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Yamareco

記録ID: 1309597
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霊山山と山ヒル

1999年07月06日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
9.4km
登り
833m
下り
840m
天候 晴れ時々曇り
アクセス
利用交通機関:
自家用車
霊山山最高点
2017年11月10日 18:13撮影
11/10 18:13

感想

梅雨の中休みと言ったところ、昨日からお天気が良くなり、仕事より元気回復…ということで、急遽、山歩き決定!!!○○さんの携帯に休むメッセージを入れた。(七時二十五分)お父さんは、家の都合で休むということにしている。
駐車場で着替え、霊仙山に向かって名神高速道路を走る。彦根ICを降り、三〇七号から落合集落の集会所前に車を止める。十時前登山開始。ウワバミソウが大きくなっている。大洞谷を右に左に見ながら、少しずつ高度を上げる。白いホタルブクロがたくさん咲いている。汗拭き峠とは、よく名付けたものだ。梅雨の真っ最中でもあり、峠に着いた頃には、汗が吹き出てとにかく暑い。休憩していたら、「ギャー!」ヒルがくっついてビックリ。ヒルよりもお父さん!!私の声に超ビックリ!!上からポタポタ、足下からもウネウネ上がって来る。体とザックを点検して、慌てて歩いた。汗拭き峠から少し登ると、左斜面の土手にミスミソウの葉が、たくさん群生している。早春には、白くて可愛い花がたくさん咲くのだろう。雑木林の美しい山道にホタルブクロが咲いている。見晴らし台でお父さんは、ホタルブクロの写真を撮った。遠くの方でサルの鳴き声が聞こえる。しばらく歩くと展望がひろがった。霊仙山頂下の方で、木が揺れているのが見え、そこら辺りをよく見ると、いるいる……サルの群が。木の枝に登って餌を食べているものや、枝の上でジッとしている見張り番のサルもいる。その左の方には鹿がこっちをジッと見ている。首だけこちらを向けているのが、実に可愛い。やがて、空にはイヌワシが大きな羽を広げて飛んできた。何度も霊仙山には登ったが、一度にこれだけたくさんの動物に出会ったのは初めてである。ここら辺りは、もうヒルの心配もない。広いドリーネの笹藪を歩く。足下には、鮮やかなピンクをしたササユリ、そしてナデシコやヒメクワガタが咲いていた。また、ウツボグサやイブキトラノオも見られた。花を見ながら、写真を撮りながら、やっとの事でお虎ガ池に着く。お虎ガ池は琵琶湖の形をした小さな池で、モリアオガエルの卵が池畔の木の枝にいっぱいくっついていた。ここから経塚山まで、笹の海が続き美しいドリーネの縦走路である。伊吹山が美しい。山頂まで一五分ほどで着いた。ステーキとビールで乾杯。五〇〇媚伊椶隼宛沺鮫娑賈椶鯑鷽佑念んだら、すっかり酔ってしまい、お父さんとじゃれていたら登山者が一人やって来て、びっくりした。御池岳、藤原岳、御在所岳、雨乞岳、綿向山をお父さんと指さしながらゆっくり眺める。琵琶湖、湖東平野の方は家々の屋根が太陽の光で反射し美しい。
下山は、二度目の西南稜を歩く。岩や木の枝が中途半端に張り出していて歩きにくい。しかし、あちらこちらにピンク色のヒメフウロが咲き、心をなごませてくれる。南稜からは、以前、権現谷林道を探検した時に「こちらも入ってみようか」と言って入った林道も見えた。近江展望台まで思ったより長かった。岩場の山道で滑りやすく疲れた。いつもの調子がなかなか出ない。ササの急降下を歩くと、やっと落ち葉の道になり、民家が見えてきた。冷たい水が流れている水槽の前でお互いの体を拭き合ってすっきりしたと思ったら、「ギャー!!ヒル!!」最後まで、私はヒルに……お父さんは私の声に……びっくりさせられた山行だった。駐車場に戻ると車のロックを忘れていたのがわかり、またまたびっくり。集会所周りはミョウガがいっぱいなので数株いただいた。今回の霊仙山はハプニングの連続だったが、登り終わって見れば、変化のある楽しい山であった。でも……やっぱり山ヒルはいやだなあ………。下山後、靴下を脱ぐと足首や指の先などがかゆくて赤くなっていた。お父さんは結構、ヒルの攻撃にあってたみたいだ。知らぬがホ・ト・ケ………。

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