記録ID: 1345592
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ハイキング
東海
蒲郡外周山トレッキングE豢茣屐.レンジパーク〜五井山他〜ラグーナ蒲郡
2017年12月30日(土) [日帰り]
愛知県
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:20
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 990m
- 下り
- 1,065m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
3回目の今回、出発点は蒲郡オレンジパーク。前回の∨牟茣屬妊粥璽襪靴疹貊蠅任后 オレンジパークには公共交通機関は来ていません。次のどれかの手段となります。 ヽ郡駅(南口)などからタクシーに乗る。1,700円ほどかかります。 ▲丱皇筺嵜綯歙勝廚ら歩く。 ここはスーパーのフィールとマクドナルドがある場所です。蒲郡駅北口から市民病院行に乗ります。本数は1時間に1本ほどと少ないのであらかじめ調べておいた方がいいです。 http://www.meitetsu-bus.co.jp/rosen/gamagori Cかに乗せて行ってもらえばラッキー。 ぜ動車がある人はオレンジパークに止めて山行を開始し、最後蒲郡駅に戻りますのでそこからタクシーでオレンジパークに戻って自動車を拾ってもいいです。オレンジパークは外側に駐車場スペースが豊富にあります。この方がどちらかというと気楽。朝早いと蒲郡駅のタクシー乗り場で待つこともあります。 ゴールはラグーナ蒲郡(ラグーナテンボス)です。 ラグーナからの帰りは無料シャトルバスを利用して蒲郡駅まで戻るということで文句なしでしょう。 乗り場はラグナシアの正門前。1時間に2本運行。客が多いときは増発。ラグーナ発毎時10分と40分となっています。 なお、今回(12月30日)どういう訳か乗り場がフェスティバルマーケットのバス乗り場の方に変更になっていました。ラグナシアから連絡橋を渡ってフェスティバルマーケットの側に渡ってすぐの場所です。 ラグーナのフェスティバルマーケットでは衣料、雑貨や食料などあらゆる買い物ができます。センスがフレッシュ。外食店も和食洋食豊富にありますので帰りに寄って楽しんで下さい。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
--------------------------------------------------------------- 愛知県・蒲郡市は三河湾の奥、海を取り巻く形に湾曲して伸びています。その逆、他自治体との境になる後背地は大半が山となっており、唯一JRが走っている塩津地区から西へ幸田町方面のみ平地で抜けています。 市境には背骨となって数々の山があり、雄は標高454.4mの五井山でしょう。市内に入った領域にも山があります。 今回、それらの山々のすべてを巡るトレッキングを構想しました。 一日で踏破するのはいくら健脚の人でも無理。西・北・東の3区間に分け、最初のスタートが西浦温泉。巡って最後はラグーナ蒲郡。海→山→海。随所に三河湾の眺め。蒲郡としてはピッタリな、一味あるトレッキングコースになると思いますがいかがでしょうか。 --------------------------------------------------------------- 前回の∨牟茣屬鮗孫圓靴討らかなりの日数が立ってしまいました。この区間、どちらかというと私にとって不案内で、あらゆるルートをくまなく調査していました。 今回のコース。五井山への登り、御堂山への登り、マラ山・砥神山への登りと、下手すると3回登山したことと同じになります。しかし、特に健脚でもない私でも約6時間の歩行、最後一時太ももが痛むこともありましたが、無事ゴールができました。何とかなります。 コースの最後は海。三谷温泉からラグーナ蒲郡まで海岸沿いを歩きます。海陽ヨットハーバー手前は波打ち際を歩いて近道。最後には山に来たのか海に来たのか分からなくなってしまいました。 登った山は次の6山です。 1.【五井山】(ごいさん) 454.4m 蒲郡で一番高い山。全3区間の中でも一番高い山です。 登り口と登山ルートはたくさんあり、私の開設するHPで「五井山・登山八ヶ口」ということで紹介しています。 http://www2.gol.com/users/tad/goisan/goisan.htm 頂上からは三河湾の景色が一望に見渡せます。御岳山や恵那山、南アルプスなども遠望できます。 2.【御堂山】(みどうやま) 363.7m 頂上は「丹野城址」となっていて碑があります。展望は木々の間から少しだけ海を望めます。観音寺ルートでは地蔵様や石碑があちこち、古くの信仰の道です。 3.【マラ山】 166.0m 展望もなく登る人は少ない山ですが、蒲郡市内の山として立派に名前も付いて頂上には三角点があります。