唐松岳〜白馬鑓ヶ岳(八方尾根〜不帰の瞼〜鑓温泉〜猿倉)

2017年10月08日(日) ~ 2017年10月09日(月)

• GPS: --:--
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,824m
• 下り: 2,436m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:54
• 休憩: 0:49
• 合計: 3:43

13:15 八方池山荘
13:39 13:47 第2ケルン
13:59 第三ケルン
14:50 扇雪渓
15:49 16:03 唐松岳頂上山荘
16:20 16:47 唐松岳
16:58 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 2:09
• 合計: 11:04

4:58 唐松岳頂上山荘
5:12 6:06 唐松岳
6:37 不帰嶮（不帰二峰南峰）
6:50 不帰嶮（不帰二峰北峰）
7:05 不帰嶮（不帰一峰）
7:20 不帰キレット
7:33 7:45 天狗ノ大下り
9:42 9:55 天狗山荘
10:17 10:19 鑓温泉分岐
10:44 10:48 鑓ヶ岳
11:03 鑓温泉分岐
12:35 13:19 白馬鑓温泉小屋
15:55 鑓温泉分岐
16:02 猿倉
16:02 ゴール地点

休憩込み14時間47分(ヤマプラCT17時間25分/19.8km)

天候

晴れ、時々ガス、稜線上は時々強風

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■長野自動車道安曇野IC〜白馬八方尾根スキー場1時間10分

■白馬八方尾根P6無料駐車場(ジャンプ場近く、ゴンドラアダム乗り場まで徒歩8分)
http://www.happo-one.jp/access/parking
(登り)
■ゴンドラリフトアダム〜グラートクワッドリフト片道1550円
■八方アルペンライン営業時間
http://www.happo-one.jp/trekking/alpenline
(下り)
■猿倉〜白馬駅(無料駐車場)タクシー約3700円(迎車料金+180円)5人相乗り可
※下山時登山者同士で相談し相乗り(3700円+180円)/2人
※猿倉〜白馬駅のバスは期間限定運行
https://www.alpico.co.jp/access/hakuba/sarukura/#timetable

コース状況／危険箇所等

■不帰の瞼は要所では鎖が掛けてあり利用できました。鎖場の下りの多い(印象の)北上よりも、鎖場の登りの多い(印象の)南下の方が通過しやすそうです。
■山荘の営業終了が多くなってきています。

その他周辺情報

■唐松頂上山荘は予約不要となっていました。

写真

10/8 12:37

ゴンドラアダム乗り場周辺の駐車場(約600円/1日)は満車、徒歩8分のP6無料駐車場

10/8 12:45

12：45今日は頂上山荘までだけなのでかなり遅い出発、片道1550円支払い(手荷物料15kgまで0円)

10/8 12:48

すんなり乗車、朝は観光客で数百人だかの大渋滞だったとか

10/8 12:48

唐松岳の登山客は少数派で、切符売場で片道でいいんですか？ここに戻らないんですか？山荘予約はしてありますか？と尋ねられました

10/8 13:15

【第1日目】13：15観光地の八方池山荘1830mでトイレ行列、ここから登山開始

10/8 13:39

13：40息ケルン(第2ケルン)、やすむケルンと書いてありおはぎ休憩、S12冬に遭難した息子さんへの慰霊碑

10/8 13:47

雲の上に白馬岳(しろうまだけ)2932m出現

10/8 13:59

14：00ここまで観光地の第3ケルン2080m、八方池周辺はガス

10/8 14:13

強風のためか曲がりくねった枝

10/8 14:57

白馬三山(右から白馬岳2932m、杓子岳2812m、鑓ヶ岳2903m)

10/8 15:08

翌日の最終目標、白さが際立つ白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)

