ジャンダルム 初めての稜線へ、西穂高岳から奥穂高岳。
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.0km
- 登り
- 1,490m
- 下り
- 2,340m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 10:11
- 山行
- 9:06
- 休憩
- 0:52
- 合計
- 9:58
天候 | 24日 星が出ていました。日中は快晴。午後からガス。 25日 朝から快晴。昼過ぎには、ガス・曇り空。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰りは、上高地からバス、新島々経由電車で松本。 松本BCから名古屋へは高速バス利用。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【西穂山荘から西穂高岳】 多くの方が記されている通りです。 【西穂高岳から天狗のコル】 多くの方が記されている通りです。 間ノ岳あたりからマーキングが見にくくなります。 数は多くあるのですが、薄くなっていて見づらい印象。 何回か間違えましたが、同じようの人も多そうでその数だけトレースもあります。 【天狗のコルからジャンダルム、奥穂高岳】 多くの方が記されている通りです。 先ほどまでとは一転、白丸が色濃く記されていて、安心感があります。 マーキングが見える安心感と、ルートを歩く安心感は別です。 【奥穂高岳から穂高岳山荘】 注意は山荘直上部。 【穂高岳山荘から涸沢】 ザイテングラートなど、またさらに整備が進んだように思います。 岩場を歩くので、当然注意は必要ですが。 【涸沢からパノラマルート】 涸沢から屏風のコルまでは、急斜面をトラバースしながら登って行きます。 急なところや、岩場もあるので、少し気を使います。 残雪期の雪があるうちは通行止めで、歩ける時期はそれほど多くないのではないかと思います。 前回歩いて、展望が約束されているなら、涸沢から上高地への下山はこのルートと。お気に入りのルートです♪ ルートは手書きです。 |
その他周辺情報 | 小梨の湯\600円。無事に入ることができました。 出発時、ザック重量12kg。 帰宅時、11.5kg。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
非常食
ハイドレーション
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
ヘルメット
ツェルト
|
---|
感想
高所が苦手な自分が言うのもなんですが、
高いところが苦手な方、高所恐怖症の自覚のある方にはオススメできません。
この日の始まりは。遡れば3年前。
初めて西穂高岳まで連れて行ってもらった日だったのでしょう。
何とか行けた西穂高岳山頂。それから、唐松岳から五竜岳の稜線。
大キレットや鹿島槍から五竜岳のルートなど。歩かせてもらいましたが、
ジャンダルムだけは、計画すれども延期が続き、2年越し。
それでも、今年も予定が合わず。越年と思っていましたが、
師匠から。1人でも大丈夫やろ。行っといで〜。
ほんとなら行かないところでしょうが、せっかくの言葉に甘えて今回の計画となりました。
前泊は西穂山荘。
緊張からでしょうか?夕食後、消灯時間までは爆睡できたものの。
そこからはなかなか寝付けず。何度も時計を見ます。
やっと2時半を過ぎたところで準備を始めます。
お弁当だけでは足りないので、カレーメシも。
お湯を入れすぎてカレー雑炊になってしまいましたが。重量が少し減りました。
出発は予定通りのAM4時。既に先行されてる方多数。
先を行くヘッデンの灯りを辿ります。
独標辺りで太陽の光とバトンタッチ。
下層に雲があるのと穂高の山並みのため、ご来光は見れません。
歩いとことがあるのは西穂高岳まで。
そこからは、初めての場所です。
幸いに、たくさんの方が歩かれていて。
前方にも、後方にも、人を感じながら、自分のペースで進むことができました。
が、少しでも楽しめたらいいなぁと思った自分がバカだったでしょうか。
最高の天気と眺望に助けられはしましたが、
ルートにも少し慣れたかと思って下を見てしまうと、恐怖感がリセットされます。
何度か繰り返し、何とか間ノ岳へ。
