聖岳（芝沢駐車場・便ケ島から往復）

2017年08月19日(土) ~ 2017年08月21日(月)

• GPS: 55:16
• 距離: 34.9km
• 登り: 3,439m
• 下り: 3,434m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:52
• 休憩: 0:11
• 合計: 9:03

距離 15.0km 登り 2,191m 下り 616m

5:12 芝沢駐車場
6:22 6:28 易老渡
6:51 6:53 便ヶ島
13:52 13:55 薊畑分岐
14:13 聖平小屋分岐
14:15 聖平小屋

2日目

• 山行: 5:14
• 休憩: 1:15
• 合計: 6:29

距離 6.4km 登り 829m 下り 832m

6:00 聖平小屋
6:03 聖平小屋分岐
6:23 6:32 薊畑分岐
7:38 7:51 小聖岳
9:27 10:06 聖岳
11:01 11:14 小聖岳
12:02 12:03 薊畑分岐
12:25 聖平小屋分岐
12:29 聖平小屋

3日目

• 山行: 6:23
• 休憩: 0:12
• 合計: 6:35

距離 13.5km 登り 424m 下り 1,981m

5:54 聖平小屋
5:58 6:02 聖平小屋分岐
6:20 6:26 薊畑分岐
11:01 11:03 便ヶ島
11:29 易老渡
12:29 芝沢駐車場

天候

晴れ（3日間）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央自動車道飯田ICから国道153号、県道、国道152号などを経由し、上村から林道赤石線で芝沢駐車場（約50台）へ約2時間。
信州遠山郷H.P．http://tohyamago.com/
飯田市H.P．http://www.city.iida.lg.jp/soshiki/28/minami142-3.html
遠山郷までのロードマップ　http://tohyamago.com/access/road_map/

コース状況／危険箇所等

小聖岳〜前聖岳のガレたヤセ尾根では足元注意、また岩と砂礫の大斜面の登降ではスリップ注意。

その他周辺情報

芝沢駐車場から先は一般車両は通行禁止（タクシー等は通行可。但し事前予約が必要）。芝沢駐車場にトイレはなし。易老渡駐車場に簡易トイレ、便ケ島森林公園施設に公衆トイレあり。聖平小屋H.P.http://plaza3.dws.ne.jp/~hara5/

