秋の甲斐駒から鋸岳 kazまさかの負傷で中ノ川乗越で撤退
- GPS
- 29:54
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,963m
コースタイム
- 山行
- 6:51
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 8:35
- 山行
- 4:43
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 5:34
初日の駒津峰から甲斐駒の直登ルート取付までは紅葉大渋滞で時間かかっています。
三ッ頭から中ノ川乗越間に時間がかかっているのはkazアクシデント対応の為。
2日目の熊穴沢渡渉点から丹渓山荘ルートには戸台川の渡渉(都度、靴脱いで渡渉)が3回ありました。
天候 | 8日・9日 両日とも快晴(8日午後はガスが湧いて夏の稜線様相でした) |
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過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
今回は北沢峠スタート・歌宿ゴール行程予定のため、伊那側(仙流荘)から入山。 始発バスの30分以上前に仙流荘へ着きましたが、すでに北沢峠行バスは長蛇の列、5台のバスの2セット目で何とか乗ることが出来ました。 帰りはスーパー林道の丹渓新道口で途中乗車(前もって4名乗車を手配していただきました)。 |
その他周辺情報 | ●仙流荘(北沢峠行バス発着駅&登山ポストあり) 帰りに日帰り温泉を利用(500円)。 キレイな温泉設備で洗い場も多くて良いお風呂でした(意外と空いていた)。 |
予約できる山小屋 |
北沢峠 こもれび山荘
|
写真
感想
10月3連休、本来はAプランの北アルプス剱岳北方稜線(2岳3日テント泊縦走)の計画でしたが、初日雨予報のため、翌日からの1泊2日のBプラン、南アルプス甲斐駒&鋸岳のテント泊縦走に行ってきました。
結果的にはスタートから調子があまり上がらない私kazが、初日の露営予定地の鋸岳・第二高点手前の鞍部・中ノ川乗越への下り途中でのアクシデント(負傷)を負ってしまったため、絶好調な残り3名もここでの撤退とすることをリーダー判断していただき、中ノ川乗越でテント宴会して、翌日は第二高点を横目に見上げつつの熊ノ穴沢ガレ場急下降での撤退となってしまいました。
翌日の鋸岳核心部(第二高点・鹿ノ窓・大ギャップ・第一高点)を余裕を持って縦走するためにがんばって中ノ川乗越まで初日は脚を伸ばして来たにも関わらず、その核心部のすぐ手前で撤退となってしまい、万全な3名には本当に申し訳ないこととなりました。
悔しいけれど、暫くは負傷からの回復に努め、万全の状態に戻して来る冬山シーズンを迎え撃ちたいなと思います。もちろん、鋸岳リベンジも来シーズン以降に達成したいです。
鋸岳4回登頂経験のあるjaianリーダーのもと、未踏の鋸岳を目指しました。
甲斐駒は今まで軽身でしか登ったことがなかったので、荷物を担ぐとなかなか大変です。そうはいっても、山頂まではまあまあのペースで歩き、石室までも快適な下りがでした。
石室の水場、降り7分登り10分程度で思いのほか急坂です。出来ればサブザックを持ってきたかったところでした。水は冷たくて旨いよ。
今回は翌日の時間短縮のため、中ノ川まで向かうことにしました。残念ながら途中でガスの中。まーほぼ樹林帯なので諦めがつきますが…。
中ノ川へ残り5分地点でアクシデントが発生。幸い大きな事故にならなくて良かったです。
jaianリーダーの撤退の判断は早く、そして正しかったと思います。熊穴沢への下りの最初はかなり急でガレているので、慎重さを求められます。対岸から見た時にはあんな急斜面を下ったの?って見えるくらいの感じです。
降ったのち、渡渉3回あり、1回目は靴を履いたまま行けましたが、残り2回はどうルートを見ても無理そうだったのでハダシで渡りました。めっちゃ水が冷たくてたまらんですわ。
来年、またリベンジしたいと思います。
コメント
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撤退判断したリーダーです。負傷してコンディション良くない中で無理矢理行けるルートではないと思い、撤退判断しました。まあ1泊2日ルートなので来年いつでも行けますよ。
kazさん、冬シーズンまでに復帰できれば12月に空木にチャレンジしましょう。もちろん皆様も。
過去、戸台川を2回往復しており徒渉で失敗したことはありませんでした。今回も大丈夫だろうと高をくくっていたら、3回の徒渉のうち2回失敗。水の中にドボンして靴はビシャビシャになってしまいました。2度目などは、慎重を期して登山靴をサンダルに履き替えたのに、サンダルが滑って手に持っていた登山靴がまた水の中へ…(涙)
KAZさんの転倒も当方の徒渉失敗も、滑った場所の違いで結果に違いが出たけれど滑った点では同じこと。そのことを胸に刻みたいと思います。
何かの本で読んだけれど、優れたアルピニストは一歩たりとも無駄な足運びがなく、置くべき場所に足を置いて登り、そして下るそうです。
それから事故が発生した後の対処についても、もっと学ばなければならないと感じました。
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