記録ID: 1198145
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
明神岳東稜から主稜縦走
2017年07月15日(土) ~
2017年07月16日(日)

体力度
4
1泊以上が適当
- GPS
- 13:00
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,572m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
1日目
- 山行
- 10:39
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 12:39
距離 12.0km
登り 1,572m
下り 1,576m
15:49
ゴール地点
| 天候 | 16日:晴れのち曇りのち霧時々雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
※本ルートはバリエーションルートですので、入山は自己責任です。装備、経験等相応のパーティー以外の入山は危険です。 ひょうたん池経由の明神岳東稜へのアプローチは踏み跡はしっかりあるものの、所々不明瞭な箇所があります。(宮川のコル周辺のトラバースなど) 東稜に乗ってからの踏み跡は明瞭ですが、バットレス終了後明神主峰までは再び不明瞭で、浮石等が多いので、滑落・落石に注意。 主峰から5峰までを通り、岳沢登山道に下る道は、3峰から4峰にかけてと5峰からの下りが踏み跡が一部不明瞭です。当日はガスで視界が利かなかったため、特にでしたが、ルートファインディングに注意が必要です。 <東稜第1階段(ロープ未使用)> ひょうたん池から東稜に取付き、草付きをしばらく登ると岩場が現われます。 途中からフィックスが残置されています。岩場もありますが、大半は草付きの急登といった感じで、逆に滑りやすかったりするので、ロープは出しませんでしたが、それなりに慎重に行動する必要があります。 <東稜バットレス(2P)> ラクダのコルからすぐ取付きになります。 1P目は左に登った後、右に回り込み、手のガバを頼りに乗り越えますが、ここが全体の核心と思われます。 2Pはつるりとした岩のスラブを右から越えますが、傾斜が緩く、支点も豊富にあって、思ったほど難しくありませんでした。 <2峰(2P)> 1P目はコルから直上しましたが、その先トラバースで流れが悪くなるため、ほんの10m程度で切りました。出だしのみやや傾斜がありますが、ホールドが無数にあり難しくありません。 2P目は踏み跡をトラバースしてから2峰の肩に登りますが、教蘢度でフリーソロでも十分問題ない程度です。 いずれも登攀よりも、溜まった浮石がロープに引きずられて落石になりやすいので、その点に注意が必要です。 |
写真
感想
今回は、山岳会のアルパイン経験の浅いメンバーを連れて、簡単なアルパイン経験ができる明神東稜に行ってきました。
7月中旬で、様々な高山植物が咲き乱れる尾根は素晴らしかったですが、その分ブヨがものすごく、ネットを被っていても散々食われました。主稜に出てからは強風とガスと時より混じる雨でなかなか厳しい条件でしたが、充実のアルパイン経験ができたと思います。
なお、足元は一番経験の浅いメンバーは岩場ではクライミングシューズ、もう1名は登山靴、自分はアプローチシューズでした。アプローチシューズはやはりフリクションがよく、岩のスラブも不安なく足を置けました。
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