その先。天狗の頭との間のコルを天狗のコルと勘違いしていましたが、
地図で見ると、間天のコルと言うんですね。
そこからが逆層スラブ。
名称だけはよく聞いたことのある場所です。
下りの方を下で待っていると、鎖も使わず、岩を手掛かりに下りてこられました。
関心しきりです。
天狗の頭からは急降下。ここだけは、下りでの足の置き場が見えませんでした。
下りきるとようやく天狗のコルです。
岳沢小屋へも下りられます。
が、この先へはこの日行かなければずっと行かない気がして。
砂礫の急斜面を登り進みます。
見上げると、岩稜の先には真っ青の空‼
これだけの景色は、なかなか見ることができないでしょう。
いくつかの斜面を登って、その先に見えたのは。
実際にこの目で見ることができるとは思ってもいなかった。岩峰、ジャンダルム。
いきなり現れたその姿は、かなり大きくて。
心の中で思わず出た言葉は、デカっ‼近っ‼でした。
ジャンダルム手前のコルまで下がり。
ジャンダルムへ。山頂へは一本道なんですね。
逆側から登れないのは後で実感しました。
山頂で、念願の天使様にご対面です♪
思ってたより小さなその姿がいつまでもここに居てくれますように。
ジャンダルムのトラバース分岐まで下がり、ジャンダルムともサヨナラです。
このトラバースとジャンダルムは絵になりますねぇ〜。
少しの時間。余韻を楽しませてもらって、先に進みます。
ロバの耳を越えて、馬ノ背へ。奥穂高岳ももう直ぐです。
今回改めて感じたことは、私は高いところは苦手。
手が付けて、四足で行けるところは大丈夫なんですが、
間ノ岳手前や馬ノ背の奥穂側の痩せ尾根で手が付きにくいところが1番大変でした。
また行くかと聞かれたら。どうでしょうか。
これほどの条件で歩けることはそうそうないでしょうし。
単独では、もう行かないかもしれません。
それだけ、怖いながらも充実した山行でした。
青空、素晴らしい景色景色ですね(*^^*)
fujimonさん、高所恐怖症なんですね💦
私は、高所恐怖症の自覚があるので近づけない山だと思います。手がつけて、四足で行けないなら絶対無理!
fujimonさんの美しい写真、コメントで登った気分になりました😊
satoさん、こんばんは
コメントありがとうございます
高いところは苦手です
特に吊り橋?吊りハシゴみたいに下が見えて、手で安心感を保てないところが。。
今回も、無理から四足で行きましたが、
変に力が入りすぎて、安心できるようなところでも、
傍から見たら変な動きしてたと思います
もう行かへんやろうと、写真はいっぱい撮りました
それなのに、馬ノ背の写真忘れてましたよ〜
ふじもんさん、こんにちは。
なんと!高所恐怖症にもかかわらずジャンダルムに登られましたか〜!
行けるもんなんですね。いやいや、真に受けて同じく高所が苦手な私が行ったら途中で前にも進めず後ろにも引き返せずで救助要請する羽目になるかもです。
危うく騙されてその気になるところでしたわ
まずは大キレットを含めたキレット三兄弟を苦労なく歩けるようになった後に考えます。。
お疲れ様でした!
ちゃたろうさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
そうなんです。
高所恐怖症やのに山に登ってて、吊り橋も苦手なくらいなんですけど。
行ってしまいました
高層マンション生まれの人は、高所恐怖症って少ないらしいですね〜
羨ましいですが、幼少期は限りなく地面に近いところで暮らしたいたので仕方ありません
が、やっぱり慣れって必要なんでしょうね。
一度騙されて見るのもいいかもしれませんよ
ふじもんさん やりましたね
難なくクリア
いや〜お一人で素晴らしいです
それにしてもこの天気!
また秋晴れのいい日に歩かれて、見るもの全てが美しかったのではないでしょうか
私は景色には恵まれませんでしたので、もう一度・・・挑戦・・・
いや、やはり考えますよね
ジャンダルムお疲れ様でした
ぽんさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
どうにか行けたジャンダルム♪嬉しい限りです〜
少し考えましたが
難なくクリアできたような気がしてきました
素晴らしいお天気のおかげでしょうね♪
もう一度。。。
喉元過ぎてしまったので、少し考えてたりしますが
もう単独では行きません
フジモンさん、こんばんは
ついに行きましたか、ジャンダルム!
