甲斐駒ヶ岳・栗沢山・アサヨ峰

2017年09月02日(土) ~ 2017年09月04日(月)

• GPS: 13:40
• 距離: 14.0km
• 登り: 1,855m
• 下り: 1,800m

コースタイム

1日目

• 山行: 12:11
• 休憩: 1:06
• 合計: 13:17

距離 13.3km 登り 1,809m 下り 1,809m

4:15 スタート地点（長衛小屋のテント場）
4:42 仙水小屋
6:21 6:25 駒津峰
6:50 6:52 六方石
7:34 駒ヶ岳神社本宮
7:34 8:08 甲斐駒ヶ岳
8:08 駒ヶ岳神社本宮
8:30 8:35 摩利支天
9:10 9:11 六方石
9:43 9:44 駒津峰
10:50 11:00 仙水峠
12:30 12:37 栗沢山
13:42 アサヨ峰
15:13 15:15 栗沢山
17:32 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

2日目

• 山行: 0:17
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:17

距離 0.7km 登り 55m 下り 0m

8:33 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
8:49 北沢峠
8:50 ゴール地点

　　　　　　　　　　　時間　　　　時間[分]　　　標準CT比
標準CT(休憩無し)　　　11:30　　　　690　　　　-
実績CT(休憩除く)　　　12:11　　　　731　　　　105.9%
実績CT(休憩込み)　　　13:17　　　　797　　　　115.5%
アサヨ峰以降でバテて標準CTの1.5倍程度かかっています

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
ホリデー快速ビューやまなし号 11:12甲府駅到着
甲府駅から広河原 2時間 2050円 12:05〜13:58
広河原から北沢峠 25分 750円 15:00〜15:25

帰り
北沢峠から広河原 25分 9:15〜9:40
広河原から甲府駅 2時間 10:00〜11:55

その他周辺情報

テント場：長衛小屋（一人500円）

写真

9/2 16:49

9/2 16時長衛小屋のテント場に到着
ウナギで翌日に備える

9/3 5:08

9/3 4時に出発
5時　仙水峠2264mを通過し、樹林帯で日の出でした

9/3 6:06

6時　仙水峠から駒津峰へ登る
久々の好天に甲斐駒ヶ岳・摩利支天が映える

9/3 6:08

駒津峰への登り
雲海に浮かぶ仙丈ヶ岳

9/3 6:15

駒津峰への登り
北岳

9/3 6:19

駒津峰への登り
鳳凰三山・富士山・アサヨ峰・栗沢山・北岳・間ノ岳　勢ぞろい

9/3 6:22

6:30頃　駒津峰2752m
500m登っても、まだ6合目ですか〜

9/3 6:30

駒津峰から甲斐駒が岳へ向かう

9/3 7:07

巻き道ルートで行きます

9/3 7:12

7:10頃　本格的な砂礫の登りへ
青空に登るのが気持ちいい！

9/3 7:17

手前に映っている早川尾根のピーク、アサヨ峰がかっこいい
この後行ってバテバテになるんですが…
右端に塩見岳まで見える

9/3 7:26

こんな砂礫の道が続く

9/3 7:35

山頂を発見！

9/3 7:36

帰りに立ち寄る摩利支天が下に見えます
こちらから見ると緑色なんですね

9/3 8:00

7:40 出発から3.5時間で甲斐駒ヶ岳　無事登頂！

9/3 7:46

山梨百名山64座目
標柱はまだ古いままでした

9/3 7:53

メインの標柱と、仙丈ヶ岳

9/3 7:42

山頂から
八ヶ岳。こんなにきれいに見えたのは初めて

9/3 7:38

山頂から
赤岳アップ

9/3 7:42

山頂から
鳳凰三山・富士山アップ

9/3 7:56

山頂から
鳳凰三山(地蔵ヶ岳、観音岳)・富士山アップ

9/3 7:43

山頂から　北岳方面
いい日に登ったなぁ

9/3 7:56

山頂から　北岳・間ノ岳アップ
北岳から手前に伸びる尾根に、小太郎山

9/3 7:47

山頂から鋸岳
未踏　山梨百名山の最後に取っておこう・・・

9/3 7:48

山頂から仙丈ケ岳
翌日登る予定でしたが…

9/3 7:56

山頂から仙丈ケ岳
カールが素敵

9/3 7:48

山頂から
御嶽山も見えました

9/3 7:56

山頂から
悪沢岳・塩見岳

9/3 7:58

山頂から
槍ヶ岳

9/3 7:58

山頂から
中央アルプス

9/3 7:47

山頂から八ヶ岳方面
絶景なので長めに休憩して、摩利支天へ向かう

9/3 8:20

8:20 摩利支天への分岐
正面が摩利支天
マリちゃん、マリリン　など失礼な事を言いながら向かう

9/3 8:32

8:30 摩利支天へ到着
女神様じゃなかったのですね
蓄財の神様よろしくお願いします。

9/3 8:33

摩利支天から甲斐駒ヶ岳をふりかえる

9/3 9:33

9:33 栗沢山・アサヨ峰へ向かうために700mの下山
後ろに鋸岳

9/3 9:54

10時　甲斐駒ヶ岳を振り返る
雲が出てきた

9/3 11:38

11:40 仙水峠で一休みして、栗沢山への登り
ややお疲れ気味のtomomi1008さん

9/3 12:29

12:30 栗沢山へ到着
ずいぶん雲が出てしまいました
ここまでは予定時間通りの行動でした。。。
下山するか迷いましたが、アサヨ峰に行ってみることに。
ここから苦行開始。判断ミスでした。

9/3 12:35

アサヨ峰へは、細かいアップダウンがある道のり。

9/3 13:11

13:11 岩場で休憩中のtomomi1008さん
明らかにペースダウン

9/3 14:06

アサヨ峰への途中にあるこの岩場が今回の山で一番難しい場所でした
テント背負ってたら我々では通過は厳しいと思います

9/3 13:34

アサヨ峰手前の偽ピーク通過後、
ホシガラスが激励しにやってきてくれた

9/3 13:34

左に行くのかい？

9/3 13:34

右に行くんかいw

9/3 13:38

tomomi1008さんがあんなに遠くに。。。

9/3 13:39

13:40
CT通りにアサヨ峰に到着　山梨百名山65座目
まずい、isisatoの水が無くなった・・・

9/3 13:39

雲で北岳も甲斐駒ヶ岳も見えません

9/3 13:40

バテてしまったtomomi1008さんに途中敗退を叫んで休んでおいてもらい、急いで引き返す
栗沢山まで休み休み、90分かけて戻る(標準60分)

9/3 15:53

栗沢山から長衛小屋までは135分かけて戻る(標準90分)
isisatoは水が無くホワイトチョコレートがぶ喰いしてごまかしながら決死の下り

9/3 17:30

17:30 やっと長衛小屋が見えた〜生還です
直前の水場で500ml一気飲みしました

絶景に恵まれましたが、身の程がよく分かった山旅となりました

撮影機器：

SH-3 OLYMPUS CORPORATION

感想

tomomi1008

ヤマレコの皆さんの記録を見ていると
甲斐駒とアサヨ峰を縦走している記録が少ないなあと
常々、疑問に感じていました。
数字的には行けなくもないはずなのに、
なんで誰もやらないのだろう。
そんなに難しいものなのかと。

やってみて分かりました。
天候に恵まれ甲斐駒ヶ岳・摩利支天までは難なくクリア。
しかし、そこからの下りで体力を奪われてしまいました。
岩が多く、サクサク下らせてもらえない。
仙水峠に戻ってきた時点で疲れていたので
ここで止めて、謙虚にテント場に戻るべきでした。
もし戻っていたら「甲斐駒、良かったね」と
楽しい想い出に終わっていたにちがいありません。
そして、体をしっかり休めて
翌日仙丈ケ岳にも上れていたことでしょう。

しかし、コースタイム内で歩けていたので
欲張って栗沢山まで上ってしまいました。
正直、相当疲れていたのですが栗沢山からアサヨ峰までは
手が届きそうな距離。
ここまできたらやるしかありません。
ヨロヨロと歩き続けました。
しかし、あともう少しのところでタイムアウト。
アサヨ峰はisisato氏に行ってもらい
私は足が一歩も動かず岩の上で休憩しつつ、引き返すことに。

そのあとは地獄でした。
色んな景色も見えていたのでしょうが全く記憶にありません。
甲斐駒から見えた美しい景色や感動も消去されてしまいました。
ヘリコプター騒ぎと新聞沙汰になりたくない一心で
なんとか日没までに下山。
疲労しすぎて食事も喉が通らず早々に就寝。
翌日の仙丈ケ岳は中止し帰宅したのでした。

やはり私には無謀な計画だったようです。
天候以外の敗退はこれが初めて。
苦い経験になりましたが、いい勉強にもなりました。
次回は縦走なんて無謀なことはせず
おとなしくアサヨ峰のみに専念しようと猛省したのでした。

isisato

夏休みの一部を利用して、甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰・仙丈ヶ岳を二泊三日で
巡る予定でスタート。
まずは甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰へ。

4:00から登り始め、7:30に山頂到着。
去年の白峰三山に匹敵する好天で最高に気持ちがよい山歩きでした。
が、反省しきりです。

・撤退基準
仙水峠で、このまま下山するか栗沢山に向かうか話し合いましたが、とりあえず栗沢山に行って、そのまま下山するか考えようという事に。
栗沢山に到着すると、とりあえずアサヨ峰に行ってみようというズルズルパターン。
標準CT超えで引き返す　では諦める基準が緩かったですね。

・水は大事
アサヨ峰からは2.5時間で長衛小屋まで戻れるので、水は大丈夫と思っていたが
実際は4時間も掛かってしまいギリギリでした。
最後の1時間は顔も手もしびれてくるし、フラフラするしで危なかった。
水場でがぶ飲みすると、2分ぐらいで一気に回復したので、水のすごさを思い知りました。

そんなこんなで、翌日の仙丈ヶ岳は中止してそそくさと撤退となりました。
凡人が甲斐駒ヶ岳・アサヨ峰を一日で歩くのがやや無謀な計画でした。
仙丈ヶ岳とアサヨ峰はまた今度リベンジしようと思います。