両神山
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 1,451m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
会所 7:05
清滝小屋 8:15
8:30
頂上 10:00
10:30
清滝小屋 11:30
12:00
会所 13:20
登山口 13:50
過去天気図(気象庁) | 2011年08月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
全部で30台ほど停められそう。 トイレあり。 |
写真
感想
来週、富士山に一緒に登るメンバーが事前にちょっとトレーニングしたいということ。
いい山はないかなぁと探していてひらめいたのが、奥秩父の両神山。
筑波山や雲取山と並んで、首都圏からもっとも近い日本百名山ではないかと思います。
自分自身もなぜかこの山には登ったことはありませんでした。
特に敬遠していたわけではないのですが、奥秩父にはあまり足を踏み入れたことがなかったもので…。
天気予報によれば今日は秩父地方は悪くないお天気だったこともありました。
今回は自分の靴慣らしの意味もあったので、一番安全で楽ちんな日向大谷からのピストンで。
※両神山への一番安全で最短のコースは白井差コースになるのだけれど、このコースを通るときは地主さんへの事前予約が必要となる。
標高差も1100mほどあり、富士山の練習にはちょうどいいかなぁと。
4時に仲間をピックアップし、登山口に到着したのが6時過ぎ。
う〜ん、お天気が悪い。
曇りで山の上は完全にガスってます。
「まあ、今日はトレーニングだもんね。」と気を取り直して、出発。6時半。
最初はだらだらと平地が続きます。
ほんとに山に向かっているのかなぁと心配になるぐらい。
七滝沢コースとの分岐のあたりの会所で、沢の渡渉があり、ここから本格的に登りはじめます。
登山口にところどころに石碑や石像があり、この山が信仰のために登られていたことが感じられます。
沢沿いのとても気持ちのいい登山道です。
涼しくてよいです。
ただ、何度か沢を横切るのですが、水が多いと危険ですね。
深くなったり、流れが速くなったら、渡れなくなりそうです。
沢沿いの道は緩やかな登りなのですが、しばらく行くと勾配がきつくなります。
清滝小屋までけっこうきつい登り。
気温はそれほど高くないのだけれど、湿気がすごい。
汗が乾かないんです…
なので、シャツがすぐにびしょ濡れに。
清滝小屋に着くまでに2回もシャツを着替えました。
なんか、最近、ものすごい汗をかきます。
で、水をよく飲みます。
水を飲むから汗をかくのか、汗をかくから水を飲むのか…
どちらにせよ他人よりも汗をかきすぎているような気がします。
なんか、それが体を疲労させているような…
けっこう、登りがきつかった…
登りは写真を撮る余裕がなかったです…
清滝小屋で少し休んでから登りはじめる。
鈴が坂と呼ばれる九十九折りのきつい坂を越えると、ちょっと勾配は落ち着くのですが、今度は鎖場が連続し、高度をどんどん上げてきます。
霧雨が降り、地面も岩も木の根っこも濡れている状態。
この状態で垂直に近い岩を登っていくのはなかなかスリルがあります。
そこをがんばると両神神社に出ます。
神社からは山頂まではあと少し。
ちょっと平坦になり、すこし下って、最後の登りに。
頂上の直前にまたまたスリルに溢れた岩壁が登場します。
慎重に行けばそれほど怖いものではありません。
乾徳山の最後の一枚岩のほうが怖いかな。
山頂はそれほど広くないです。
期待はしていませんでしたが、やはりガスってて展望はゼロ。
あまり楽しくありません。
下りは同じコースを戻ります。
足を鍛えようということで、お互いにダブルストックは使わずに。
足の裏が痛くなりました。
両神山ですが、ちょっと地味なかんじです。
標高が低いということもあるし、森林限界を超えないので、山頂に着くまで景色が楽しめないということもあるのかな。
※今日は山頂でも景色は楽しめませんでしたが。。。
最近の大雨の影響か、倒木や道の路肩崩れが多かったです。
また、登山道のほとんどが崖っぷちで、滑落に注意です。
特に今日のような地面や石が濡れているときは。
鎖場が多いので、滑落、転落事故も多く、救助隊がかなり多く出動しているということです。
確かに、お天気が良くても、「ちょっと合ハイで登ろう!」という雰囲気ではないです。
でも、その分、静かな山行きが楽しめるかも。
今度は別のコースを通って登ってみよう。
帰りは温泉に入って東京に戻ったのが17時過ぎ。
いっしょに神保町の山屋さんに行って、その後、焼肉を食べて帰ってきました。
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