燕岳（中房キャンプ場前泊）

2017年08月14日(月) [日帰り]

• GPS: 07:33
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,411m
• 下り: 1,401m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:21
• 休憩: 0:12
• 合計: 7:33

距離 9.6km 登り 1,411m 下り 1,408m

4:31 中房温泉
5:13 5:17 第１ベンチ
5:42 第２ベンチ
10:00 10:01 合戦山(合戦沢ノ頭)
10:13 合戦小屋
10:37 10:39 富士見ベンチ
11:00 11:01 第３ベンチ
11:21 11:22 第２ベンチ
11:36 11:39 第１ベンチ
12:04 中房温泉

天候

山頂付近は晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー

行き…バスタ新宿→安曇野穂高バス停／京王電鉄 高速バス、穂高駅→中房温泉／タクシー相乗り
帰り…中房温泉→穂高駅／南安タクシーのバス、安曇野穂高バス停→バスタ新宿／京王電鉄 高速バス

コース状況／危険箇所等

燕岳山頂付近の岩場は慎重に下りました。
※登りの第二ベンチ〜下りの合戦沢ノ頭の記録が飛んでいます。なぜ？

写真

バスタ新宿から安曇野穂高まで、昼便なので往復6,700円。
6:35発、10:31着予定。

安曇野穂高まで運んでくれた京王電鉄の高速バス。
バス後方をまるまる使った、広くて清潔なお手洗いにびっくり。

バス停から直進すると穂高駅到着。
渋滞にハマって到着が1時間半ほど遅れたので、もうお昼の12時。

12:45発の中房温泉行き路線バスを待っていたら、単独の男性にタクシー相乗りしませんかと声をかけていただきました。

声をかけてくださった男性と、温泉巡りをされているという二人連れの女性と、タクシーであっという間に中房温泉に到着。
料金も路線バスと同額の1,700円。本当にありがとうございました。

