
直したのですが、これが美味しかった! 歩く元気がでてきましたよ〜♪
では、エネルギーを補給したところで、いざ焼山へ。武川岳からぐんぐん下って行
くのですが、この下りがかなり急なものでしんどい。下りのほうがかなり足にきま
す。下りきった後は林道としばらく併走する形で進み、アップダウンを繰り返しな
がら焼山へ。私もそうですが、clioneさんもかなりバテている様子。焼山山頂から
は最後に目指す山、二子山がはっきり見えましたが、その道のりを眺めているclion
eさんから笑顔は完全に消えていました…
それでも、もう進むしかないのです。clioneさんもそれは分かっているので、頑張
って歩みを進めます。頼みの水もあと少しを残すのみ。なんとか早めに二子山にた
どり着かねば。
黙々と歩みを進める二人。あれ?今日の山行、こんなに大変だったっけ?二人ともき
っと同じことを考えていたに違いありません。そして二子山(雄岳)にたどり着いた
のは40分後。山頂からは武甲山と秩父市街が見渡せました。続いてお隣の二子山(雌
岳)に登りましたが、こちらは眺望なし。それでも今日の最後の目的地に到達でき、
ホッとしました。その後は芦ヶ久保へ向かって下山。これもなかなかの面倒くさい
道でしたが、1時間ちょっとかけて無事に下山となりました。
あらためて歩行距離を調べてみると、約10km、累積標高は900m程度。見た目大した
ことなさそうなのに、ものすごい疲労感。ぜひ皆さんもお試しください。
おわり
ご無沙汰です、masataroさん、clioneさん
武川岳〜二子山コースお疲れさまでした
今回のBest Shotは断然、肉巻きおにぎりですね
フライパンまで持参とは素晴らしいです、とても美味しそうでした
ギョリンソウ〜いいですね
まだ見たことないんですよ〜。
それと、今の時期はアジサイがきれいですよね。
ギョリンソウはなんなのでしょうね、あれ
皆さんのレコでちょこちょこ拝見しますがその度に不思議だな〜と思っています。
それにしても美味しそうな物食べているじゃないですか 結構、手が込んでますね
料理は愛情〜食べてもらう人の事を考えるから手もかける! 素晴らしいランチですね〜
これからは春とはまた違った花が沢山見られますね。
その季節を存分に楽しみましょう fall
久々のコメントありがとうございます
やはり肉巻きおにぎりがNo.1ですか
確かに美味しかったですよ♪食べる前に、フライパンでもう一度焼き直すのがミソですかね
1人の時にそこまで出来ないので、clioneさんにはいつも感謝してるんですよ。
そう、fallさんを見習って花の名前に漢字を入れるべきでした
「銀竜草(ギンリョウソウ)」なんですよ。漢字を見ると、カッコイイ名前だと思いませんか?
ちなみに別名はユウレイタケ。言い得て妙ですよねぇ。
確かに幽霊を連想させるような姿をしてますから
肉巻きおにぎり は私も絶賛しましたが、fallさんに褒めていただいて、clioneさんはとても喜んでおります。
そのうち本人からコメントが来るかと思いますよ
これから夏本番ですから、高〜い山に登って、たくさん に出会って、fallさん夫妻のように素敵な経験ができたらいいなと思っています
「肉巻きおにぎり」の作者です
いやはや好評でうれしい限りです
masataroさんにたまに「フライパン持ってきてぇ〜」とお願いすると何を焼くのか不審がられます
過去に、「魚を焼くから」と実はたい焼きを焼いたことがあったので
てなわけでいつもサプライズを考えているわけです
お山で食べるものは何でも美味しいので自分でもビックリなんですが
料理は愛情
fallさんご夫婦もいつも愛情たっぷりお弁当だから美味しいでしょうね
「カリスマお弁当職人」のfallさんに褒めて頂いて大変光栄です (←自分で☆3つ付けちゃいました )
実は通りすがりのおじさんにも「何ですか?それは?」
「肉巻きおにぎりで〜す!」「うまそうだね」と言われました
武川岳山頂はかなり匂っていたもようです
お花いっぱい見たいで〜す
こんばんは、masataroさん、clioneさん
趣味のいい山歩きをされてますね
このくらいの標高の稜線歩きはいかにも「トレッキング」
という感じで自分も大好きです。
それにしてもあの「肉巻おにぎり」
すごくおいしそうです!!
あの大きさだと市販品ではないですよね?
手作り「山ごはん」最高ですね
chachamaru
まだまだ山初心者 なので、自分に見合う山探しは大変です
ヤマレコを参考に「この程度なら大丈夫だろ… 」と行ったら大変なことになることも多々あります。今回はそんな山でしたね
「行ってみなきゃ山はわからない 」だから毎週山に行きたくなるのかもしれませんね
「肉巻きおにぎり」お褒め頂いてありがとうございます。自分でも予想外の大きさのおにぎりになって、2個は家に置いてきました
手作り山ごはんこれからも心がけたいと思います
コメントありがとうございます
「あ、招き猫の人だ!」と驚いてしまいました
私たち、電車・バス派なので、縦走はかなり得意です
二人ともピストンはあまり面白くないと思っていますので。
ただ、clioneさんの計画に私が無理矢理もう一つ山 を付け足してしまうので、迷惑がられてます
「肉巻きおにぎり」はヒットですよね
今回の反響を受けて、次回はもっと期待できるのではないかと勝手に期待している次第です
chachamaruさんのプロフィールを初めて拝見しましたが、「安物で決める!(だったですかね?)」とても共感を持ちました。私たちも、結構ユニクロ派だったりしますので
またのご来店お待ちしてます
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