真っ青な赤岳(文三郎尾根ピストン)
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- GPS
- 08:21
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,297m
- 下り
- 1,291m
コースタイム
- 山行
- 6:34
- 休憩
- 1:48
- 合計
- 8:22
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 自家用車
4:15出発 5:00頃 やまのこ村着 到着時点でほぼ満車。 他の車の前に停めて、後で移動できるよう車のキーを預けるように指示がありました。 ちなみに帰ってきた時は空いたスペースに移動してくれてました。 美濃戸口〜やまのこ村は評判通りの悪路でした。 轍を避けて、えぐれていない所にタイヤを乗せれば腹を擦らないで済みますが、神経がすり減ります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
よく整備されています。 |
写真
感想
8月の最終週、赤岳にチャレンジしてきました。
出発した時点ですでに日は登っていますが、八ヶ岳の西側なので、しばらくは薄暗い森の中を進みます。
全体的にはなだらかな登り、たまに大きな段差が出現します。
森を抜けたところにヘリポートがあり、そこまでくれば行者小屋まではもう少しです。
小屋から赤岳には地蔵尾根か文三郎尾根を経由しますが、今回は文三郎尾根を登ります。
事前にテレビやネットで情報収集をして、左右が切れ落ちている地蔵尾根よりは切り立った岩の間を進む文三郎尾根のほうが高度感が少なくて済むだろうと思ったからです。
ちなみに中岳との分岐の前にある階段地獄の方が高度感はあります。この辺は後ろを振り向くと、穂高連峰や後立山連峰が見えてきます。初めは阿弥陀岳や蓼科山によって寸断されていますが、高度が上がるにつれてそれらの山が身を潜め、稜線が長く繋がってきます。
キレット分岐から先は鎖が連続する岩場です。
斜度はかなりのものですが、手足をかけるところがたくさんあり、鎖もあるのでそれほど苦労はしませんでした。
何本目かの鎖を過ぎ、梯子を2回登ると、意外にあっさりと頂上が見えてきました。
鎖場はそれなりに時間がかかるだろうと思っていましたが、緊張していたせいか思ったよりも早く通過してしまいました。ちょうど数組の団体さんが写真撮影で行列を作っており、我々も順番を待ちながら、眺めを堪能します。
山歩きを始めたころ、妻はちょっと大きな段差になると進めなくなっていました。あきらめて戻ろうとする私と往生際の悪い妻でその場でケンカしたこともあります。そのうえ妻は高所恐怖症なので「赤岳なんか絶対無理」と言っていたのに、今はニタニタしながら(鎖場を無事通過できたことで変なテンションになってたみたいです)頂上の写真の順番待ちをしています。ま、よく頑張ったよ。
そして無事登頂。頂上小屋の前が比較的広くて空いていたので、ここに座って食事をとりました。西側は南アルプスから後立山連峰までズラーっと山が並びます。風もとても穏やかで、青空の下、ゆっくりと休憩することができました。
名残惜しいですが、下山開始。帰りも文三郎尾根を下ります。
先ほどの鎖場を妻が通過できるかが少し心配でしたが、岩場に慣れてきたのか、特に問題なく中岳との分岐まで帰ってきました。
階段地獄を通過して、そこから行者小屋までは割とフツーの山道。どういうわけかここで私が滑って2回も転倒。しかも2回目は腰を強打してしまいました。こんなところで救助されるのは勘弁と思いましたが、幸い大事には至らず、無事に帰ってくることができました。
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