この奥でキャンプ場の受付をします。
テント代一泊1,000円。

きれいなお手洗い。

キャンプ場は駐車場の隣にありました。
お盆のこの時期も空いていて、のんびりした雰囲気。
つめつめに詰めれば20張くらいいけそう。

水場はキャンプ場のすぐ横にあるので便利でした。

穂高駅は晴れていたけど、ガスってきてしまって星空は見えず。
次の日に期待。

翌朝の朝ごはんは手抜きしてカップそば。
寝起きのカップ麺はちょっと気持ち悪くなりました。
あったかくて美味しかったけどもうやらない。

4:30ごろ出発です。

ヘッデンのライトを消すと真っ暗闇の森。
不気味〜

30分ほどで空が少し明るくなってきました。
太陽の明かりって偉大です。

第一ベンチの手前にも水場がありました。

第一ベンチを通過。

荷揚げ用のケーブル。

第二ベンチを通過。

第二ベンチは広々とした休憩場。

次は第三ベンチと合戦小屋を目指してひたすら樹林帯。

雲の向こうには青空がちらっと見えます。

第三ベンチを通過。

木々の隙間から周辺の山が見えると本当にうれしい。

名前がわからないけど、お花もたくさん咲いていました。

これは蕾？こういう花？

下を向いてしまっているけど、アザミかな？

登山道は一歩一歩の段差が大きい。

紅色のかわいいキノコ。

もこもこの黄色いやつ。

富士見ベンチを通過。

登山道が土から岩っぽくなってきます。

おぉ、何て悪そうなやつ。
ちょい茶色だけどベニテングタケかな。

これも小さいけど悪そうなやつだなー。

これは何だろう。
赤いのがかわいい。

うむ。

お花〜

合戦小屋を通過。

合戦小屋のテン場もいいなぁ。
前日は混んだのだろうか。

まだまだひたすら樹林帯。

ウサギギク！
やっと名前のわかるお花が。

ふるふるの露。

ガスがきれて遠くの山々が姿を現してくれました。

かっこいいなぁ

空もかっこいい。

すれ違った方が「雲の上に出ればすごくきれいだよ」と教えてくださったので、はりきって進みます。

燕山荘が見えてきました。

外国の景色カレンダーみたいな眺めに大興奮。

古城跡っぽい。
すてき。

燕山荘に到着。

稜線に上がると壮観な風景が。

槍ヶ岳の雄姿もばっちり。
かっこいいー！！

絶景じゃー

これから向かう燕岳も輝いて見えます。

すごいー

終わりかけだけど、コマクサの群生にも会えました。

わさわさ

燕岳の白い花崗岩が造る風景は、現実離れした不思議な雰囲気。

イルカくん。

コマクサ〜

東側はガスガスだけど、ぶあつい雲海が良いです。

めがね〜

燕山荘方面を振り返って。

山頂までもう少し。

山頂付近にもお花が。

燕岳到着。

ここからも槍ヶ岳と大天井岳がばっちり。

もっくもく

こんな所は慎重に歩きます。

下をのぞき込むとちょっと怖い。

燕岳から中房温泉まで戻る道は霧の中。

ちょこちょこと渋滞するので、お花観察。

再び合戦小屋を通過。
のんびりスイカを食べてみたかったけど、お風呂にも入りたいので我慢。

中房温泉に戻ってからテントを撤収して、温泉に直行。

売店で購入した炭酸ジュースが夢のようにおいしかった。

穂高駅まで運んでくれる南安タクシーのバスは、並んでいる人全員が座れるように増便が出ていました。

穂高駅近くのお蕎麦屋さんで鴨せいろそばをいただきました。
おいしかった！

再び安曇野穂高バス停。

帰りも渋滞にハマりましたが、本を読んだりうとうとしたり、のんびり帰りました。

感想

suitosuito

夜行バスで向かって早朝から燕岳をピストンで登山、と思ったのですがこの時期に中房温泉や穂高駅に向かう夜行バスが空いている訳もなく、昼の便と路線バスを組み合わせて中房温泉キャンプ場でのんびりと前泊、翌日は早朝から登り始める計画で出かけてきました。
下のほうはガスガスで展望には期待できないかな、と諦めかけていましたが、稜線に上がってみれば歓声を上げてしまうほどの絶景が広がっており、良い山歩きができました。
北アルプス三大急登の表記に心が折れないかの不安もありましたが、ずーっととにかくひたすら登り続けているうちに辛い感覚がマヒしてくるので大丈夫でした。
今回は穂高駅でタクシーの相乗りに声をかけてくださった方、お気に入りの温泉を教えてくださった二人連れの女性、帰りの登山道渋滞で色々なお話をしてくださった方と、黙々と歩くだけではない温かい気持ちになれる良い経験もできました。
ありがとうございました。

コメント

shirakobaton

雲の上は青空ですね
しばらく曇りや雨の日が続いて
このような綺麗な青空は見ていないので、
雲の上からの写真に感動です。
たくさんの花、私も名前はわかりませんが、
高山に咲く花は、健気でとてもきれいです。
外国の景色カレンダーみたいな写真も
最高です。
そしていろいろな人たちのかかわりもあって、
すてきな山行でしたね。

suitosuito

Re: 雲の上は青空ですね
shirakobatonさん、こんにちは。
コメントありがとうございます(๑´ㅂ`๑)

燕岳は雨に降られなければいいかな、くらいの気持ちでいたので、青空が出てくれたのが嬉しくて最高でした。
すっきりと晴れ渡るより、山肌に雲がかかっている様子も大好きなので、見ることが出来て良かったです(*'∀'*)

奥多摩や山梨ははっきりしないお天気が続きますが、shirakobatonさんのレンゲショウマの写真がキレイでした！
私もレンゲショウマ目当てに御岳山を計画しつつ、雨予報だからいいや…と諦めていたので、見ることが出来て嬉しいです。

今月中に、真似するように御岳山へでかけるかもしれません(*^^*)ゞ

comsin

お疲れ様でした〜
suitosuitoさん
こんばんは
山頂は、晴れていてよかったですね！
下界は、曇りで心配しましたが槍さまにも対面できてサイコーでしたね！
帰りの登山渋滞でお話ししていたのがおそらく私です！？
下りの合戦小屋からあとの記録がないのは、スピード下山に付き合わせてしまった私のせいです……反省しております(__)
今週末の連休後半の登山も晴れたらいいですね！
小みね

suitosuito

Re: お疲れ様でした〜
comsinさん、こんにちは。
コメントありがとうごさいます。

下は真っ白でしたが、稜線に上がってからは絶景が広がっていて、最高の燕岳でしたね。
本当に良かった (*´∀`*)

スピード下山は大歓迎です！
山頂までの道のりと、そこからの景色を楽しんだ後は一気に下りてしまう事が多いし、ピストンだと同じ景色に飽きてしまう時もありますが、あの時は渋滞したにもかかわらず最後まで楽しく下りる事ができました！
ありがとうございました。

むしろ、私が後に続いたせいでcomsinさんの足を引っ張っていたとしたら、すみません (´ε`;)

comsin

Re[2]: お疲れ様でした〜
こちらも最後まで楽しい山行になりました。
サイコーの北アルプスデビューでした
ありがとうございます
今は、次にどこに登るか思案中です
suitosuitoさんのヤマレコ参考にしてみます

suitosuito

Re[3]: お疲れ様でした〜
山の地図を眺めながらあれこれと思案する時間も最高に楽しいですね。
もう少ししたら紅葉が美しい季節になってくるし、それも楽しみ (｡>﹏<｡)

次に登られる山も、好天に恵まれるといいですね。