雌阿寒岳(阿寒岳温泉登山口からの周回)【5日間で4座の3座目】

2017年07月24日(月) [日帰り]

• GPS: 06:06
• 距離: 13.1km
• 登り: 1,180m
• 下り: 1,177m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:45
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:00

距離 13.1km 登り 1,180m 下り 1,180m

10:12 雌阿寒温泉登山口
11:52 12:48 雌阿寒岳
12:52 阿寒湖畔コース分岐
13:06 13:07 オンネトーコース八合目分岐
13:14 阿寒富士分岐
13:47 13:56 阿寒富士
14:15 14:19 阿寒富士分岐
14:29 オンネトーコース七合目分岐
14:43 14:44 オンネトーコース五合目
15:08 15:09 オンネトーコース二合目
15:27 15:29 オンネトー国設野営場
15:34 15:35 オンネトー湖
16:12 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

5日間で北海道の4座をめぐる登山3日目です。
前日に斜里町で食事とコインランドリーにて選択を済ませ、約93kmを移動して道の駅あいおいに。
翌日の天気をチェックすると午後の方が天気が良さそうなので、朝ゆっくりして雌阿寒岳温泉登山口に移動。
登山後は、阿寒湖のまりもの湯にて温泉に。食事はまりもの湯近くの味心にてかつ丼を食べました。
食事後は約100km走り斜里町のコインランドリーへ。
洗濯を済ませ、道の駅メルヘンの丘めまんべつに移動。

