ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1212360
全員に公開
ハイキング
妙高・戸隠・雨飾

雨の中の高妻山と戸隠山へ〜ずぶ濡れ我慢山行〜

2017年07月29日(土) ~ 2017年07月30日(日)
情報量の目安: S
都道府県 新潟県 長野県
 - 拍手
GPS
32:00
距離
17.3km
登り
1,896m
下り
1,890m

コースタイム

1日目
山行
6:45
休憩
1:30
合計
8:15
8:30
8:40
15
氷清水(最終水場)
8:55
9:05
55
一不動避難小屋
10:00
5
五地蔵
10:05
10:10
45
六弥勒(弥勒尾根分岐)
10:55
11:05
45
2135m地点
11:50
12:00
10
2320m地点
12:10
12:45
85
高妻山
14:10
5
六弥勒(弥勒尾根分岐)
14:15
14:25
40
五地蔵
15:05
一不動避難小屋
2日目
山行
5:00
休憩
1:05
合計
6:05
4:55
60
一不動避難小屋
5:55
6:00
40
九頭龍山
6:40
6:50
50
戸隠山
7:40
8:00
50
九頭龍山
8:50
9:15
85
一不動避難小屋
10:40
10:45
15
キャンプ場水場
11:00
高妻山登山者用無料駐車場
天候 7/29 雨
7/30 雨〜ガス〜曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
[往路]
7/28東伏見=練馬IC=信濃町IC=高妻山登山者用無料駐車場(戸隠キャンプ場バス停)
[復路]
7/30 高妻山登山者用無料駐車場(戸隠キャンプ場バス停)=信濃町IC=上越JCT=柿崎IC=米山水野林道P(米山登山へ)
コース状況/
危険箇所等
■駐車場〜一不動
・大洞沢は荒れている。倒木や支沢からの土砂の押し出しが、登山道を消しているところが複数ある。沢の中を遡行するような部分もあり、登山道か沢なのかが分からないところもある。よく「登山道」という表示や、岩の赤ペンキなどに良く注意しながら進むこと。
・ナメ滝の右側を登るが、新旧2本のクサリが設置され安心感がある。クサリが濡れていると滑りやすいので要注意。落ち口の1ムーブはスタンスやや乏しいので慎重に行く。
・帯岩のトラバースはクサリを頼れば危険ではない。帯岩が終わったあと滝の左壁を短く直登する部分がありそこの1ムーブは足場が乏しく、クサリの手を頼りにスメアリングで登る。
■一不動〜高妻山
・問題となるところはない。
・高妻山の直下は、鎖場が数か所ある。ストックはしまった方がよい。
■一不動〜戸隠山
・2ヶ所ほど鎖場がある。雨の場合、クサリが滑りやすい。
<7/29>
06:50 高妻山登山者用無料駐車場は雨の中。早朝、ひどく雨が降っていました。さ、いくとするか。
2017年07月29日 06:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 6:52
<7/29>
06:50 高妻山登山者用無料駐車場は雨の中。早朝、ひどく雨が降っていました。さ、いくとするか。
道路をわたって反対側の牧場入り口。右側のバスは群馬からの登山バスで1時間前に10数人があがっていたとのこと。こんな日でも登る人がいるんだ!(笑)
2017年07月29日 06:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 6:53
道路をわたって反対側の牧場入り口。右側のバスは群馬からの登山バスで1時間前に10数人があがっていたとのこと。こんな日でも登る人がいるんだ!(笑)
「逆さ川」という名前が、地名ふぇちの心を揺さぶってくれる。ここは広い鞍部地形なので、逆に流れているように思われたことから命名されたんだろう。
2017年07月29日 06:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 6:55
「逆さ川」という名前が、地名ふぇちの心を揺さぶってくれる。ここは広い鞍部地形なので、逆に流れているように思われたことから命名されたんだろう。
逆さ川はたおやかに流れている。帰る時に見たらキャンプ場の子ども達がたくさん水浴びをしていた。
2017年07月29日 06:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 6:55
逆さ川はたおやかに流れている。帰る時に見たらキャンプ場の子ども達がたくさん水浴びをしていた。
戸隠牧場の朝。誰もいません。テントはまだ眠りの中なのでしょう。
2017年07月29日 07:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:02
戸隠牧場の朝。誰もいません。テントはまだ眠りの中なのでしょう。
牧場だから当然病死したり、屠畜したりということもあるのでしょう。牛馬供養。大切なことです。
2017年07月29日 07:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:02
牧場だから当然病死したり、屠畜したりということもあるのでしょう。牛馬供養。大切なことです。
牧場の静かな道を行きます。
2017年07月29日 07:05撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:05
牧場の静かな道を行きます。
幻想的な牧場の朝。木に留っている忍者クンはナニ?
2017年07月29日 07:08撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:08
幻想的な牧場の朝。木に留っている忍者クンはナニ?
右奥が三地蔵サクラだろうか。古木が春にはたくさんのサクラの花を咲かせることだろう。
2017年07月29日 07:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:10
右奥が三地蔵サクラだろうか。古木が春にはたくさんのサクラの花を咲かせることだろう。
ここで分岐。左をとります。
2017年07月29日 07:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:11
ここで分岐。左をとります。
花。これはウツボグサbyOST先生。
2017年07月29日 07:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:12
花。これはウツボグサbyOST先生。
花。これもウツボグサ。
2017年07月29日 07:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:15
花。これもウツボグサ。
