大雪渓、高山植物、山なみに魅せられた白馬岳

2017年08月05日(土) ~ 2017年08月06日(日)

• GPS: 13:28
• 距離: 18.6km
• 登り: 2,012m
• 下り: 1,440m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:20
• 休憩: 1:45
• 合計: 7:05

距離 7.9km 登り 1,713m 下り 130m

8:28 猿倉荘
9:16 白馬尻荘
9:20 9:23 白馬尻小屋
10:28 岩室跡
11:50 12:11 避難小屋
13:42 14:14 白馬山荘
14:34 15:23 白馬岳
15:33 白馬山荘

2日目

• 山行: 5:51
• 休憩: 0:55
• 合計: 6:46

距離 10.7km 登り 305m 下り 1,325m

4:37 宿泊地
5:01 白馬岳
5:45 5:46 三国境
6:30 6:53 小蓮華山
7:28 7:30 船越ノ頭
8:12 8:25 白馬大池山荘
8:53 8:57 乗鞍岳
9:50 風吹大池方面分岐
10:06 天狗原/白馬岳神社
10:59 11:02 栂池山荘
10:59 栂池ヒュッテ
11:07 11:12 栂池ヒュッテ
11:12 栂池山荘
11:15 11:19 栂池パノラマウェイ 自然園駅
11:20 ゴール地点

