日本山岳耐久レース (第25回ハセツネCUP)
- GPS
- 17:13
- 距離
- 68.6km
- 登り
- 4,895m
- 下り
- 4,887m
コースタイム
14:15 今熊山
14:55 入山峠
18:50 浅間峠(第1関門)
20:30 笛吹峠
22:30 三頭山
00:00 月夜見第2駐車場(第2関門)
01:40 御前山
02:30 大ダワ
03:30 大岳山
04:15 綾広の滝
04:30 長尾平(第3関門)
05:00 日の出山
06:05 金比羅山
06:18 五日市交流センター
天候 | 晴れのち夜半は小雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体にウェット。 ツルツルなので岩と木の根には絶対に足を置いてはいけない。 砥石山の小林峠コースを徹夜で71km歩く感じ。 |
写真
感想
普段から山へのトレーニングとしてトレランもどきみたいな事はやっている。ただ山にエイドなど自然の中に不自然が共有する事や、人と競うことが得意ではないのでレースには全く興味は無かった。
しかしある時ハセツネってなんだろ⁉と思って調べてみると己の限界に挑戦し鍛錬するという趣旨で、オーバーナイト確実、水分1.5ℓの補給のみあとは自己完結するというストイックな内容で興味が沸いてきた。
秀岳荘のM氏に相談するとエントリーのクリック合戦が厳しいらしく第0関門というらしい。
どうせダメだろ程度の気持ちでランネットでポチると2分程でエントリーが完了してしまった。神のお導きかもしれないのでやるしかない!
それからは想定される状況を考えてメニューを課し装備もこれに向けて新調した。
いよいよ当日スタートするがやっと寒さに慣れてきた道民には蒸し暑すぎる。折り返しの三頭山までは6割ペースのつもりだったが狭いトレイルのため流れに乗るしかなく8〜9割のハイペースで進み、本当に辛かった。しかも無限に続くアップダウンの繰り返しで足は削られ15kmまでガマンの時間が続き、17:15にライトを点灯すると段々涼しくなり楽になった。
第1関門まで使用禁止のポールを解禁し、必要な物を前面移動させすぐに出発する。
折り返しの三頭山まで行けば完走が見えると思っていたのでそれだけを頭に浮かべ進む。それにしても浅間峠から三頭山までの14kmはとても長く感じた。
用意した3.3ℓの水は第2関門手前でギリギリになり、抑え気味で飲むが喉がカラカラて脱水寸前。到着するとポカリ1ℓ、水500mlを貰い、今行程で初めて座って休んだ。この辺りになるとアルミシートで寝てる人やコース傍で寝てる人が増え始める。カレーパンとおにぎり食べてラスボス御前山、大岳山へ向かう。
頑張って大岳山の越えたあとは綾広の滝でお水をたらふく飲んで生き返った。
水の残量を気にせずガブガブいけるとモリモリ力が出てきて第3関門に到着。後半が得意なのでここまで脚を残しておいた。
残り13kmなので何も残す必要はない。全力で登りも下りもブッ飛ばす。日の出山では早い到着のため残念ながらご来光見れなかったがしょうがない。ガンガン飛ばしているうちにゾーンに入り金比羅尾根を下る切るまで100人近く抜いただろう。眼下に中学校が見えて6時18分にゴール。71.5km+4582mの戦いは17時間18分で幕を閉じた。
レース自体は最後まで身体はしっかりもってくれて、痛い所もなく、メニュー通り淡々とシステマチックに進みゴールしたので、完全燃焼という感じではないが今までに無い充実感は得られた。他には出場した事がないがトレランレースというよりは山岳競技という印象だった。
最後に今回の遠征に向けて家族旅行も計画してくれて、送り出してくれた家族と応援頂いた皆様に感謝致します。合わせてとても良い思い出ができました。
それにしても徹夜で71kmも走るのに朝ごはんに間に合うように帰ってきてね!
というオーダーには驚いた…
シロ先輩、こんにちは!
ハセツネお疲れ様でした。オーバーナイトで夜間行動もあるレースは凄いですね。
そして、ご家族の協力は強力にありがたいですね。朝御飯のオーダー笑いましたw
Ryoさん
ご声援ありがとうございました!お陰様で無事完走できました。
夜間行動自体は日常行為なので特に負担になりませんでした。
Ryoさんも殆ど寝ずのご来光登山で慣れているはずですので全然問題ないと思います。
ただ暗闇になってからは全体的にペースも落ちてメンタル的にキツそうに
している方も見受けられました。
厳しいオーダーのお陰で完走できたのかもしれません(笑)
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