ややや、結構、道は荒れている。出水で、登山道がえぐられたり亡失したりしている。「登山道」という表示板が助かる。
2017年07月29日 07:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:20
ややや、結構、道は荒れている。出水で、登山道がえぐられたり亡失したりしている。「登山道」という表示板が助かる。
花。カラマツソウ。
2017年07月29日 07:35撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:35
花。カラマツソウ。
けっこう道は荒れてるのね。
2017年07月29日 07:39撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:39
けっこう道は荒れてるのね。
沢身をそのまま行くところもあります。
2017年07月29日 07:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:42
沢身をそのまま行くところもあります。
いやはや、支沢からの押し出しもひどい。道は部分的にないし、ぬかるんでいる。どうも群馬パーティーもこちらの道を行ったらしく、フミアトがある。
2017年07月29日 07:49撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 7:49
いやはや、支沢からの押し出しもひどい。道は部分的にないし、ぬかるんでいる。どうも群馬パーティーもこちらの道を行ったらしく、フミアトがある。
2ヶ所のクサリ場を過ぎて「氷清水」に着いた。簡単に言えば沢の源頭。水は美味い。
2017年07月29日 08:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 8:31
2ヶ所のクサリ場を過ぎて「氷清水」に着いた。簡単に言えば沢の源頭。水は美味い。
たどり着いた一不動避難小屋。鞍部にあります。それでもって一不動というお不動さんは、鞍部の高妻山側にひっそりたたずんでいました。
2017年07月29日 09:09撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:09
たどり着いた一不動避難小屋。鞍部にあります。それでもって一不動というお不動さんは、鞍部の高妻山側にひっそりたたずんでいました。
花。アキノキリンソウかいな?
2017年07月29日 09:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:10
花。アキノキリンソウかいな?
すぐに道の左側に一不動がありました。お参りをして進みます。不動とは、むろん不動明王。明王部の仏さまです。
2017年07月29日 09:10撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:10
すぐに道の左側に一不動がありました。お参りをして進みます。不動とは、むろん不動明王。明王部の仏さまです。
二釈迦。釈迦如来が早くも登場。あまり仏さまの順位は関係ないのかな。
2017年07月29日 09:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:19
二釈迦。釈迦如来が早くも登場。あまり仏さまの順位は関係ないのかな。
オオバギボウシが咲いています。
2017年07月29日 09:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:19
オオバギボウシが咲いています。
これはクガイソウ。(byOST先生)
2017年07月29日 09:20撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:20
これはクガイソウ。(byOST先生)
花。
2017年07月29日 09:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:25
花。
文殊菩薩が登場。これが三菩薩とは絶妙。なぜなら三人よれば文殊の知恵なんていいますからね。
2017年07月29日 09:28撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 9:28
文殊菩薩が登場。これが三菩薩とは絶妙。なぜなら三人よれば文殊の知恵なんていいますからね。
高妻山三角点。
2017年07月29日 12:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 12:21
高妻山三角点。
高妻山の頂上は真っ白で何も見えませんでした。わかってて登って来たのですが。ここまで急な登りでつらい思いをしました。そのご褒美は何もありません。ただ頂上でただずむ。
2017年07月29日 12:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 12:21
高妻山の頂上は真っ白で何も見えませんでした。わかってて登って来たのですが。ここまで急な登りでつらい思いをしました。そのご褒美は何もありません。ただ頂上でただずむ。
群馬県から来た方々と頂上をともにして、撮影してもらいました。
2017年07月29日 12:23撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 12:23
群馬県から来た方々と頂上をともにして、撮影してもらいました。
シャクナゲですね。
2017年07月29日 12:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 12:43
シャクナゲですね。
岩に花が張り付いていました。けなげに花がしっかり根を下ろして短い夏を謳歌しています。イワギキョウだそうです。
2017年07月29日 12:46撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 12:46
岩に花が張り付いていました。けなげに花がしっかり根を下ろして短い夏を謳歌しています。イワギキョウだそうです。
五地蔵山まで戻ってきました。地蔵菩薩ですね。いわゆるお地蔵さん。
2017年07月29日 14:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 14:19
五地蔵山まで戻ってきました。地蔵菩薩ですね。いわゆるお地蔵さん。
これは良く見る花ですが。ヤマハハコだそうです。
2017年07月29日 14:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 14:19
これは良く見る花ですが。ヤマハハコだそうです。
花。ミヤマママコナ。