白馬大池から天狗原までは、ゴロゴロした岩の上を進む登山道で、結構大変です。
踏み外しやスリップには注意が必要。

天候

曇り、時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

その他周辺情報

八方の湯

写真

8/5 8:15

3年ぶりの猿倉。
前回は雨の中でしたが、今日は天気が良い。

8/5 8:26

専修大学のリスクアンケートを受け取り、登山開始。

8/5 8:39

オオウバユリ。
北海道ではどこにどもあったが、北海道以外にも咲くんだ。

8/5 8:46

ホタルブクロ。

8/5 9:03

小さな谷を通過。

8/5 9:04

タマガワホトトギス。

8/5 9:15

河原のような登山道。

8/5 9:16

オオバミゾホウズキ。

8/5 9:19

白馬尻荘に到着。

8/5 9:19

大雪渓が視界に入ってきた。

8/5 9:24

オタカラコウ。

8/5 9:25

キヌガサソウ。淡いクリーム色。

8/5 9:25

いつ見ても、こんな大きな花が咲くなんて不思議。

8/5 9:25

レイジンソウ。
和名は伶人草で、花の形が伶人（舞楽の奏者）が被る冠に似ていることからつけられたとのこと。確かに、1つ1つが帽子のように見える。

8/5 9:32

ニョイスミレ。

8/5 9:36

いよいよ大雪渓にとりつく。
青空ものぞき、緑と雪渓のきれいなコントラスト。

8/5 9:44

大雪渓の入口のケルンはまだ雪渓の中。
アイゼンを履く。
前回は、豪雨と雷でここで断念したところ。

8/5 9:50

それまでの暑い風が、冷たい風とまじりあう。
気持ちがいい。

8/5 9:54

大きなクラックの横を進む。

8/5 10:07

雪渓表面を霧が滑る。

8/5 10:11

長いなぁ。
前方をよく見て落石に注意。

8/5 10:24

青空への雪渓の滑走路のようだ。

8/5 10:51

天狗菱から、崩壊した小石が絶えまなくゴロゴロと落ちてくる。

8/5 10:52

雪渓上部から急な登り。葱平。
振り返ると、雪渓を登る登山者の行列。

8/5 10:53

クルマユリがひっそりと。

8/5 10:57

大雪渓の上端部。

8/5 10:59

8/5 11:00

ハクサンイチゲ。

8/5 11:01

ピンクが混じるカラマツソウ。

8/5 11:01

ミヤマクワガタ。

8/5 11:02

雪渓から流れ落ちる谷を横切る。

8/5 11:06

小さな薄いピンク色の花。花の名前？

8/5 11:08

振り返ると大雪渓の行列。

8/5 11:12

クルマユリとテガタチドリ。

8/5 11:12

イワオウギとシロウマタンポポ。

8/5 11:14

岩間の高山植物を見ながらジグザグに登る。

8/5 11:16

ハクサンボウフウ。

8/5 11:17

テガタチドリ。

8/5 11:18

天狗菱が近くなってきた。

8/5 11:21

谷沿いに咲くクルマユリ。

8/5 11:22

タカネナデシコ。

8/5 11:25

オタカラコウ。

8/5 11:26

シロウマアサツキだ。

8/5 11:32

ミヤマオダマキ。

8/5 11:32

ミヤマキンバイと雪渓。

8/5 11:35

調査中。

8/5 11:37

岩陰に1輪さく、シナノキンバイ。

8/5 11:44

溶けた雪渓の脇を冷気をあびながら登る。

8/5 11:47

シナノキンバイの花畑。

8/5 11:56

傾斜は少し緩くなってきた。

8/5 12:05

岩場が好きな、ミヤマダイコンソウ。

8/5 12:06

尾根まであともうひと踏ん張りだ。

8/5 12:19

杓子岳の頂が、霧のなかに。

8/5 12:20

村営頂上宿舎が見えてきた。

8/5 12:25

杓子岳の三角錐の頂。

8/5 12:28

みどりの花畑。

8/5 12:28

まるで庭園の様。

8/5 12:30

ハクサンフウロ。

8/5 12:31

グリーンとピンクの花のハーモニー。

8/5 12:32

イブキジャコウソウ。

8/5 12:34

シロウマオウギ。
真っ白で、イワオウギほど下を向かない。

8/5 12:34

ミヤマオダマキ。

8/5 12:35

庭園にある看板。

8/5 12:40

長い木の階段。

8/5 12:58

村営頂上宿舎の横は大きな岩。

8/5 12:59

ミヤマキンバイ。

8/5 13:02

ウルップソウ。
白馬岳の広域に見かけるが、花の時期は終盤。
村営頂上宿舎の周辺のみ、きれいな青い花。

8/5 13:04

ヨツバシオガマとイワオウギ。

8/5 13:04

村営頂上宿舎まであと50歩。

8/5 13:21

ウルップソウ。

8/5 13:23

雪渓の向こうに白馬山荘。

8/5 13:28

ダイモンジソウ。

8/5 13:28

シロウマタンポポ？

8/5 13:28

日本一のとても大きな山荘だ。

8/5 13:29

イワギキョウ。

8/5 13:30

タカネシオガマ。上から見ると円盤。

8/5 13:30

イブキトラノオ、イワツメクサ、タカネシオガマ。

8/5 13:32

ウサギギクとタカネシオガマ。

8/5 13:37

山荘へのウイングロード。

8/5 13:41

日本最古の山小屋（宗教施設以外）で、かつ日本最大。
ちなみに、村営頂上宿舎が日本3番目らしい。

8/5 14:14

まだ早い時間だが、結構人が多い。

8/5 14:16

白馬山荘からは、白馬頂上が見える。
頂上まで約15分。

8/5 14:17

イワギキョウ。

8/5 14:23

創業者の記念碑。

8/5 14:25

白馬岳頂上も近い。

8/5 14:36

山頂に到着。

8/5 14:36

白馬岳の方位盤と尖った山頂。

8/5 14:38

イブキジャコウソウ。

8/5 15:12

頂上からの白馬山荘、下には村営頂上宿舎、そして丸山。

8/5 15:18

信州側は、鋭く切れ落ちた崖。
非対称山稜と言うらしい。

8/5 15:22

イワツメクサ。

8/5 15:23

霧が薄まり、西側には旭岳が浮かぶ。

8/5 17:12

白馬山荘での夕飯後、霧が晴れ、杓子岳と白馬鑓ガ岳が現れた。

