吾妻連峰・グランデコゴンドラ山頂駅から西大巓往復(西吾妻山敗退)
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- GPS
- --:--
- 距離
- 4.6km
- 登り
- 591m
- 下り
- 573m
コースタイム
- 山行
- 4:21
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 4:46
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
大雨の後で、登山道が沢状態に…(汗)。 |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(小6)、リンちゃん(小4)と私のいつもの4人は、7月の月例ハイクを先週済ませたばかりだというのに、また山に行って来た。今回の行き先は、吾妻連峰。福島県側のグランデコゴンドラ山頂駅から最高峰の西吾妻山を目指したんだけど、結果として、敗退。途中の西大巓で引き返してきた。
前日、激しい雨が降り、『てんきとくらす』の西吾妻山の当日の判定も「C」だったけど、福島県中通りの天気予報を見る限り、昼からは晴れそうだったので、予定どおり登山に出発。
グリーンシーズンのグランデコゴンドラの始発は、8時半。一般の観光客にしてみると早くもない始発時間だけど、登山者の感覚としては、遅い。ゴンドラ山頂駅に到着し、トイレを済ませてから出発したのは、8:44。ここからスキーのゲレンデの原っぱをジグザグに登っていく。意外に急登だ。で、問題なのはゲレンデから樹林帯へと進む(「山と高原地図」の冊子の記載における)「涸沢」への入口。登り口には、まるで滝のように水が流れてる…。水が流れてるのは、ここだけに違いない…という期待も虚しく、登山道に入っても行けども行けども水は引かず、まるで沢登りをしてるかのような山歩きが延々と続く。登山道を水が流れてるので、靴が濡れないように考えながら進まなきゃいけないけど、大人の歩幅ならともかく、子供の歩幅だとそれも厳しい。ということで、なかなかペースが上がらない。さすがに登るにつれて水量は減ってきたけど、歩きづらい道が続く。天気は曇りで、時折陽射しもあったけど、林の中の歩きなので、暑くは無い。『てんきとくらす』の西吾妻山の当日の判定が「C」だったのは恐らく強風のせいだったと思うけど、林の中の道のせいか、風も全く気にならなかった。西大巓の頂上が近くなると、時折ガスが切れて西吾妻小屋や西吾妻山が見えるようになる。グランデコゴンドラ山頂駅前の案内板だと西大巓頂上まで2時間かかることになっていたけど、それより若干オーヴァー(2時間7分)し、10:51に西大巓頂上に到着。頂上の看板はハゲハゲで、かろうじてそれと読み取れる。それまで樹林帯に守られてたけど、この頂上は風がモロ当たり。リンちゃんは寒がり、ポッポは西大巓頂上直前で転倒し心が折れ、弟子もあまりの悪路に辟易してた。今から西吾妻を往復してると帰宅時間が遅くなる(ポッポもリンちゃんも明日は学校だ!)こともあり、西吾妻往復は断念し、西大巓頂上から引き返すことになった。
ということで、11:16に西大巓頂上出発。西大巓頂上に居る時にはあまり深く考えなかったけど、11:16から西吾妻山を往復してきたら、往復2時間で、西大巓頂上に戻ってきたら13:16。リンちゃんが下りが苦手のため、下りも登りと同じだけ時間がかかるとしたら、グランデコゴンドラ山頂駅着が15:23。ゴンドラの下り最終が16時なので、結構ギリギリになる。断念しといてよかったぁ〜。
西大巓山頂からの下りになって、沢のような道の水量が劇的に減った…ということはなくて(多少は減ったが)、足元に気をつけながら慎重に下った結果、13:09にようやく「涸沢」の入口に出た。ここまで降りて来て、ようやく生還を実感した(苦笑)。あとはこれまでに比べれば「天国」といえるラクな道。スキー場のゲレンデをジグザクに降りて、グランデコゴンドラ山頂駅に13:30に到着。山頂駅でピザとソフトクリーム喰ってからゴンドラで降りる。この時間になってようやく磐梯山が見えるようになり、振り返ると、憎らしいくらい西大巓がよく見えた(苦笑)。
今回の山旅、足元は水に悩まされたけど、雨には一度も降られなかった。しかし、山から降りてくると、麓の駐車場にはにわか雨が降った形跡が…(苦笑)。
下山後は裏磐梯グランデコ東急ホテルで入浴。クルマに戻る時、青空をバックに西吾妻がよく見えた。
小学生以下の子供連れだと、このコースでの西吾妻山の日帰り登山は厳しいと感じました。やっぱ、天元台から登るべきだった?(苦笑)
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