2017年07月29日 14:19撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 14:19
花。ミヤマママコナ。
ぼけてしまったけれど、これはツリガネニンジン。
2017年07月29日 14:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/29 14:31
ぼけてしまったけれど、これはツリガネニンジン。
<7/30>一不動避難小屋に宿泊したあと戸隠山へと向かいました。これが九頭龍山の頂上。やはり今日も何も見えない。この三角点は亡失してしまっていて盤石だけが露出している。誰かが、柱石を谷に蹴りだしてしまったんだろうか。
2017年07月30日 05:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 5:50
<7/30>一不動避難小屋に宿泊したあと戸隠山へと向かいました。これが九頭龍山の頂上。やはり今日も何も見えない。この三角点は亡失してしまっていて盤石だけが露出している。誰かが、柱石を谷に蹴りだしてしまったんだろうか。
戸隠山の頂上に着いた!やはり真っ白で何も見えん!ここまでクサリ場が2ヶ所ほど、そして蟻の戸渡りのようなところも一か所。でも花も結構多かったかな。
2017年07月30日 06:40撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:40
戸隠山の頂上に着いた!やはり真っ白で何も見えん!ここまでクサリ場が2ヶ所ほど、そして蟻の戸渡りのようなところも一か所。でも花も結構多かったかな。
びしょびしょになりながら自撮り。
2017年07月30日 06:42撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:42
びしょびしょになりながら自撮り。
花。これもヤマアジサイのなれの果てか。葉っぱをみる限り…。
2017年07月30日 06:43撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:43
花。これもヤマアジサイのなれの果てか。葉っぱをみる限り…。
アザミ。
2017年07月30日 06:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:44
アザミ。
クガイソウ。
2017年07月30日 06:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:44
クガイソウ。
花。サワヒヨドリだそうです。
2017年07月30日 06:44撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:44
花。サワヒヨドリだそうです。
花。
2017年07月30日 06:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:51
花。
花。
2017年07月30日 06:51撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:51
花。
花。ミヤマママコナ。
2017年07月30日 06:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:52
花。ミヤマママコナ。
花。ミヤマママコナ。
2017年07月30日 06:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:52
花。ミヤマママコナ。
花。
2017年07月30日 06:52撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:52
花。
シモツケソウ
2017年07月30日 06:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:53
シモツケソウ
オトギリソウ。
2017年07月30日 06:53撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:53
オトギリソウ。
花。ハハコグサの仲間でヤマハハコ。
2017年07月30日 06:54撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:54
花。ハハコグサの仲間でヤマハハコ。
ミヤマオトギリソウかも知れないとのこと。
2017年07月30日 06:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 6:57
ミヤマオトギリソウかも知れないとのこと。
シモツケソウ
2017年07月30日 07:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:02
シモツケソウ
花。
2017年07月30日 07:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:02
花。
オオバギボウシ
2017年07月30日 07:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:02
オオバギボウシ
急な壁にたくさんの花たちが。
2017年07月30日 07:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:07
急な壁にたくさんの花たちが。
ニッコウキスゲと思う。
2017年07月30日 07:07撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:07
ニッコウキスゲと思う。
ホタルブクロ
2017年07月30日 07:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:12
ホタルブクロ
ホタルブクロ
2017年07月30日 07:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:12
ホタルブクロ
花。
2017年07月30日 07:12撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:12
花。
花。
2017年07月30日 07:21撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:21
花。
雲海の向こうに飯縄山も。
2017年07月30日 07:50撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:50
雲海の向こうに飯縄山も。
ややや、少し雲が下がって来た。あれは黒姫山だろうか。やったー。