苦労して行かれただけの、感動と達成感があったでしょう!
格別の余韻に浸りながらのビールの旨さ
私もまた味わいたいなぁ
え?
もう行かないの??
また来年あたり行きたくなるはずですよ
きっとね
前日の焼岳に引き続きでお疲れさまでした
nbさん、こんばんは〜
コメントありがとうございます
計画してもなかなか機会が持てず。
そんな山かと思っていましたが、
ついに、踏ん切り決めてきました
感動と達成感が凄すぎて、 がまた最高に旨いんですよねぇ
え?
またそんな旨いビールが呑みたい⁇
忘れっぽいのも才能なようで。。
また行きたくなってしまってるかもしれません
翌日、わりと近くを歩きました。
岩の稜線の、長時間歩き、
緊張の連続ですね。
晴天のありがたさを
つくずく感じますね。
高い場所には、苦労に見合った
眺めがありますね。
富士山は、翌日以降、ぜんぜん
見れませんでした。
こんなに大きく見えるとは
うらやましいです。
komakiさん、こんばんは
コメントありがとうございます
北ア、行かれたんですね‼
後ほどお邪魔いたします♪
天気って、つくづく大事なんだなぁと感じました。
気象条件だけでも、印象も、難易度も。
全く変わってしまいますもんね。
こんな天気に山に行けて。私は幸せもんです
いつも探してしまう富士山。
見えないとやっぱり少し残念ですよね。
今回の大きな富士山は、35亟校擦任靴腓Δ。
900个らいズームの効くコンデジで撮りました。
が、手持ちだと、悪酔いしそうな感じで。。。
ブレブレの写真が多かったです
こんばんは、fujimonさん(*´∀`*)
歩いた稜線は同じでも・・・やっぱり青空がいいですね!
高曇でも十分素晴らしいと思いましたが、青空は更に・・・
ちょっと残念です(笑)
そしてもう、紅葉が綺麗になってきましたね♪
明日から紅葉狩り登山に行ってきますが・・・さてどうかな
earielさん、こんばんは♪
コメントありがとうございます
今回は、幸いに最高の青空と風景のもと歩けました。
それ故に、これで十分と。満足してしまいます。
これ以上のもっともっと‼は、なかなか難しいでしょうから。
その点、少し残念という気でいた方が、
次に行くモチベーションになるのかもしれません。
今回は、ドンドン羨ましく思ってください
いつか、私が羨ましく思ってしまうでしょうから
高山は、今週末は雪が来るかもしれないので、
私も、のんびりと紅葉を楽しみたいと思います♪♪
earielさんのレコも、楽しみにさせていただきます🍁
fujimonさん、こんにちは。
24〜25日の掛けて、私とだんだん近づいていたのでしたか♪
が、下山は全く反対方向でしたね
私など考えられないジャンダルム!いやいや素晴しいの一言です
初めてでどんなとこを歩くのかわからない!!次から次と迫りくる目の前の難所も、一つ一つクリアして行くしかないですよね!
終始気が抜けず、恐怖に立ち向かう自分自身との闘いではなかったでしょうか?
それだけに達成感は半端ないものと思います。
いやいやこんなとこを歩き切ったフジモンさんに感服します♡
お疲れ様でした。
わかぼんさん、こんにちは♪
コメントありがとうございます
山域からいえば、すぐ側で。 ニアミスしそうなルートでしたが、
入山口、下山口が全然違ってましたね
初めての、西穂〜奥穂の稜線は、高所が苦手な人にとっては、
いかに高所にいるということを忘れるか。
そんな感じでした。
ルートだけを見ながら歩くぶんには、徐々に高所感も落ち着いてくるんですが
四つ足で歩けないところや、ふと、遠望や下の景色を見てしまうと、
落ち着いた気持ちがリセットされます。
今回、歩いた感想としては、怖かったですが、
稜線から眺める絶景は、素晴らしかったです。
一週間がたった今。
怖かったことは忘れてしまいました
来年、また行ってみたいと思ってます
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する