西穂〜ジャン〜奥穂(ドラクエの特技「岩石おとし」を食らい92のダメージ)
- GPS
- 20:05
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,013m
- 下り
- 2,026m
コースタイム
- 山行
- 2:15
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 3:05
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 11:00
天候 | 18日 曇り時々雨(10℃西穂山荘) 19日 晴れ 20日 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
上高地14:05-15:12新島々15:25-15:55松本16:20-(高速バス2950円)-19:12日野BS-20:15自宅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〜西穂山荘 樹林帯のひたすら登り 〜西穂山頂 だんだん難易度上がる 〜ジャン 言わずもがなの難所。アップダウンも鎖場も足元見えない下りの岩場もふんだんにあり。 〜奥穂 ナイフリッジ含め切り立った狭い岩場多い。 〜穂高岳山荘 整備されてるが気が緩みがち ザイテン 岩落とさぬよう慎重に。ルートをちょっとでも外れると浮石ハンパない。 〜横尾 整備された岩場 〜上高地 お散歩コース |
その他周辺情報 | 上高地アルペンホテル入浴料600円 |
写真
感想
過去通算4年間で天候等で3回中止になったジャン制覇へいよいよチャレンジ!
前日まで台風の影響で雨続きだったが3連休に合わせたかのような好天予報。
RWで行くとあっという間だし物足りないので足慣らしに初日は上高地から登ります。
4時間のコースタイムだったが非常に順調で2時間半で西穂山荘に到着。
道中並走していたテン泊の3人組の方と翌日も同じ日程と知り夜は飲みながら大いに盛り上がります(^◇^)
初日は小雨もぱらつく微妙な天気でしたが明けた19日は朝から絶好の天気!
西穂手前で3人組に追いつきここからほぼ並走します。
西穂山頂には結構賑わっており台湾から来た11人の団体がこの日全く同じルートと知り先に行きたかったけど写真撮ってる間に行かれてしまいます。
すぐに追い付きましたがもうすでに相当な岩場なのに3,4人今だストック出したままです。日本語通じないので注意もできず(仲間通しで言わないのかが謎)そのまま追いぬき長い鎖を降下するポイントへ。
ここで事件が!!
3人さんに先に降下していただき最後に下りようとすると団体が追いついて来ました。20M程あるほぼ垂直降下ですから1人1人間空けていくので行くので当然ですね。
で、必死に降下してると上から大声がして見上げるとこぶし大の岩がこちらに向かってきてよける間もなく左上腕部に「ゴン!」
大声で注意するも日本語通じないので分かってない模様(-_-;)
どうやら降下の取り付き部(非常に狭く3人くらいしか立てない)に団体が5〜6人密集してたまっており足元が見えずらいので不注意で誰か落としたか俺が降下中なのに詰まってきたから降りようとしたか。
軽い打ち身程度だしメットだから死ぬ事はないだろうけどたまたま顔面や肩に直撃したら行動不能でしたよ(''Д'')
最初は恐怖でプチパニック状態だったがしだいに怒りに変わってきて情緒不安定になってきましたが3人組の中にガイドもやってる方がいて「いったん冷静になりましょう。忘れた方がいいですよ後方は我々が行きますから」と気使っていただき何とか切り替えました(;O;)
その後もまた落とされては大変と4人で団体と距離を取るよう先を急ぎ間ノ岳過ぎるころにはもう追い付かれない距離になりひと安心。(たびたび後方でガラガラ音がしてたのでもはや落石製造機)
道中の話に戻すとやはり気の抜けない岩場が多く特に2か所足の掛かりがない垂直降下があり、そこが一番怖かった(+o+)
何度もアップダウンを繰り返しようやくジャンに着いた頃には精神的疲労がかなり…直線距離は近いのにやたら時間かかります。
絶景とブラックエンジェルに感動しここからが核心部。
ナイフリッジでは立って進む気力と度胸もなく這うようにww(でも長谷川ピークより恐怖は少なく感じた)
15時には小屋に着くかな?と思っていたが奥穂の山頂に着く頃にはもう16時間近。
一度訪れているピークは踏まなくても良かったが前回がガスガスだったので写真だけ撮り(雷鳥も)夕食ギリギリの時間に小屋に到着。
小屋では4人で無事と達成を記念して果てしない宴(^^♪
最終日はPMから崩れる予報。
吊り尾根経由の3人さんと別れザイテン経由で下山。
涸沢の紅葉はまだまだでしたが横尾までの間におびただしい数の登山客とすれ違う。平日なのに20〜30秒に一組くらいの割合ですれ違ったけどすごいね!!
上高地で風呂に入り昼過ぎのバスで帰りました。
難易度 ★×5(大キッレトよりは危険だが妙義程ではないレベルかな?)
疲労度 ★×4.5(体力より精神力要)
眺望 ★×4.5(2日目は見事な絶景)
念願のコースでしたが天候に恵まれラッキーでした。
もうしばらく行かなくてもいいかなと思いましたが行くとしたら逆コースかな?
namerouさん、こんにちは♪
当方のレコにコメントを頂きありがとうございました
ホント素敵な日でしたね
岩石落とし ・・・ヤバかったですね。。。
ご無事でなによりです
このルートの岩場・鎖場は難所と言われていても、さほど身の危険を感じる程やばいとは思いませんでしたが、、しかし、落石(特に他の登山者による落石)が、核心だと思いました。
石はもちろん、大きな岩の浮き石(浮き岩!?)だらけでしたからね
雷鳥・・・うらやましいです 私は今回出会えませんでしたから。。
お疲れ様でした
まだ詳しく書いてないんですが鎖降下中に台湾団体に拳大のを左上腕部にぶつけられました。
たしかに浮き石が一番怖いかもですね((( ;゚Д゚)))
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