8/5 17:14

夕食後に白馬山荘周りを散策。

8/5 17:23

村営頂上宿舎とテント場。

8/5 17:49

山荘の下には、たくさんのテガタチドリが乱立。

8/5 17:51

杓子岳と白馬鑓ガ岳

8/6 4:37

翌朝、朝食をとり、白馬岳から栂池に向かう。

8/6 4:46

記念碑と、白馬岳山頂。

8/6 4:58

残念ながら、ご来光は雲の中。

8/6 5:07

タカネシオガマ。

8/6 5:12

崖の淵には、イブキジャコウソウ。

8/6 5:14

栂池方面。

8/6 5:16

気持ちの良い稜線歩きだ。

8/6 5:16

ワクワク。

8/6 5:18

ゼブラの雪渓も残っている。

8/6 5:18

イワツメクサ、イワギキョウ。

8/6 5:18

ゆっくりと稜線を楽しむ。

8/6 5:18

8/6 5:19

アズマギク。

8/6 5:19

ウルップソウ。

8/6 5:20

ウルップソウ、イワベンケイ。

8/6 5:21

馬の背。

8/6 5:22

北側斜面にコマクサ。

8/6 5:22

斜面が桃色にそまる。

8/6 5:28

石が敷き詰められた霧の登山道。

8/6 5:38

端正なウサギギク。

8/6 5:39

前方は二重稜線となっていて、窪みには雪渓が残る。

8/6 5:39

鉢ガ岳と雪倉岳を左に見ながら。

8/6 5:40

8/6 5:42

鉢ガ岳の下に小さな池。

8/6 5:42

正面の山は、妙高山あたりだろうか。

8/6 5:43

鉢ガ岳と雪倉岳

8/6 5:46

三国境を通過。

8/6 5:48

8/6 5:53

栂池方面に一条のビーム光線。

8/6 5:54

歩きやすい稜線が続く。

8/6 5:56

歩いてきた稜線を振り返ると白馬岳が目に入った。

8/6 5:56

鉢ガ岳と雪渓と霧。

8/6 6:00

8/6 6:02

ザレ場をゆっくりと登る。

8/6 6:03

振り返ると白馬岳とその向こうに杓子岳。

8/6 6:05

杓子と鑓ガ岳が重なる。
遠くに、五竜岳、鹿島槍ヶ岳。

8/6 6:06

ミヤマアキノキリンソウ。

8/6 6:07

美しい白馬三山の山なみ。

8/6 6:09

白馬岳山頂。

8/6 6:10

五竜岳、鹿島槍ヶ岳。

8/6 6:10

おそらく妙高山、火打山方面。

8/6 6:11

おそらく戸隠山、高妻山方面。

8/6 6:11

美しいなぁ。

8/6 6:11

いつまでも眺めていたい景色だ。

8/6 6:11

前方には小蓮華山。

8/6 6:19

8/6 6:21

もう少しで小蓮華山

8/6 6:24

白馬岳から歩いてきた稜線。

8/6 6:28

8/6 6:33

雷鳥の親子がいた。子供はもう大きい。

8/6 6:35

五竜、鹿島槍方面をズーム。

8/6 6:35

こちらから見る白馬岳はアルプス的な山容だ。
陽を受けて荘厳。

8/6 6:35

8/6 6:36

杓子岳とその奥に白馬鑓ガ岳。

8/6 6:36

良いなぁ。

8/6 6:36

劔岳？

8/6 6:37

荘厳だぁ。

8/6 6:39

小蓮華山には鉄剣が立つ。石仏は見当たらなかった。
白馬で唯一の信仰の山。地震や風雪による崩壊で、2008年の国土地理院の調査で標高が3m低くなったようだ。

8/6 6:40

良い景色。
皆さんが見ている方向に雷鳥がいた。

8/6 6:51

ハハコグサとハクサンフウロ。

8/6 6:54

ヨツバシオガマ。

8/6 6:59

小蓮華山から下ったところで振り返る。

8/6 7:00

ハクサンフウロ。

8/6 7:02

シナノキンバイとハクサンイチゲ。

8/6 7:07

タカネナデシコ。

8/6 7:08

ウメバチソウ。

8/6 7:16

8/6 7:23

船越の頭に向かって登る。

8/6 7:25

8/6 7:35

ミヤココゴメグサ。

8/6 7:37

ゴゼンタチバナ。

8/6 7:45

登山道脇にリンネソウ。

8/6 7:48

今度は別の雷鳥親子。

8/6 7:49

ひよこのように小さい子雷鳥が5匹ほど。
先ほどの雷鳥の子とは、大きさが全然違う。

8/6 7:58

8/6 7:59

コマクサ。

8/6 8:03

白馬大池への下り。

8/6 8:05

雪解け間もないようで、チングルマが満開。

8/6 8:06

8/6 8:08

イワイチョウの中に、一輪ハクサンコザクラ。

8/6 8:11

エゾシオガマ。

8/6 8:14

8/6 8:15

白馬大池は穏やかで、鏡の様。

8/6 8:20

白馬大池山荘。

8/6 8:25

8/6 8:27

8/6 8:27

8/6 8:29

なんとなく懐かしいハクサンシャクナゲ。

8/6 8:33

大池と小蓮華山。

8/6 8:40

8/6 8:44

岩を選んで、ステップbyステップ。

8/6 8:56

岩ゴロゴロの歩きづらいところを越えると、乗鞍岳。

8/6 8:57

ここまでは青空が広がっていた。

8/6 9:07

小雪渓を下ると、

8/6 9:12

濡れた岩を乗り越えながらの登山道。

8/6 9:23

下りは、神経を使い、非常に疲れた。

8/6 9:54

沢を降りると、木道になり、湿原。

8/6 10:06

天狗原。

8/6 10:22

さらに1時間ほど、下る。
栂池は雨が降っていたようで、どろどろだった。

8/6 10:47

8/6 10:49

ロッジが見えてきた。

8/6 10:53

栂池自然園の登山口に到着。

8/6 11:05

登山者とハイキング客でいっぱいでした。
下山後のソフトクリームが無性にうまかった。

撮影機器：

Canon EOS M2 Canon

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 地図（地形図） 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 タオル ストック カメラ ポール

感想

kaitoron

3年前に白馬尻で、降り続く雷雨で撤退して以来の白馬です。
今一つの天気予報で雨カッパ覚悟でしたが、雨にもあたらず、花、雪渓、三山の景色を堪能することができました。