2017年07月30日 07:55撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 7:55
ややや、少し雲が下がって来た。あれは黒姫山だろうか。やったー。
ナナカマドとその向こうの高妻と。
2017年07月30日 08:00撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 8:00
ナナカマドとその向こうの高妻と。
九頭龍山からの高妻山への尾根。五地蔵山 が見えていると思う。
2017年07月30日 08:01撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 8:01
九頭龍山からの高妻山への尾根。五地蔵山 が見えていると思う。
九頭龍山で木の間から高妻山が顔を出してくれました。
2017年07月30日 08:02撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 8:02
九頭龍山で木の間から高妻山が顔を出してくれました。
いやー、高妻山は凛々しい。こんな山だったんだ。尖っている。すばらしい。
2017年07月30日 08:11撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 8:11
いやー、高妻山は凛々しい。こんな山だったんだ。尖っている。すばらしい。
一不動避難小屋まで戻ってきました。綺麗な小屋です。お世話になりました。写真に映っているポリタンクの水は同宿の方が煮沸して使われていましたが、問題なさそうでした。誰かが下の氷清水から汲んで来てくれているものなのでしょうか。
2017年07月30日 09:14撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:14
一不動避難小屋まで戻ってきました。綺麗な小屋です。お世話になりました。写真に映っているポリタンクの水は同宿の方が煮沸して使われていましたが、問題なさそうでした。誰かが下の氷清水から汲んで来てくれているものなのでしょうか。
サンカヨウの実。食べませんでした。
2017年07月30日 09:17撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:17
サンカヨウの実。食べませんでした。
帯岩にくだる最初のクサリ。足場が一、二歩外傾していて、スメアリングでクサリを頼りに降りる。要注意。
2017年07月30日 09:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:33
帯岩にくだる最初のクサリ。足場が一、二歩外傾していて、スメアリングでクサリを頼りに降りる。要注意。
帯岩全景。それほど危険はないように思う。
2017年07月30日 09:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:33
帯岩全景。それほど危険はないように思う。
帯岩のクサリ場トラバース。しっかりクサリを持って慎重に下ります。
2017年07月30日 09:34撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:34
帯岩のクサリ場トラバース。しっかりクサリを持って慎重に下ります。
下りで帯岩のクサリ場。足つぼが掘ってあるのでクサリを頼りにそこに足をつっこんで下りる。
2017年07月30日 09:36撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:36
下りで帯岩のクサリ場。足つぼが掘ってあるのでクサリを頼りにそこに足をつっこんで下りる。
下のナメ滝のクサリ場。
傾斜は緩いのと、クサリが2本あるので大きな問題はない。がクサリは濡れているので滑るのと上部はやや細かい。要注意。
2017年07月30日 09:48撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:48
下のナメ滝のクサリ場。
傾斜は緩いのと、クサリが2本あるので大きな問題はない。がクサリは濡れているので滑るのと上部はやや細かい。要注意。
ヤマアジサイでしょうか。
2017年07月30日 09:59撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 9:59
ヤマアジサイでしょうか。
大洞沢もこんな感じで結構荒れている。これらの倒木を乗り越えて下っていく。
2017年07月30日 10:13撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:13
大洞沢もこんな感じで結構荒れている。これらの倒木を乗り越えて下っていく。
あらあら、「登山道」の表示ごと倒れてしまっていますよ!
2017年07月30日 10:15撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:15
あらあら、「登山道」の表示ごと倒れてしまっていますよ!
花。
2017年07月30日 10:25撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:25
花。
幸せな気分になれる牧場の翠。
2017年07月30日 10:31撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:31
幸せな気分になれる牧場の翠。
牧場内にあったこの木が花をたくさん着けていました。ナニの木だろう。
2017年07月30日 10:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:33
牧場内にあったこの木が花をたくさん着けていました。ナニの木だろう。
こんな感じです。
2017年07月30日 10:33撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:33
こんな感じです。
逆さ川にかかっている橋は大洞沢橋といいます。これを渡ると、山行が終了。駐車場が目の前です。
2017年07月30日 10:56撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:56
逆さ川にかかっている橋は大洞沢橋といいます。これを渡ると、山行が終了。駐車場が目の前です。
高妻山登山者用無料駐車場に戻ってきました。雨が止んだだけでも良し。ずぶ濡れになった。まずは着替えよう!
2017年07月30日 10:57撮影 by  NIKON D5500, NIKON CORPORATION
7/30 10:57
高妻山登山者用無料駐車場に戻ってきました。雨が止んだだけでも良し。ずぶ濡れになった。まずは着替えよう!
撮影機器:

感想

■山行記録
会社の夏休みに入ったので前半は山登りに!と出かけてきた。5月の連休のときに高谷池ヒュッテから見た高妻山が何とも印象的で、ぜひとも今年の夏には登りたいと思っていた。ヒュッテから見た残雪の高妻山はちょうど吾妻連峰の家形山のような形をしていて、頂上から優美な肩のラインがすとんと落ちている。偶然ヒュッテであった学生時代のクラブの先輩からは、高妻の直下の登りが結構急で大変だったと聞いていたので、そこが登りの勝負どころだと踏んでいたけれど、やはり見事にそこではまってしまうことになる。

東京の家を出て4時間弱で戸隠の駐車場に着いた。数日前に梅雨明け宣言が出された筈だったが、早朝には車中泊を妨げるような雨があって出発を躊躇わせていた。
こりゃ無理かなと薄目をあけてはぐずぐず眠っていたが、どうにも止んだようなので、仕方なくといった風情で出発した。
こんな雨の日は誰もいないだろうと踏んでいたが、バス停付近でツアーのバスが停まっている。聞くと、一時間くらい前に11人ほどのパーティーが上がっていったという。

逆川という興味深い名前の川をわたったときに釣りざおをもった青年といきかい、「イワナですか」なんて、自分は釣りに来ているわけではないのに話しかけたりする。快活に「そうなんです。結構釣れるんです」と応えてくれて気持ちが明るくなる。ちなみにエサは、みみずだとのことだった。いずれにせよ、彼は登山者ではないのでまた別れて一人になる。

大洞沢はかなり荒れている。はて、これが一般ルートなのかしらんと思う。出水で大きく登山道がえぐられたり、支沢からの押し出しで登山道が形なしになったり、倒木の嵐と化していたりする。思い出したように現れる「登山道」の表示や、赤ペンキのマークに注意しながら行きつ戻りつして歩を進める。