写真

8/23 8:10

飯田方面から国道152号の上島トンネル手前を右折

8/23 8:10

右が林道赤石線の入口

8/23 8:10

北又渡発電所を過ぎると林道は未舗装へ　

8/23 8:10

芝沢駐車場

8/23 8:10

駐車場奥のゲート。これより先は一般車両は通行禁止

8/23 8:11

翌朝。歩いて便ケ島へ。自転車を使う人も数名いました

8/23 8:11

易老渡登山口に着くと、遠山郷観光協会のバスがやって来ました

8/23 8:11

易老渡駐車場。団体さんはバスに乗って来ました

8/23 8:11

トンネルあり

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なおも林道を歩いて便ケ島へ

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便ケ島登山口

8/23 8:11

便ケ島森林公園

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公衆トイレ。綺麗です

8/23 8:12

衛星電話。故障中

8/23 8:12

水は出ますが、飲用には不適

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登山届の投函所

8/23 8:11

投函所の中に登山ポストあり

8/23 8:11

登山口を出発

8/23 8:12

トンネルを通り西沢渡へ

8/23 8:12

ゆるい坂道が続きます

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所々、道が崩壊している箇所があります

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滝の沢橋

8/23 8:12

橋の上から滝が眺められます

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かつらぎ沢橋

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気持ちの良い平坦な遊歩道を歩きます

8/23 8:12

西沢渡に到着

8/23 8:12

仮設橋が流されているので、ワイヤーロープウェイを利用

8/23 8:13

対岸にあるゴンドラを手繰り寄せてから、自分が乗り込んで対岸へ渡ります。

8/23 8:13

造林小屋跡

8/23 8:13

急斜面を登ります

8/23 8:13

所々、ロープが張られています

8/23 8:13

ロープが張られた斜面をトラバースします

8/23 8:13

指導標識と転・滑落注意の看板

8/23 8:13

木の根に張った急斜面を登ります

8/23 8:14

滑落注意の看板

8/23 8:14

斜面に張られたロープ

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所々、ネットが張られています

8/23 8:14

標高2,000mまで登って来ました

8/23 8:14

苔平

8/23 8:14

苔平の地名のとおり、苔むした登山道を登ります

8/23 8:14

標高2,200mに来ました

8/23 8:14

急登が続きます

8/23 8:14

聖岳への分岐の薊畑に到着。

8/23 8:14

聖平小屋へ向かいます

8/23 8:14

上河内岳への分岐

8/23 8:14

木道を歩いて聖平小屋へ

8/23 8:14

ようやく聖平小屋に到着

8/23 8:15

翌朝。聖岳への分岐の薊畑に来ました。山頂をピストンする人が荷物をデポしています

8/23 8:15

お花畑の中を登山道が通っています」

8/23 8:15

お花畑

8/23 8:15

岩場にロープが張られています

8/23 8:15

小聖岳に到着

8/23 8:15

目前には聖岳が迫ってきます

8/23 8:15

ガスの中から上河内岳が見えます

8/23 8:15

少しガスが出て来ました

8/23 8:16

雲海の上に富士山が頭を出しています

8/23 8:16

岩と砂礫の大斜面を登って行きます

8/23 8:16

ジグザグに岩と砂礫の斜面を登ります

8/23 8:16

聖岳山頂に到着

8/23 8:16

山頂標識

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方位盤

8/23 8:17

山頂標石

8/23 8:16

赤石岳方面

8/23 8:16

奥聖岳方向

8/23 8:17

奥聖岳はすぐそこに見えます

8/23 8:16

山々は雲海の中です

8/23 8:16

南アルプスを縦走中の某大学ワンゲル部員が登って来ました。全員元気一杯で眩しいくらいです

8/23 8:17

山頂のガスが晴れません

8/23 8:17

下山します

8/23 8:17

ウスユキソウ

8/23 8:17

チシマギキョウ

8/23 8:17

タカツメクサ

8/23 8:18

イワインチン

8/23 8:18

ミヤマアキノキンソウ

8/23 8:18

タカツメクサ

8/23 8:18

小聖岳に戻って来ました

8/23 8:18

ウサギギク

8/23 8:18

ホソバトリカブト

8/23 8:18

下から見たホソバトリカブト

8/23 8:18

ミヤマトリカブト

8/23 8:18

エゾリンドウ

8/23 8:18

ヤマハハコ

8/23 8:19

ハクサンフウロ

8/23 8:19

お花畑を通り、薊畑分岐へ

8/23 8:19

薊畑分岐に戻って来ました。荷物をデポした登山者はすべて出発したようです

8/23 8:19

ヤマジノギク

8/23 8:19

ネットで高山植物を保護しています

8/23 8:19

聖平小屋へ戻ります

8/23 8:19

お花畑の中を通ります

8/23 8:19

宿泊の手続きをして、フルーツポンチを頂きます

8/23 8:20

聖平小屋の夕食

8/23 8:20

聖平小屋の朝食

8/23 8:20

聖平小屋前の夜明け

8/23 8:20

小屋の前のテント場

8/23 8:20

朝の気温14．5℃

8/23 8:20

聖平小屋を出発します

8/23 8:20

木道を歩きます

8/23 8:20

上河内岳への分岐まで来ました

8/23 8:20

上河内岳山頂はガスの中

8/23 8:20

薊畑分岐へ登ります

8/23 8:20

イワオトギリ

8/23 8:21

マツムシソウ

8/23 8:21

今朝の薊畑分岐は人の気配がありません

8/23 8:21

太陽が霞んで、幻想的な景色です

8/23 8:21

今日は聖岳山頂方向も霞んでいます

8/23 8:21

西沢渡へ下ります

8/23 8:21

倒木に苔

8/23 8:21

ネットが張られた道を下ります

8/23 8:21

標高1,800mまで下って来ました

8/23 8:21

標高1,400mまで下って来ました

8/23 8:22

仮設橋は流されたままで、復旧されていません

8/23 8:22

対岸のゴンドラを一人で手繰り寄せます

8/23 8:22

対岸へ渡り終えて、力が尽きました

8/23 8:22

便ケ島に下って来ました。聖光小屋（休業中）と駐車場

8/23 8:22

易老渡登山口の鉄橋

8/23 8:22

ヤマアジサイ

8/23 8:22

ついに芝沢駐車場に戻って来ました

8/23 8:23

かぐらの湯で汗を流します

8/23 8:23

かぐらの湯がある　道の駅遠山郷

8/23 17:19

記念バッジ。聖平小屋で500円。山が白いバッジも人気があるそうですが、夏山なので緑の方にしました。

撮影機器：

TG-5 OLYMPUS CORPORATION

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 細引 ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料（水 スポーツ飲料） ライター 地形図(光岳 上河内岳 赤石岳) ガイドブック(山と高原地図：塩見岳・赤石・聖岳) コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ スパッツ レスキューシート 熊鈴

備考

持って行けば良かったもの：蚊取り線香…芝沢駐車場で車中泊をしたが、車内が暑かったので少しだけ窓を開けていたところ、侵入して来た多数の蚊に悩まされて睡眠が妨げられた

感想

wandererM

今回の聖岳は苦行の登山でした。まず初めは、芝沢ゲートから便ケ島までの2時間弱の林道歩き。次は、西沢渡では仮設橋が流されて、やむなくワイヤーロープウェイを利用。生憎その時は私だけだったので、対岸のゴンドラを一人で手繰り寄せて、今度は自分が乗って対岸に渡るのに相当な体力を消費。当初の計画では、聖岳から光岳まで縦走する予定だったので、装備や食料でザックはかなり重かった上に、標高差1,300mの急登の連続で聖平小屋に着いた時には疲労困憊。疲労による食欲不振となり、食べれないので疲労が回復しない悪循環に堕ち入りました。翌日は回復には程遠い状態でしたが、天気が良いうちに聖岳は登っておきたく、自身にムチを入れました。牛の歩みでなんとか頂上に辿り着いたものの、景色は雲海あるのみ。体調不良と天候が不安定になるとの予報で縦走は中止、翌日下山予定で聖平小屋に連泊。下山ルートは、少しでもアプローチが短い椹島へ気持ちとしては下りたかったものの、車があるので仕方なく芝沢駐車場へ下山。西沢渡では、また一人でワイヤーロープウェイを操作して、長い林道を歩いて、芝沢ゲートに辿り着いてようやく苦行の山行が終わりました。しかし聖平小屋で連泊したおかげで、南アルプスの稜線を北から南までつないで登っている年上の方や聖岳で百名山達成となる同年齢の人などと楽しい会話が出来ました。また私の体調を気遣って頂いた聖平小屋スタッフの優しい皆様には感謝致します。