富良野岳
- GPS
- 06:24
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 758m
- 下り
- 517m
コースタイム
天候 | 晴れ後曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストあります、登山道はよく整備されていますので、指示に従い逸脱しなければ危険箇所はありません。 |
その他周辺情報 | 凌雲閣の日帰り入浴800円ですが、秀岳荘のメンバーズバック提示で200円割引で600円にしていただきました。脱衣所のロッカーは100円かかります。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
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感想
今シーズンは、「じい散歩」が多くこのままステップアップもしないで、今年も太ったままでシーズンを終えるのか?私自身も膝と足首に痛みを抱えて不安もありましたが、残りのシーズンを有意義なものにするために、ショック療法を試みることにしました。
北海道の夏山ガイドには、掲載するすべてのコースのグレードを点数化して初級・中級・上級と区分しています。これまで登った全ての山は、旭岳を除いて見事に初級の山ばかりです。
妻が最終目標とする羊蹄山は、中級の中でも70点と高いほうです。中級へのステップアップとして、今回は、過去に登った「旭岳」と同等の55点の「富良野岳」を選んでみました。
前夜の天気予報を参考にして、複数の候補地の中から晴れの予報となっていた「富良野岳」を目的地に決定しました。しかし、十勝連峰を見渡すことができる中富良野町を通過する頃は、現地は確かに快晴でしたが、連峰の山頂部は見事に厚い雲に覆われつくしていました。
駐車場に到着したのが8時15分頃でしたが、その時点で登山口の36台の公共の駐車場は満車で、区画されていない周辺も含めると50台位は駐車していたのではないでしょうか。すでに始まっていた、駐車場と凌雲閣のすぐ下の広くなっている道路脇に先行車に習って駐車することになりました。
登山口をスタートした8時45分の時点で、気温は辛うじて二桁の10度で風が吹くと肌寒く感じるくらいでしたが、太陽が出ていましたので歩き出してすぐにウインドブレイカーを脱ぎました。
途中標高が上がり気温は一桁に下がると、安政火口下や三峰山沢など風の通り道になるようなところや、富良野岳分岐から上は衣服の調整が必要になります。
この時期の強風や気温低下に対しては、ソフトシェルやダウン、手袋や耳の隠れる帽子やバラクラバがあると、体だけではなく気持ちも落ち着きます。
コース全体の印象としては、ガイドの通り登山道もよく整備されていますし、標高差や急登もそれほど気にならない程度でした。前夜まで家の階段を登るたびに痛みを感じていた右膝も、一度も痛みを感じることなく登ることができました。
しかし、全行程を通しての登山道上の大小の石や、D尾根と三峰山下のトラバースコース上の点在する無数の岩を越えて歩くことに結構な労力を費やされました。帰りは特に疲労の中、集中力を持続させなければならず、妻はこれまでで一番きつい山で、「自分の限界を知った」と言っていました。
今回は、視界が悪く景色にはあまり恵まれませんでしたが、紅葉に励まされて楽しく歩くことができました。雲の切れ間から壮大なロケーションとスケールが感じられましたので、夏シーズンに是非再訪したいと思いました。
今回の検証で妻の体力では、縦走はまだ難しそうということがわかったので、次の機会では上ホロや十勝岳のピストンで訪れたいと思います。
山旅ロガーのデーターによると、到達標高1878m、累積標高767m、駐車場から山頂までの約4.6kmを4時間10分、下山は3時間かかりました。全行程約9.2kmを7時間15分の行動時間でした。(ログが途中で途切れたので、距離は単純に2倍にしました。)
今回の富良野岳は、妻にとってはしばらくは基準になると思います。「今回は、手稲山平和の滝コースを登るよ、大丈夫初級の山だから。」、「今回は空沼岳だよ、富良野岳と同じ中級だけど急斜面はないみたいだよ。」どの山も、「富良野岳よりは厳しくないからね!」で通せそうです。
翌日、全身筋肉痛で朝から動くたびに妻が奇声を上げています、今日は休日で良かったね。そういや私も筋肉痛はないものの、ゴール間際に右足の裏の痛みを感じた場所が、今でも痺れています。
コメント
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お久し振りでございます。
奥さまと富良野岳に登られたということで、興味深く、そして楽しく読ませて頂きました。
今後、奥さまがどのような山に登られるのか楽しみです。どうかご自愛いただきながら、挑戦して下さい。
私も50歳過ぎると体にガタがきてますが、遊びにはどんどん挑戦したいと思います。
kawahiro45さん、コメントと励ましのお言葉ありがとうございます!十勝連峰は、これまでスキーで三段山と十勝岳(正確には高校の研修旅行で夏の十勝岳も登っていました)しか訪れていなかったので、向こう側からの眺めしか知らなかったので、富良野岳は是非とも登りたい山でした。
これを機会に、初級の中のちょっと手強いと思われる山にも挑戦していこうと思っていますが、札幌近郊の山々はどこに登ってもクマに遭いそうで、なかなか踏ん切りがつきませんね(苦笑)
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