このシリーズとして登らない手はないでしょう。御堂山から一旦観音寺まで降りて里道を移動し、昔使われた秘道を伝って肩まで登って往復しています。 4.【砥神山】 252m 蒲郡市三谷地区の住民にとってなじみの深い山で、神社もあり昔から信仰の対象となっています。お砥神さん。西と東に分かれた双耳峰です。双方とも頂から三河湾や蒲郡市街が見事に見下ろせます。 5.【原山】 161m 砥神山の前衛たる存在の山。峰続きです。ここも樹木の邪魔がなく、天気が良ければ頂上から下界を美しく見渡すことができます。 6.【弘法山】 96.5m 昔から界隈に知られた、弘法大師の像が立つ山。この像は周辺のあらゆる場所から確認ができるほど高い像です。三谷温泉の後背地。ラバーズヒルとして展望台や望遠鏡も備え、ここからも三河湾が。大師像の後ろには三角点があります。 ****コース説明・注意点**** ■開始 スタートは蒲郡オレンジパーク。五井山への登りは「登山八ヶ口」(下記)では紹介していない「オレンジ北コース」を採用しています。このコースはオレンジロードの清田トンネル南入り口のすぐ左側から山に入って行くルートです。 トンネル手前でオレンジロードの歩道から柵を越えて林道に乗り移ります。この周辺は道路の敷設の仕方が不備。こうでもしないと妙な遠回りをせざるを得なくなりますので仕方なしです。 林道をはさんで前半と後半。道は古いが近年は利用する人も稀な荒れた感じの山道を行きます。道筋はしっかり分かります。山稜に達した後、三河湾スカイライン上をしばらく歩きます。あと、五井山へは清田峠登山口から登る勘定になります。北尾根をたどって山頂に達します。 ■五井山から御堂山へ。 五井山から一旦国坂峠へ下がることになります。標高差があってちょっと辛いけどしょうがないですね。国坂峠までは従来の二十七地蔵の道ではなく、国坂尾根道を採りました。峠まで一気に下ります。この道は五井山林道をはさんだ前半と後半に分かれます。最後峠の手前で傾斜がきつくなるので心得て下さい。 御堂山の登り口は降りた場所から左へ移動し、防獣柵の扉を抜けて入ります。しばらくは着実な登りが続きます。あと、尾根道に出ます。結構これが長い。アップダウンもあります。木々を抜けて少しの展望も。御堂山への最後はたいした登りもなく、アレ頂上か、で終わります。 ■御堂山の下り 地蔵様の真ん前を降ります。階段と舗装。さがらの森に行くようにできた道ですが、途中分岐点を観音寺への標識に従い左に折れます。こちらの方は本当の山道。あちらこちらに地蔵様や石碑が立つ信仰の道です。 観音寺では掛け流しの水場があり、トイレもあります。寺はひなびて無人。コースは寺の階段を降りて林道を横切ってまっすぐ進みます。すぐに熊野神社跡。道は細くなり、あとだんだん太く、左に池を見ると舗装となり、谷沿いに降りてさがらの森に行く林道とぶつかります。右に曲がってマラ山へ登る秘道へ入る登山口に向かいます。 ■マラ山 登山口には現状オレンジ色の印があります。右に上がり、防獣柵を抜けてマラ山登山道に入ります。すぐに左へ分岐注意。そのあともう一度左へ折れて傾斜を登る箇所があります。このあとの辺りが最もか細い道筋となります。あと鋭角に右折する場所があり要注意。残りは自然に山道が導いてくれます。肝心な箇所には色テープの印が付いています。たとえ道を違えても左の尾根へ出て登れば何とかなります。 マラ山の肩まで行きます。豊川用水貯水池へ行く林道とぶつかる場所の左が登り口です。難なく往復できます。 ■鉄塔尾根 このあと、さがらの森方面へ行くことになりますが、その手前で潮見展望台へ近道し、砥神山へ進むことになります。 まずは鉄塔のある尾根を登ります。入口はマラ山登り口で林道を右に行ってすぐで、印が複数付いた場所をグイと左へ登ります。あと、尾根道に合流し、継続的な登りを鉄塔のあるクリアリングを目指します。この辺一頑張りです。 鉄塔からの眺めはすばらしい。今回ここで弁当を食べました。 ■潮見展望台を経て砥神山へ あとそのまま進み、さがらの森へ向かう林道に入り、途中標識に従い左へ入り潮見展望台を目指します。実は、ここの登りがいつも苦しい。 展望台を経て砥神山へ。標識に従えばいいです。砥神山は双耳峰。苦労は要らないので、西のあと東へと、両方とも訪れましょう。三河湾の景色が一望に見渡せます。 ■原山へ 砥神山の東峰では登った逆の側の道を下ります。突き当たりを右へ。あと階段の豊富な道を下がって行き、途中左へ曲がる箇所に要注意。逆向きではありますが、標識はあります。 そのまままっすぐに、防獣柵を抜けて原山への道は太く登りも緩慢。原山の頂上でも眼下にすばらしい景色が広がります。 原山からは、西斜面を下りる道もありますが、我々は「ラグーナ方面」の標識に従い南へ降ります。この道の上部は暖かいロケーションが災いして雑草が蔓延。夏には苦労するかもしれません。急な道、ロープが渡してありますのでそれにすがって落ち葉で滑りやすい傾斜を下りましょう。 最後防獣柵を抜ければ一般道、山は終了です。左にグラウンドがあり、トイレがあります。 ■弘法山 弘法山へは老人ホーム寿楽荘の入り口前の階段を上がります。ここまで来る前に右折して繊維技術センターの南門の前を通ります。 長躯の歩きで疲れた足を励ましながら、階段を登って金剛寺に行きます。この寺は遠方の信者も集めており、新鮮で美麗なたたずまい、寄って行ってもいいです。 金剛寺を出て右に曲がれば巨大な弘法大師像が立つ弘法山へ向かうことができます。この辺り、展望台やトイレ、自動販売機もあり、ぼちぼち見学客があります。 山に登る我々として一般客と差を付けるには、弘法大師の裏にある三角点を訪れるといいでしょう。そこが弘法山の頂上です。 ■三谷温泉 弘法山ではまっすぐに進んで南へ下る階段を降ります。この階段、最後に行き止まりとなりますので、途中左側にある休憩所に入りましょう。そこから駐車場に向かう坂道を降ります。 降りた場所はひがきホテル。高級ホテルです。抜けて、旧国道を横切り右にホテル明山荘を見る広場まで上がります。左には松風園。我々は直進し、「明山荘駐車場」の青い看板の左を抜けて海に続く階段を降ります。 ■海岸沿いをラグーナ蒲郡へ 海に出ました。しばらくは波の音を聴きながら、カモメやカモの大群を観察、ウインドサーフィンをする人たちを見ながら堤防上を歩きます。 東へ進むと砂浜が見えて来ました。この行程ではここから砂浜に降りて波打ち際を歩き、近道します。できるだけ湿った水際を歩きましょう。靴が沈まなくて良好です。 最後まで行きます。低いヤシの木が目印で、そこから上がって海陽ヨットハーバーの西端のフェンス沿いに行けば、ラグーナへ入る太い道に合流することができます。ヨットハーバーの正門前の信号で歩道を向こう側に渡りましょう。変なホテルの側です。 あと、歩道をしばらく歩けばラグナシアの門の前まで来ることができます。広い道の向かい側はフェスティバルマーケット。両者は連絡橋で結ばれています。 無料のシャトルバスに乗って蒲郡駅まで帰ります。通常はラグナシアの前が乗り場ですが、本日はフェスティバルマーケットの前に変更されていました。 --------------------------------------------------------------- ■3区間18山踏破達成! これで西浦温泉からスタートして最後ラグーナ蒲郡。西北東の3区間、それぞれ6山。合計18の山の頂を踏破しました。 蒲郡にこれほど多くの山があるとは。信じられますか? 海から始まって山々を練り最後も海。海と山との一意連関。これが蒲郡なのです。 |
その他周辺情報 | ■スタートの蒲郡オレンジパークは観光バスなどの客でにぎわう場所ですが、朝早いと閉まっています。 ■ラグーナ蒲郡は言うべきもないでしょう。コース完歩してからの買い物も楽しみです。 ■途中のトイレ情報。 御堂山を降りた観音寺にあります。水場も。 原山を下山し切った所のグラウンドにあります。 弘法山の金剛寺を出た所(ラバーズヒル)展望台右側にトイレや自動販売機が。 三谷温泉の海に出る階段を下がり切ったところに公衆便所が。 |
写真
撮影機器:
感想
■蒲郡外周山トレッキング。最後の東区間、遅くなりはしましたが12月30日に実行しました。天気が良い日に実行しようと決めていまして、一度は五井山まで登ってあまりにも見通しの悪い日で中断して帰ったことがありました。天気のいい日のチャンスもありましたが、他の予定と重なってできなかったこともしばしば。
■18山登りました。蒲郡に住む方でもこの山の名前をすべて挙げられる方はいないでしょうし、こんなにある訳がない、と言うでしょう。一山だけ岡崎市内に入る山ですが、あとは全部蒲郡市内または市境に立つ山です。公式に非公式に、名前が付いた山ばかりです。
西に貧乏山、東にマラ山。おもしろい名前の山もあります。
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謹賀新年
本年も、おんぶにだっこでお願いいたします。
それにしても、 豆豆しくて達者で羨ましい限りです。
とても真似は出来ません。
本日元旦は早朝自宅から三ヶ根山を往復しました。
眼下に形原町をみおろし、三河湾国定公園がまぶしく輝いていました。
明けましておめでとうございます。本年もよろしく。靴の底の減り予定は3mmぐらいかな? 5mmでもいいよね、新調しようとすればいつでもできるので。
三ヶ根山は本日日の出は良かったでしょうね。
それでは。
私もこのコースを是非歩いてみたいです
参考にさせていただきます。
yoshikuma様、メッセージありがとうございます。
私も今後機会があればアンコールで歩いてみたいと思っています。
ただ、一部あまり歩かれていない道筋も織り込まれております。私が歩いてみて保全も少ししていますが、大幅にという訳にはゆきませんので。あまり登られていない頂はほんの踏み跡の所もありますが、それ以外、荒れてはいてもみな昔は通られていたのだろう、という感じで、すべて道です。
ありがとうございました。
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