樫戸丸『コバルトブルーと純白三昧』
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
写真
感想
テーマは冬の高城山攻略。
12月1日よりスーパー林道閉鎖に伴い、高城山へのアタックは困難になった。
だがルートはあるのだ。
☆ 雲早トンネル越えてスーパー林道テクテクコース。
やれないことはないけどやる気にならないルート。
☆ 雲早トンネルから鉄塔巡視路→砥石権現→高城山
これが一番かも?
☆ 岳人の森→砥石権現→高城山
2015年2月11日にやってみた。
このときは山頂直下を攻略できずに撤退したけどアリなルート。
☆ おおつく谷より這い上がれ
これはやってみたいルート。
☆ 川成から林道通ってスーパー林道ゲート→スーパー林道徒歩ルート
高松からは遠すぎるので却下
☆ 川井峠から富貴山→烏丸→西砥石権現→高城山
烏丸への登りがどえらい。
迷いやすいロングコース(去年12月30日の記録参照)。
☆ 林道木屋平木沢線の880から鉄塔巡視路使ってスーパー林道に這い上がるルート。
鉄塔からのシャクナゲジャングルでキレそうになる(1月21日記録参照)。
しかし、雪深いときはコレ。
☆ 林道木屋平木沢線起点ヘアピンから作業道に入って1164を越えてスーパー林道に這い上がるルート。
実は今日コレやる予定だった。
☆ 林道木屋平木沢線を川成峠まで車で行くルート。
めんどくさくなって結局コレになった。
昨日の寒気で雪は降っただろうけど、ノーマルタイヤ4WDで川成峠まで行けるだろうと思っていた。
しかし、遥か手前の標高200mほどの橋の上で滑った。
対向車の屋根の雪を見て尋常でないと判断。
林道途中の広場でこのクルマ初めてのゴムチェーンを装着することに。
前の車のときに要領を得ていたのに、スッカリ忘れてしまって四苦八苦。
30分もかかってしまった。
積雪量は当初の予想に反して、フカフカの新雪が20cm〜30cm積もっていた。
吹き溜まりで亀になりそうで怖かった。
しかもこの林道は落石が凄いので、雪に隠れている石も怖かった。
何度か失禁しそうになりながらなんとか川成峠のゲートまで来た。
あとで考えたら4WDの場合、通常は前輪にチェーンを巻くハズだが、後輪に巻いちまった......
降りようと思ったらツルンツルンで降りられない。
軽アイゼンもチェーンスパイクも持ってきてないんだけど 💧
しがみつけるものは全て使ってなんとか脱出。
ここで予定を、樫戸丸→高城山西尾根→東尾根→徳島のへそ→高城山最短登山口→西尾根→ゴールとした。
スーパー林道はあちこちで吹き溜まりがあった。
まあ樫戸丸は楽勝だろうと思っていたのに、想定外の積雪量で四苦八苦。
樫戸丸の西尾根ってこんなに怖かったかな?
川成峠から2時間もかかってしまった。
氷点下5℃ぐらいで風も強かったけど、コバルトブルーと純白の霧氷にフカフカ新雪を満喫できた。
山頂はなぜかほとんど無風で快適に休むことができた。
この時点で既に高城山は忘却の彼方へと消えていた。
この界隈をこよなく愛する阿南のアマチュアカメラマンの方に、徳島で一番の霧氷がどこなのか伺ってみたときに、そりゃあ高城山と樫戸丸やろとおっしゃっていた。
まさにその通りだと強く思う。
樫戸丸はオオヤマレンゲの時期以外は可哀想なもんだけど、実はそんなことはない。
こんなに素晴らしい霧氷はなかなか見ることができない。
2月25日を100点としたら85点というところだったけど、素晴らしい青空と霧氷とフカフカ新雪を堪能させていただいた。
矢筈山系の豪雪は四国一とも言われるけど、この界隈もそれに引けをとらない豪雪地帯だ。
まさか一発の寒波でこんなに積もっているとは想像できなかった。
スーパー林道も吹き溜まりだらけで、車が入れたとしても到底走行不能な状態だった。
この冬はかなりの雪になりそう。
そうなるとアクセスもしんどくなって、歩くのもハードになる。
とにかく安全第一で山歩きを楽しみたい。
チェーンを外すときにまたもや手間取って、絡んで取れなくなりそうになって焦った。
ゲイターも付かなかったけど、さすがファイントラックなんともなかった。
そして10回目のカモヤンとの対面となった。
前回8回と言ったけど、国見山のカウントを忘れていました。
※ 林道木屋平木沢線は下から見ると圧巻です。
とんでもないところに道が付いています。
天空の道と言っても過言ではありません。
冬期は落石が激しくて行かない方がいいです。
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