火打山
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.2km
- 登り
- 1,530m
- 下り
- 1,730m
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
燕温泉〜関山〜長野 |
コース状況/ 危険箇所等 |
高谷池から火打山への登山道は緩やかに見えて、木階段や藪漕ぎ(?)そして泥濘と岩を避けてのやや厄介な道。 妙高山では、落石による登山道崩壊の為エスケープとなりました。 三峰山経由で燕新道から下山したけれど、まぁ荒れた道で、ある意味アドベンチャーでした。妙高山の眺望は抜群です。 |
その他周辺情報 | 黄金の湯、真っ白な硫黄泉サイコーです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
サンダル
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ポール
テント
|
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共同装備 |
ガス・やかん
|
感想
何年か前から紅葉の時期に訪ねてみたかった火打&妙高山
少し時期が早いかと思いつつ、草紅葉だけでも見られれば…と出かけてみた。
連休明けのため静かな山歩きを楽しめました。紅葉も染まり始めがまた綺麗でした。
高谷池ヒュッテはほぼ満室。数日前に予約したときは残わずかとのことだった。
多分キャンセルがあったのでしょう。先月の薬師岳小屋に続いてツイていたな。
翌日…ツイているなんてものでなく、命拾いした出来事が!?
曇っていたこともあり、出発をゆっくり目にしたことが後に大きな救いになるとは。
大倉乗越で小休憩をして妙高山を眺めていると、8:15ゴゴゴッという轟音が響いた。「まさか雷?」と思う間に、落石の音に続き大きな崩落音が。
時間にして2〜30秒くらい、かなり長く感じました。
音は妙高山の向こう側(南側)から聞こえたような感じで地図を見ると、北地獄谷というおどろおどろしい名前も…まさか登山道で崩落しているとは思わず、緊張しながらも歩を進めると、先行していたソロの男性が2名引き返してきた。
長助池分岐の手前でお一人は落石に会い、軽傷を負っていた。
もうひと方は落石現場を見ていたそうで、状況を聞いて言うまでもなくエスケープを決意した。
大倉乗越で怪我の手当てのお手伝いをして、ひとまず黒沢池ヒュッテに戻り、下山道を検討。笹ヶ峰に戻るのが安全ではあったがバスの時間がかなり遅いので、多少の難所を覚悟して三峰分岐から燕新道をチョイス。
その後は写真のコメントの通り。笹藪漕ぎ・岩場・ザレ場・沢渡渉(台風で増水)など緊張の連続でしたが、下山して野趣あふれる黄金の湯に浸かったときは…
この上ない満足感でした。
今回はラッキーだったけれど、自然は本当に怖いし侮れない。
この日、大きな事故に会った人がいなくて良かったです。
その後復旧されたようですが、これから行かれる方はお気をつけてください。
http://www.myoko.tv/news/5524.html
お疲れ様でした。山奥に佇む火打山は静かで山容が優しく心に残る山でした。高谷池、黒沢池、長助池と天空に広がるオアシスは素晴らしく美しかったです。そして初秋はりんどうが沢山咲いているのだとあらためて認識し、道中とても励まされました。2日目の下山はどきどき、はらはらするシーンがわりとあり、山歩きでは豊富なコースで歩きがいがあったと思います。長年山歩きをしていますが、今回初めて落石音を間近かに聴き、危機感が背筋を走りました。残念ながら妙高山には登頂できませんでしたが、偉大なる自然に畏敬の念を持つ事を忘れずに、これからも許される限り美しい風景に出逢える事ができたらと思います。
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