 上を見ると、突然、登山者が立っていて驚く。聞くと、昨日入山して乙妻山まで行ったはいいが、時間切れとなって一不動の避難小屋に泊まったという。用意もなくひとりで泊まったが、着の身着のままだったのでひどく寒かったと云っていた。今日も自分ひとりだろうか、とふとそんな思いがよぎる。

ナメ滝が現れて右側に二本、クサリが張ってある。スタンスはしっかりしているが、最上部はやや細かくなりクサリも濡れているので慎重に登った。さらに帯岩が現れると、鎖場のトラバース。問題はないが、トラバースが終わったあと別の支沢に出て、滝の左側を2〜3歩直登するところもやや細かい。

氷清水は最後の水場。とても美味しい。そこから100mほどを登り、一不動についた。避難小屋に入ろうとするとドアが半身ほどしか開かない。ったく、ボロだなーと思いつつ、ザックごとねじ込むように中に入ると案の定、自分ひとり。

高妻山への準備を整えて小屋を出ようとすると、小屋の戸は右側に開けるのではなく左側に開けると全開するのだった。いけね。ボロだったのは自分のアタマの方だった。 

一不動からは番号のついた小さな祠たちが自分を迎えてくれる。ガスの中登るのには励みになってよい。

六弥勒で弥勒尾根の分岐となるが、ひとり登山者が。聞くと、先行する群馬パーティーのメンバーの方。調子が悪くここから下るという。気をつけて!と云って先を急ぐ。雨がひどくなってくる。
傾斜が急になるにつれて、調子が出なくなる。睡眠不足か、はたまた朝飯を抜いたためのシャリバテか。
やがて群馬パーティーを追い抜き、さらにそんな自分を尻目に軽装のトレランが2人過ぎていく。早い!

苦しみながら急登をしのぎ、平坦になったところで休憩、GPSを覗くと頂上はもうすぐだった。
先についていた群馬パーティーがいるガスで真っ白な頂上にようやく到着。
余裕があったら乙妻山と思っていたが、もうその気はなく、今日はここまでとした。
群馬メンバーに写真をとってもらい、帰路は結局、弥勒尾根の分岐そばまで一緒に歩かせてもらった。
天気は悪いことは分かっていても、ツアーだとそう簡単に中止というわけにもいかないらしい。
東京からというと、雲取山は日帰りで行けますか?などと情報交換をしたりする。
群馬には群馬100山があっていい山がいっぱいあるという。うらやましい限りだ。

一不動の避難小屋に戻ってくると、や、や、や、小屋の中に登山者がいる!
「いや、ひとりだと思っていたので良かった〜」と歓待され自分も小屋の人となった。自分も心細かったので良かったなと思った。

同宿者は茨城の方で主に北アルプスを登ってこられたという。今日は雨の中、奥社から蟻の戸渡りを通ってきたというベテランだった。基本、テント行で、今日も避難小屋がいっぱいだったらテントのつもりだったけれど、来てみたら誰もいないので拍子抜けしていた、ザックが残置されていたので、いつ戻ってくるのかなーと思っていたと笑って話してくれた。お互い山の話をしたり、山中に咲いていた花の名前を確認しあったり、春雨やご自身で作られた野菜をいただいたり、ミートボールを差し上げたりと時間を過ごす。タブレットで見る明日の高妻はどうにも「雨」の予報。いい材料がない。「天気には勝てませんはね」とどうしても天気のハナシから離れられないのには苦笑した。いい人に出会えて良かった。
夕方になって戸隠山方面から若者が6人ほど小屋前に登場してびっくり。
白装束に身を固め、祭祀のための小道具をぶらぶらぶら下げている。
頭には「戸隠修験道」という鉢巻を巻いていて、全員気合いがはいっていた。

夜半は、小屋の屋根をたたく雨だれのドラム音で何度も目を覚ましたが、無事、朝4時まで寝ることができた。

翌朝、5時まえに「天気悪いから高妻までかな」と言う同宿者を見送り、自分は戸隠山を往復して、一不動から戸隠牧場へと下った。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:859人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 妙高・戸隠・雨飾 [日帰り]
戸隠山・高妻山・乙妻山縦走
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら