薬師岳(美しい姿とは裏腹にキツかった)
- GPS
- --:--
- 距離
- 21.5km
- 登り
- 1,784m
- 下り
- 1,769m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:00
天候 | はれ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
開門時間は6時から20時。通行料は1900円 6:40頃の折立駐車場はほぼ満車。臨時駐車場有。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所は特になし。ただ、ガレ場とか石畳の道とか足元不安定で歩きにくい 登山届は太郎平小屋で提出 |
写真
感想
9月15日〜17日の3日間で、新穂高を起点に、
双六、三俣蓮華、鷲羽、水晶、笠と周回する予定でした。
しかし、台風18号が列島を縦断するということで連泊縦走は諦め、
折立から薬師岳へ。
黒部五郎小舎でご一緒した方から
「折立から太郎平小屋まで3時間で登れれば日帰り可能」とお聞きしたので、
実行してみました。
深夜名古屋から高山、大規模林道と走るのは、前回の黒部五郎と同じ。
飛越新道登山口の飛越トンネルを越え、有峰林道東谷連絡所に5:30到着。
開門を待つ間に、朝食とザックの中身の整理。
4番手で出発し、40分後折立に到着。
富山県側の小見連絡所からの車が早く着くので、
駐車場はほぼ満車。空いているスペースに駐車し、登山開始。
アラレちゃんの前で、のり巻きアラレをほおばるというミッションをクリアー。
ここでトレラン女性に抜かれる。
登るにつれて視界が開け、周囲の景色を楽しみながら進む。
右に忌まわしい飛越新道の稜線、左に立山や劔番長、
正面には黒部五郎、鷲羽、水晶、雲の平、そして本命の薬師岳。
予定通り3時間で太郎平小屋に到着。
ここで左手の道に入り、終始正面に薬師岳を見ながらさらに高度を上げていく。
ほれぼれするほど美しい薬師岳の姿。
しかし、岩ゴロの道やザレ場など、徐々に本性をさらけ出してくる。
薬師岳山荘から先が、正念場。避難小屋跡はダミーのピーク。
薬師如来像の安置された山頂は、もうちょっと先。
12:30山頂到着。東側は雲海が広がっていたが、
他の3方向の山々はしっかり見ることができました。
先着者がお二人。一人は、アラレちゃんで抜かれたトレランの女性。
お一人は途中何度か道を譲ったりした、ソロの男性。
山頂標と記念撮影し、20分ほど滞在の後、下山開始。
下山ルートもはっきり俯瞰できます。そして登ってくる人もたくさん。
例の薬師峠でテントを設営していた高校生の団体も。
ところが、私の足が悲鳴を上げ始める。苦手なザレ場の下りに加え、
段差のある岩場の下り、さらには凹凸の激しい石畳の反動が、
じわじわとボディブローのように効いてくる。
下山時間が心配だったので、薬師岳山荘の白玉あんみつや、
太郎平小屋の太郎ラーメンも食べられず。
ガスで視界も悪くなり、小休止をこまめに取りながら、
なんとか自分を奮い立たせ、17時に折立に戻りました。
予想外のキツさでした。
薬師岳の美しい姿に騙されました。
登山口の「経験と体力に合った」登山ではありませんでした。
天気をチェックしたら、翌日も天気は良さそう。
温泉で汗を流し疲れた体をケア。
立山町で食料やペットボトルを買い込み、馬場島へ移動。
体力面でハンデを背負ってますが、試練と憧れ、早月尾根で劔番長に挑みます!
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