10/8 15:18

15：20頂上に人影も見える唐松岳、途中の狭い急坂で100人くらいの下山者の通過待ちでウンザリ

10/8 15:18

左から不帰の瞼(かえらずのけん)�景�、�曲�南峰、北峰、(�喫�)、天狗の大下り、天狗尾根

10/8 15:36

15:35

10/8 15:41

最後のトラバース

10/8 15:49

15：50予約不要の唐松頂上山荘着、日帰りの山と思っていたら意外にも宿泊者で大混雑

10/8 16:02

稜線に出て唐松岳

10/8 16:03

16：05宿泊手続きを済ませ山頂へ

10/8 16:20

16：20ここも大混雑の唐松岳頂上2696m、展望すこぶる良し

10/8 16:19

南側に五竜岳→

10/8 16:42

剱岳→

10/8 16:20

白馬三山への稜線、手前に不帰の瞼のギザギザ→

10/8 16:21

雪渓→

10/8 16:21

頂上山荘

10/8 17:03

山荘に戻り夕日待ちでビール、寒すぎました

10/8 17:09

剱岳の右側、燃える雲海

10/8 17:18

テント場も大賑わい

10/8 17:18

17：20唐松岳と夕日

10/8 17:19

10/8 17:25

3回戦目、19：10の夕食まで夕寝

10/8 17:34

ふとんは1枚確保でき一安心、食べ放題カレーは撮影忘れ

10/8 17:37

もう小屋じまいの時期

10/9 4:57

【第2日目】4：55朝食準備時間に弁当持ってスタート、今日の天気はどうだろう？

10/9 5:12

5：10ちょっと早すぎて防寒具を着込んでご来光待ち

10/9 5:34

山荘の裏手は大勢のご来光待ち

10/9 5:40

こちらも賑やか

10/9 5:51

5：50

10/9 5:50

ご来光

10/9 5:53

白馬岳方面

10/9 5:53

鑓ヶ岳

10/9 5:56

10/9 5:55

五竜岳

10/9 5:57

剱岳

10/9 6:10

6：10今までとうって変わって静かな稜線歩きへ

10/9 6:15

6：15

10/9 6:19

6：20唐松岳を振り返って

10/9 6:25

不帰(かえらず)�景�は巻いて

10/9 6:37

6：35不帰�曲�南峰着

10/9 6:42

6：40次へ

10/9 6:39

右から�曲�北峰、真ん中が�喫�、キレット、大下り

10/9 6:45

6：45振り返って

10/9 6:50

6：50不帰�曲�北峰

10/9 6:54

ここから鎖場の連続

10/9 6:55

6：55振り返って

10/9 6:56

6：55要所要所は鎖があるので安心

10/9 6:57

6：55

10/9 6:58

振り返って

10/9 7:01

7：00

10/9 7:05

不帰の瞼とあります

10/9 7:07

不帰�喫�が真ん前

10/9 7:14

ちょっと鎖に近づけて

10/9 7:17

7：15振り返って

10/9 7:20

�喫�への登り

10/9 7:28

7：30こうやって振り返ってみると実際よりもきわどく見えます

10/9 7:33

7：35�喫�の頭

10/9 7:37

正面に大下り、半額のゆべしとあんこ餅で朝食

10/9 8:02

8：00大下りを登ります

10/9 8:25

ザレて疲れます

10/9 8:28

鎖もまだありました

10/9 8:30

8：30

10/9 8:45

もうちょい

10/9 8:51

8：50登り切って、振り返って

10/9 8:51

8：50この先はなだらかで良い

10/9 9:19

いつも左手後方に剱岳

10/9 9:27

9：25天狗の頭

10/9 9:42

9：40営業していない天狗山荘で休憩

10/9 10:06

10：05白い山肌の美しい鑓ヶ岳に近づいて

10/9 10:17

10：20鑓温泉分岐、ここから強風で体がよろけそうな場面も

10/9 10:42

10：45白馬鑓ヶ岳(しろうまやりがたけ)2903m着

10/9 10:43

白馬岳に続く稜線

10/9 10:45

この角度から見た白馬岳は美しい

10/9 11:28

11：30鑓温泉分岐から25分程下り、青い空に映える白い山肌を見上げて

10/9 11:45

10/9 12:10

10/9 12:15

12:15

10/9 12:36

12:35登山道わきの鑓温泉

10/9 13:03

もちろん一風呂浴びて、着替えして、山荘の弁当ウマウマ

10/9 13:25

13:25

10/9 13:30

コオニユリ

10/9 13:39

ミヤマキンポウゲ

10/9 13:46

13:45

10/9 13:58

長いトラバース

10/9 14:01

14:00

10/9 14:39

14:40

10/9 15:00

15:00

10/9 15:34

黄葉ストリート

10/9 15:55

15：55鑓温泉分岐、温泉まで4〜5時間とあります

10/9 16:02

16：00冬じまいの猿倉着

10/9 16:03

タクシー相乗りで白馬駅へ、(約3700円+180円)/2人、バスは本日終了

10/9 19:06

帰りに天丼大盛り

撮影機器：

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

FinePix XP90 XP91 XP95 FUJIFILM

感想

hiroyanagi

【観光地〜険路〜穏やかな稜線歩き〜秘湯〜紅葉巡りのバラエティ登山】
　昨年白馬三山を周った際に、唐松岳方面への稜線が気になり(気に入り)今回行ってきました。
　後立山連峰の稜線まで登りやすい八方尾根を起点に、鹿島槍ヶ岳への南下も念頭にありましたが、キレット小屋は営業終了後であり、冷池山荘までの長丁場に懸念がありました。唐松山荘到着後も北上するか南下するかで迷いがありましたが、小屋泊の方が八峰キレット通過に難儀したとか、凍結による滑落云々の話をしているのを聞きちょっとビビってしまいました。夕日待ちの冷え込みで、鑓温泉のお湯に浸かって温まるイメージも北上の決め手になりました。
　八方尾根の観光地なみの賑やかさは想定の範囲内だったものの、3連休初日ではないしこの時期の山荘は静かなものだろうという予想は見事に外れてしまいました。それにしても唐松岳の人気のすごさには驚きました。ゴンドラやリフトを使えば比較的簡単に登れてしまうのと、頂上からの展望の良さからは当然と言えば当然なのでしょう。
　不帰の瞼通過はあまり心配はしていなかったのですが、案の定要所要所には鎖が掛けてあり、何とかなりました。極楽平からの宝剣岳、戸隠山、剱岳での鎖場の経験のおかげかと思います。そのあとの稜線歩きは気持ち良く、鑓ヶ岳の白い雄姿は美しく、鑓温泉の快適さには大当たりの登山となりました。鑓温泉からの下りが長く折角温泉で汗を洗い流し着替えまでしたのにまた汗をかいてしまったのは残念でしたが、終盤は紅葉にも励まされながら歩き通すことができました。バラエティに富んだいい山行となりました。
　
■2016/10小蓮華山、白馬三山(蓮華温泉〜)、+蓮華温泉縦走
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-984338.html
■2012/10白馬岳(初雪+紅葉、猿倉〜頂上、冬じまい間近の山荘泊ピストン)
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-231113.html
■2014/02唐松岳（強風＆絶景、八方尾根から頂上2,696m）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-409627.html
■2013/11八方尾根（雪山＆花火三昧、兎平〜丸山手前）
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-375994.html