燧ケ岳(尾瀬沼、尾瀬が原)
- GPS
- 13:09
- 距離
- 20.5km
- 登り
- 1,130m
- 下り
- 1,322m
コースタイム
- 山行
- 4:52
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 5:42
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 7:49
天候 | 1日目 薄曇 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・御池駐車場から沼山峠までバス。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【尾瀬沼〜尾瀬ヶ原】 ・危険箇所はありません。 【見晴新道】 ・笹刈りしており、残った笹の枝が滑りやすくなっています。 ・泥濘箇所がいくらかあり、滑りやすいです。 【御池コース】 ・御池コースは下りで使いましたが、御池と広沢田代の間の長い急勾配がきつい。 ・泥濘箇所があります。 |
その他周辺情報 | 【温泉・入浴施設】 ・桧枝岐周辺にたくさんあります。 ・尾瀬の山小屋は風呂があり、宿泊者は入浴できます。 【食事・水場】 ・水は見晴の山小屋周辺で補給できると思います。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
ダウン
|
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感想
8月4日の早朝、仙台は霧雨が降っている残念な天候。
ネットで確認すると、これから向かう福島県檜枝岐は曇りのようです。
東北自動車道を南下しても、天候はなかなかかわらず、蔵王は真っ白なガスの中、一切経山も姿を隠したまま、安達太良山もあるはずの場所は白く塗りつぶされたような景色。
白河インターチェンジで東北自動車道を降り、一般道をひた走り、西郷村を超えた辺りから晴れ間が見えてきました。
このまま晴れてくれれば…、という思いが通じたのか、御池に着いた時は薄曇りの天気。
仙台を出発したときの天気があまりにも悪かったため、薄曇りでも嬉しくなっちゃいました。
今回の山行は1日目は御池から沼山峠へシャトルバスで移動し、沼山峠から尾瀬沼を目指し、尾瀬沼北岸を歩き、見晴に行き、尾瀬小屋泊。
2日目は見晴から見晴新道で燧ヶ岳を登り、御池まで降りる計画。
しかしながら、翌日の天気予報は雨。
雨の中、燧ヶ岳の見晴新道を登るのはキツいということで、もし雨だったら、燧ヶ岳登山は諦め、2日目は尾瀬ヶ原を歩いて帰ろうと思ってました。
御池から沼山峠までのシャトルバスは、予想外に空いていて、1人で2人分のシートでゆとりを持って座ることができました。
沼山峠から尾瀬沼までの道は、気持ちのよい樹林帯の中を歩き、大江湿原に出ると湿原の中の木道を歩くハイキングコースです。
尾瀬沼に着き、尾瀬沼ビジターセンターで休憩。
ビジターセンター内は尾瀬沼の花や動物、尾瀬の成り立ちなどが展示されています。
綺麗なベンチもトイレもあり、休憩するには最適な場所です。
今日はここから尾瀬ヶ原方面に歩き、見晴の尾瀬小屋で1泊です。
尾瀬沼から見晴までの道も整備されていて歩きやすく、沼尻湿原などの綺麗な景色を見ながら歩いているとあっという間に見晴に着いてしまいました。
尾瀬小屋にチェックインし、荷物を置いて、尾瀬ヶ原をゆっくりと散歩して、尾瀬ヶ原を堪能。
その後、夕食までの時間があったので、外のテラスで尾瀬ヶ原を見ながら、各々ビールや日本酒、珈琲を飲んで、お天気祭り。
桧枝岐村では、翌日の天気を願って、「お天気祭り」という飲み会をするとのことで、我々も習ってお天気祭りをしました。
宿泊した尾瀬小屋は、夕食も美味しく、小さいながらお風呂もあり、空いていたため、我々だけの3人部屋に泊まらせてもらえました。
夕食後、談話室のTVで楽天イーグルスを応援し、19時前に外へ出てみると空がピンク色に染まり、素晴らしい夕景を見ることができました。
あとは翌日、雨が降らないことだけを願って就寝です。
朝、目覚めると雨は降っておらず、小屋に表示されている天気予報は曇りのち晴れになっていました。
朝食の前に朝日を見ようと外に出ると、霧に包まれた幻想的な尾瀬ヶ原。
遠くには至仏山も見え、北を向けば燧ケ岳も見ることができました。
今日は何とか燧ケ岳に登れそうです。
朝食をとり、いよいよ見晴新道へ向かいます。
あまり情報が多くない登山道で心配だったので、1週間ほど前に観光案内所へ電話して確認したところ、お勧めはできないルートですが通れることは通れますという返答だったので、どんな登山道なんだろうと心配してましたが、歩いてみるとそれほど荒れているわけでもなく、整備はされていないが、許容範囲内の登山道でした。
ただ、普段整備されている登山道を歩いている方々からすると、酷い道だという感想になると思います。
もちろん雨に日なんかは、僕も通りたくない道ですね。
樹林帯をひたすら登り、柴安ぐらに到着。
山頂からは尾瀬ヶ原、尾瀬沼、至仏山が一望でき、疲れも吹き飛びます。
柴安ぐらで一休みし、俎ぐらへ。
ここからがかなり大変でした。
俎ぐらから熊沢田代まで降りる道は急勾配で滑りやすく、熊沢田代から広沢田代への道も、広沢田代から御池までの道も急勾配が続くというなかなかの登山客泣かせの登山道でした。
その分、御池に着いたときは、なんともいえない達成感に酔うことができました。
今回、初の尾瀬。そして、東北最高峰の燧ケ岳に登ることができ、満足の夏山行になりました。
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