黒部五郎岳（折立→新穂高）

2017年10月07日(土) ~ 2017年10月09日(月)

• GPS: 21:23
• 距離: 41.6km
• 登り: 2,898m
• 下り: 3,150m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:04
• 休憩: 0:15
• 合計: 3:19

距離 6.6km 登り 1,006m 下り 32m

8:51 折立登山口
9:34 9:40 太郎坂(アラレちゃん)
10:13 10:18 青淵三角点(青淵山)
11:23 11:27 五光岩ベンチ
12:10 太郎平小屋

2日目

• 山行: 7:55
• 休憩: 1:32
• 合計: 9:27

距離 16.3km 登り 1,290m 下り 1,072m

5:06 太郎平小屋
5:20 5:22 太郎山
6:43 0:00 神岡新道分岐
6:48 7:00 北ノ俣岳
7:25 0:00 赤木岳
7:57 8:00 中俣乗越
9:25 0:00 黒部五郎の肩
9:35 10:19 黒部五郎岳
11:05 0:00 雷岩（黒部五郎カール）
12:01 12:23 黒部五郎小舎
13:31 13:40 三俣蓮華岳巻道分岐
14:33 三俣山荘

3日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:58
• 合計: 8:23

距離 18.7km 登り 611m 下り 2,059m

5:07 三俣山荘
5:42 0:00 三俣峠
5:54 6:15 三俣蓮華岳
6:33 0:00 丸山
6:55 7:20 双六岳
8:02 8:17 双六小屋
9:09 0:00 弓折乗越
9:35 9:58 鏡平山荘
10:01 10:10 鏡池
10:37 10:45 シシウドヶ原
11:31 11:35 秩父沢出合
12:10 0:00 小池新道入口
12:25 12:38 わさび平小屋
13:26 0:00 登山口(双六岳・笠ヶ岳方面)
13:30 新穂高温泉

天候

初日ガス（のち雨）、2日目・3日目は快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

【往路】新宿発夜行バスで富山駅へ。富山地鉄の直通バス0620発は予約が安心。折立着0820。
【復路】平湯から松本へのバスは渋滞が常で、新島々から松本電鉄に乗り換えるのが正解。

写真

10/7 9:18

折立からの登山道は、紅葉の盛り。

10/7 9:29

辛うじて降雨には至らず。遠景は見えないが、色とりどりの紅葉が目を楽しませてくれる。

10/7 12:07

太郎平に到着。今日の行程はここまで。このあとはずっと雨。天候回復を信じて昼寝の巻。

10/7 20:31

夜中にはきれいな星空に。天気予報ってすごい！

10/8 5:18

暁の黒部最深部。

10/8 5:37

月明かりに照らされながら、池塘の中の木道を行く。凍って滑るので、おそるおそる。

10/8 5:45

薬師岳の朝。

10/8 6:24

氷の華が咲いている。

10/8 6:35

北ノ俣岳への緩やかな稜線。

10/8 6:49

笠、乗鞍、御嶽の3名峰揃い踏み。

10/8 6:50

雲海の向こうに、白山。あそこまでが、飛騨国。

10/8 7:30

薬師岳。

10/8 8:13

北ノ俣岳から中俣乗越への稜線を振り返る。

10/8 8:29

さて、黒部五郎岳本峰。見かけほど急登ではなく、じっくり高度を上げていけば、ほどなく肩に。

10/8 9:40

やっほー。黒部五郎のカールは壮大な眺め。雲の平から槍穂高、劔立山まで、一望のもとに。

10/8 9:43

57座目／深田百名山

10/8 10:43

カールの中へと降りて行く。

10/8 10:50

カールの底は、雪渓から豊富な水が流れ、楽園のよう。

10/8 10:59

ミヤマリンドウがまだ咲いていた。

10/8 11:06

雷岩。きれいに割れている。

10/8 12:00

黒部五郎小屋。先週閉まったばかり。

10/8 12:42

10/8 13:11

秋のチングルマが風に揺れる。

10/8 14:12

三俣蓮華の巻き道を行く。尾根を越えると、眼前にこんなに近く、槍が飛び込んできた！

10/8 14:12

鷲羽。近づくほどに存在が大きい。

10/8 14:27

水晶、ワリモ、鷲羽と続く、黒部最源流の稜線。

10/8 16:09

三俣小屋は雰囲気のある素敵な小屋。伊藤さんの気持ちのこもった経営を、応援していきたい。

10/8 17:03

名物、鹿肉を使ったジビエシチュー。美味しい！北アルプスの最奥でこんな食事が食べられるとは。これ目当てに来る人も増えているとのこと。

10/9 5:32

三日目も快晴。

10/9 5:39

夜明け前の、三俣蓮華岳。

10/9 5:48

常念山脈からの日の出。

10/9 6:03

三俣蓮華岳の影が、黒部五郎のカールに落ちる。

10/9 6:31

槍穂のシルエット。また縦走したくなる。

10/9 6:35

飛騨側から流れ込むガス。

10/9 6:46

黒部乗越へ沸き上がるガス。ブロッケン現象が見える。

10/9 7:10

双六岳山頂より。なにげに今回の山行の最高地点なり。鷲羽池が覗けそうだ。

10/9 7:12

どっしりと、薬師岳。雲の平の紅葉を従えて。

10/9 7:23

飛騨の名峰、笠ヶ岳と秋の空。

10/9 7:38

定番の、槍のシルエット。

10/9 8:42

双六池の向こうに、鷲羽岳。ここで見納め。

10/9 9:13

鏡平は、浮かぶ楽園のよう。

10/9 9:36

10/9 9:43

名物かき氷。

10/9 10:02

鏡池。いつまでもこの風景を眺めていたい。

10/9 11:39

秩父沢の紅葉はいまが盛り。

撮影機器：

Canon EOS Kiss Digital X Canon

506SH SHARP

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 タオル ストック ナイフ カメラ

感想

げん

前回、折立から雲ノ平経由で新穂高まで6日間散策したのが、もう14年前。
序盤の薬師岳で財布落として意気消沈している私を見るに見かねて、宿泊もしていないのにお金を貸してくれた太郎平小屋のご主人に、そのお礼を言いたかった（財布も後日届く。）。
疲労がたまって、また今度でいいかと予定をカットした、黒部五郎岳。それ以来どうしても登る機会が作れなかった、遠い山。
その二つの心残りを、今回果たすことができた。しかも、これ以上ない絶好の好天。地図にある山が、全部見える。どの山も、登ったときの記憶がまざまざと蘇ってくる。
やっぱりいいなあ、北アルプス。