コース状況／危険箇所等

阿寒富士のザレ場のジグザグ急登以外、すべての登山道が歩きやすく。登りやすい印象があります。

その他周辺情報

トイレ：雌阿寒岳温泉登山口駐車場内の水洗の公衆トイレあり
バッジ：民営国民宿舎山の宿の中温泉にて購入
温泉：阿寒湖のまりも湯
食事：阿寒湖の味心

写真

7/24 9:54

雌阿寒岳登山口のとても広い無料駐車場です。

7/24 10:03

無料駐車場の横に国民宿舎野中温泉があります。
ここで登山後にバッジを買いました。

7/24 10:04

駐車場すぐ横の公衆の水洗トイレ。

7/24 10:06

駐車場から200mほど道路進むと登山口に入れるようです。

7/24 10:07

道路から山頂方面を。
山頂は雲に覆われて見えませんが、天気予報によるとこれから良い天気になる予定。

7/24 10:08

登山入口はすぐそこを右です。

7/24 10:08

ふと小川らしき川を見ると、、、温泉だ。白濁職だ。

7/24 10:09

登山口の案内板。火山なので注意事項がいろいろ書かれています。

7/24 10:14

登山道は針葉樹林帯をゆるやかに進んでいきます。

7/24 10:19

なんと、シマリスがお出迎えです。
かわいい。。

7/24 10:25

急な登りもいくつか。

7/24 10:27

根っこが多いのが特徴のようです。

7/24 10:29

皇海山でも見たギンリョウソウが咲いていました。
白く透き通っていてきれいです。

7/24 10:31

二合目に到着。まだまだ針葉樹林帯です。

7/24 10:38

なんと、またまたシマリスがお出迎えです。

7/24 10:39

三合目に到着。
このあたりからハイマツ帯に変わって行きます。

7/24 10:41

ハイマツ帯を直登していきます。

7/24 10:50

ハイマツは背が低いのので山頂方向が時折姿を見せます。
やっぱり雲が取れてきた。

7/24 10:52

崩れた谷を横切ると急な登りが始まります。

7/24 10:57

イワブクロ。

7/24 11:01

振り返るとオンネトーが見えました。
空の高い位置にはあいかわらず雲が立ち込めています。

7/24 11:04

急な岩場を登るところもありますが、上りやすいので安心です。

7/24 11:07

どこまでも森が続く大地。富士山の樹海どころではありません。
迷ったらアウト。

7/24 11:20

7合目に到着。

7/24 11:20

ガレ場に入ってきました。

7/24 11:23

オンネトーのアップを一枚。

7/24 11:26

山頂が見えているかに思えますが、あの先をぐるりと左に回っていた多先なんだよなぁ。と地図を見て思います。

7/24 11:29

八合目到着。

7/24 11:32

メアカンフスマと蝶のヒオドシタテハ

7/24 11:37

急なガレ場もあと少しです。
あの空の場所にたどり着くと、

7/24 11:41

その先に火口が！

7/24 11:41

シューシュー大きな音を立ててガスを噴き出しています。

7/24 11:43

山頂はあの先を回って行きます。

7/24 11:45

山頂が見えると同時に阿寒富士も見えてきました。
いよいよあと少し。

7/24 11:49

雌阿寒岳山頂に到着！
阿寒湖方面は雲に覆われています。

7/24 11:52

火口と阿寒富士はきれいに見えています。

7/24 11:56

山頂でパンを食べていると阿寒湖が見えてきました。
だいぶ待ってみたのですが、残念ながら雄阿寒岳は姿を現すことはありませんでした。

7/24 12:45

オンネトー登山口への帰り道は火口の淵を進んでいきます。
ザレ場で少し滑るので注意して進みます。「

7/24 12:47

阿寒富士と青沼そしてガスモクモクと噴き出しています。

7/24 12:51

振り返ると特徴的な山頂。斜めでジャンプ台みたい。

7/24 12:54

阿寒富士目指してどんんどん降りて行きます。

7/24 13:02

が左から雲が。。

7/24 13:09

阿寒富士のふもとまでやってきましたが雲に覆われていくようです。が雲はすぐに流れていくようなので登ってみます。

7/24 13:15

7/24 13:28

ジグザグのザレ場を上りますが、歩きずづらくなかなか前に進みません。

7/24 13:33

山頂まであと少しですが、ここでまたまた雲に覆われていきそうな気配が。

7/24 13:36

山頂に到着。雲の中です…

7/24 13:44

ところが、すぐに雲が取れて行き、阿寒富士を登っている間まったく見えなかった雌阿寒岳が姿を現しました。

7/24 13:47

オンネトーもきれいに見えます。

7/24 13:48

山頂付近にはコマクサがたくさん咲いていました。

7/24 13:50

雌阿寒岳の勇姿。ここでお昼ご飯が良かったかも。
連続登山3日目でこのあと利尻山も控えているので、体力温存を考えて阿寒富士に登るのをやめようか迷っていましたが、これは登って本当によかった。

7/24 13:50

阿寒富士山頂はこんな感じで広いです。　

7/24 13:53

イワギキョウ。

7/24 14:11

阿寒富士の麓まで降りてきました。かろうじて雌阿寒岳の山頂を望むことができます。

7/24 14:25

7合目の分岐まで降りてきました。

7/24 14:26

しばらく歩きやすい道を下って行きます。

7/24 14:31

ここからハイマツのトンネルに入って行くという場所で最後に振り返って阿寒富士を一枚撮りました。あの裏側はだいぶ崩れていることが山頂に行くと分かります。

7/24 14:32

ハイマツのトンネルを少し潜り抜けると、

7/24 14:40

根っこの多い樹林帯に入って行きます。

7/24 14:49

登山道がごっそり崩れてなくなっている所があり、う回路が作られていましたが、こちらも崩れ気味。

7/24 14:51

四合目到着。

7/24 14:55

根っこの急坂を下ります。

7/24 14:55

道中唯一ロープがはってあった場所。

7/24 14:58

三合目到着。手書き感にあふれています。

7/24 15:08

ほとんどが緩やかな下り坂ですが、距離がかなり長い！

7/24 15:14

最後の方に階段が。膝にきそうです。

7/24 15:16

最後は林道に。ということはもうすぐ登山口かな？

7/24 15:21

オンネトー登山口に到着しました。
下りは長かったなぁ。

7/24 15:21

登山口の駐車場。ここはキャンプ場の駐車場なので利用料がかかるようでうs。

7/24 15:22

トイレは管理棟の中に。募金制です。

7/24 15:27

キャンプ場の中を進んでいくと雌阿寒岳温泉登山口へと続くハイキングコースに入って行くことができます。

7/24 15:29

以外に細いです。

7/24 15:30

湖畔を進むハイキングコース。

7/24 15:38

水際まで出ることができる場所があり、写真を一枚。

7/24 15:40

湖畔を進む道と温泉口へ進む道の分岐にたどり着きました。
ここを右に曲がります。

7/24 15:51

細い一本道。ハイキングコースでなく登山道と呼んでも違和感ありません。

7/24 15:52

地味に登って行きます。

7/24 16:04

先が開けてきました。ゴールは近しでしょうか。

7/24 16:05

鉄バクテリアによる皮膜。

7/24 16:06

駐車場に戻ってきました。

7/24 16:25

登山口にある登山者名簿に下山時刻を記入しに行くと、朝は雲に覆われて見えなかった山頂方面を見ることができました。
なんか斜里岳の時と同じです。

撮影機器：

FinePix F100fd FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ

備考

shirotankyu：ポカリスエット500ml×2、水500ml×2
同行者：ポカリスエット500ml×2、水500ml×1

感想

しろたんきゅ

登山開始直後は針葉樹林帯を緩やかに登りましたが、3日連続登山が初めての自分たちにとっては丁度よく、いつもよりペースを抑え気味にゆっくり登って行くことに。ハイマツ帯にさしかかると山頂方向が見えたりするので、先を早く見たいという気持ちを抑えられず、ペースが上がっちゃったかも…
火口の景色は圧巻で、シューシュー音を立ててガスを噴き出していたり、静かにモクモクと白煙を噴き出していたりと、さまざまな顔を見せてくれる山でした。
山頂では雲がどんどん取れて行き、阿寒湖も見えだしましたが、残念ながら雄阿寒岳は見ることができませんでした。
阿寒富士はザレ場の急登をジグザグに登りますが、山頂からの雌阿寒岳がすばらしく、時間と体力があればぜひ登ってほしいです。
阿寒富士を下り、ハイマツ帯から樹林帯へ入って行くと、時折急な箇所もありますが、ほとんどが緩やかな下りで、こちらから登るのが楽にかんじるかもしれません。
ただ距離があるので、長いなぁと思うかも。
オンネトー登山口から雌阿寒岳温泉登山口へのハイキングコースは地味な登り坂で、登山が終わったと力を抜いてしまうと最後にヘロヘロにされてしまうかもしれません。