【武奈ヶ岳(滋賀・1214m)】ガリバー旅行村から、途中で迷った、弱った、困った
- GPS
- 04:55
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 1,030m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
天候 | 28日 晴れ時々曇り、夏空でした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ガリバー駐車場の手前で停められ、用件を訊かれる。 「登山」と言うと、手前の登山者用駐車場に案内される。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト…ガリバー旅行村の売店前にあります。 登山道…迷うところ満載です。 正規の登山道なのか、 登山者が勝手につけた踏み跡が発達したものなのか、 単にガレているだけなのか、 見当がつかないところがところどころあります。 結局、登りも下りも迷ってしまいました。 クサリやハシゴありでかなり変化に富んだ山です。 標高1200mちょっとと言ってナメてはいけません。 ヘタな北アルプスより不安でした(笑) あと、ムシ対策は無視できません。 |
写真
感想
前日は休日出勤で、日曜日しか休みがなかった。
天気予報もまずまずなので、明け方前に起きることができたら白山でもーっと、
思ったけど起きたら、しっかり朝でした。
じゃあ、近場で比良山でも、と思い、クルマを走らせてガリバー旅行村へ。
湖西道路、よりによって渋滞、結局2時間以上かかりました。
これが実家暮らしだったら、立山、劔行けるのになー。
ガリバー旅行村のお客さん用駐車場と比べて、
300mくらい余計に歩くことになるけど、
無料の登山者用駐車場にクルマを停めました。
きちーんと見張ってますんで、駐車場のオジサン…。
最初は林道歩き。
散策コースの案内がいくつもあって、結局自分はどこに行ったらいいのと迷ってしまう。
だが、ここで迷ったのは、はじまりだったのである(笑)
しばらくすると、登山道らしくなってくる。
石がゴロゴロしていて歩きにくい。
これは雨が降った後とか最悪だろうなあ。
魚止の滝の看板が見えた。
危ないので下山禁止とある。
沢を下りようとすると、登山客の渋滞。
ようやく沢を下りたら今度は鎖の垂れ下がった岩をよじ登る。
ハシゴもある。
おお、すげー。
鎖の急坂の途中で、年配の男性に「お先にどうぞ」と言われた。
足をかけるところもないのに…。
こんな危ないところで、ムリです(笑)
あっ、落ちたら、先に逝くことになるんやね…。
いややわ。
鎖がなくなっても、岩のゴロゴロした登りが続きます。
ペンキも薄くなっていて、なかなか見つけにくい。
立ち止まっては、辺りを見回してペンキやテープを探し、
の繰り返し…。
八雲ヶ原に出た。
一瞬、また下りたのかと思った。
こんな広々とした平らなところがあるなんて思わなかったから。
コヤマノ岳を過ぎ、鞍部に差し掛かるとようやく武奈の山頂が見えてきた。
見えたときは遠くに感じたけど、案外と近かった。
さすが、比良山系の最高峰。
360度のパノラマです。
琵琶湖も三方五湖も見えます。
山頂はそんなに広くはないけど、なだらかな感じです。
さて、下山。
コヤマノ岳を登りかえすのが面倒と思って、
イブルギノコバを経由することにしました。
どんどん標高を下げていきます。
途中で、あっちこっちに踏み跡があり、適当に歩いていると、
いつの間にやら、登り坂に…。
あれっ、登るとこだっけ?
しばらく歩いていくと、衝撃的な看板が…。
なんと、武奈ヶ岳方向に行っているではありませんか!
どこでどう間違ったんだろう。
迷ったら、引き返すことです。
イブルギノコバまで着てようやく、道が分かりました。
イブルギノコバをかすめて戻っちゃうとこでした。
さて、ずんずん歩いていきます。
八雲ヶ原に出ました。
・・・。
・・・ん?
八雲ヶ原は出ないはずだけど…。
また、間違えてしまいました。
仕方がない、イブルキノコバへ2度目の戻りです。
今度は間違いなく、広谷方面へ。
下って、途中尾根伝いの道に行ったときのこと、
左に折れて下るところをそのまま尾根伝いに…。
また、迷ってしまいました…。
登山道よりも、間違った道のほうがしっかりしてるし…。
これ、ヘタしたら簡単に遭難するわ、と思いました。
今度こそ、一本道の・・・はずです。
どんどん下って、貴船の滝に出ました。
これで、もう迷わない(笑)
ガリバー旅行村に着いて、売店で、アドベリーアイス(250円)を食べました。
生き返ったー。
さて、これから帰宅です。
例によって、湖西道路も161号線も大渋滞…。
途中、雄琴温泉の旅館「きくのや」で温泉に入ってきました。
なかなかのお湯でした。
旅館なので、空いててのんびりできました。
その後の道路も渋滞でした。
ガリバー旅行村へはバスも出ているみたいですし、
今度は秋ごろに、電車、バスで縦走ってのも良いですね。
shirayamaさん こんばんは
比良山系って行ったことないんですけど楽しそうですね。
滝が涼しげでいい感じです。
道迷いは怖いですよね、こういうとこの方が迷いやすいんですかね
sakura0725さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
比良山系はいろいろなルートがあって、迷いますね。
そうでなくても、途中途中で…。
道をきちっと把握して、
天気が良ければ、そこそこ楽しめそうです。
眺望は良いですからねー。
でも、北陸にいれば行く必要のない山かも(笑)
同じ距離と時間かけるんだったら、
もっと行けますもん!
夏は低山なので暑くて、
冬は北陸ほどではないにしろ雪が積もり、
JR湖西線、ときどき風で止まりますけど、
天候が悪化したら大変そうだし、
意外と危ない山だなあと思いました。
こういうとこの方が迷いますヨ
お書きいただいている内容、お写真、行程図を拝見し照合しますと、なんとなく迷われた要素がわかる気がします。
おそらく、最初に八雲ヶ原にお見えになられた時、八雲ヶ原ヒュッテ跡にワタシはいたかと思います。
ところで、地図はどのようなものをお使いでしたでしょうか?
現地での経験上、ひょっとしたら、そこに道迷いの真因があるかもしれないと思いまして、参考までに…。
akihoさん、こんばんは。
今日、いらっしゃったんですね(笑)
一応、山と高原地図と、
2万5千分の1の地図を持ってはいたんですけどね
地図は問題なかったのですね。
迷われた個所は、書いていただいている内容からしたら思い当たらないわけではありませんが、なんとなく間とか相性とかがあわなかったのかもしれませんね。
ところで、北陸は石川県ご出身のご様子ですが、実はワタシも石川県出身です。
地元にいる頃はお山といえばスキーだけで、白山についてもそういう感覚でしたが、武奈様山頂でご来光と共に白山を眺めていると、思わず白山に向かって手をあわせて、石川県民の歌を口すさんでいる自分がいます。お互い信仰のお山、ひょっとしたら引き合う力があるのかもしれませんね。。。
石川県人だったんですか
山行日記にしてませんが、
白山は今年2回登ってますヨ。
でも、石川県民の歌は覚えてませんww
たぶん、自分の中では金沢望郷歌が頭の中で流れます(笑)
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