笹子駅から三ツ峠山(ピストンならず)
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- GPS
- 11:00
- 距離
- 23.9km
- 登り
- 2,051m
- 下り
- 2,035m
コースタイム
- 山行
- 10:28
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 10:54
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
積雪なし。一部凍結あり。アイゼン不要。 |
写真
感想
※今回、富士山・南アルプス・北アルプス・八ヶ岳・奥秩父山塊の写真が山ほど撮れたのですが、操作ミスで一切保存されていませんでした(涙)
18きっぷが余っていたのと、松の内ということで、「JRの駅から縁起物の富士山が見える山」という条件で検討したところ、「笹子駅から三ツ峠山」という構想が浮上。
で、帰りも18きっぷを使って、JRということで、ピストンにしようと思い、レコを探してみたところ、なかなか見当たらないため、「じゃあ自分でやってみるか」と気軽に決行。
その結果、「笹子駅から三ツ峠山のピストン」が、いかに厄介なものか、身を持って知るハメに。
【笹子駅から角研山】
・トイレは笹子駅の構内のみ(水洗・和式)。
・自販機は笹子駅の外のみ。
・急登であることは事前の調査で把握済みだったものの、予想以上に斜度が高い。
しかも、取り付きからいきなり九十九折、次いですぐに尾根の直登となり、体が慣れる前に脚力が削られる。
・登山道が凍って締まっているため、それほど登ること自体には苦労しない。これが冬以外の季節だと、滑りそう。
・開始早々、この尾根を降りで使うのは命に関わる可能性があると判断し、他のルートでエスケープすることに決定。
・北側の斜面を登るため、日光が当たらず、また、風も強く、防風防寒対策は必須。
・結構大きめのイノシシに遭遇。幸い、先方がすぐに逃げてくれたので、事なきを得る。落ち葉が溜まった窪地でお休みだった様子。
【角研山〜本社ヶ丸〜清八山】
・稜線に出てしまえば楽かといえば、そうでもなかった。痩せ尾根や岩場(鎖場はない)があり、なかなか手ごわい。
・このルートも、疲れが溜まった後半に通ると命に関わる可能性があると判断し、開始3時間後に、あっさりと清八峠からのエスケープに決定。
・本社ヶ丸の前後から、富士山・南アルプス・北アルプス・八ヶ岳・奥秩父山塊がよく見えて、景観は抜群に良い(写真が保存されていれば…)。
【清八山〜三ツ峠山】
・清八山から三ツ峠山までは、4つほどピークを越える。
・しかも、どのピークも巻道がなく、頂上を踏むルートしかない。これが地味に脚力に追い打ちをかける。
・ルートそのものには危険箇所は無し。ただし、少々の岩場あり。
【三ツ峠山(開運山)】
・眺望が抜群。正面に富士山がドーンと見える(今年は雪が少ない)。右に目を移せば、南アルプス、北アルプス、八ヶ岳、奥秩父山塊が、パノラマとなって広がっている。
・三ツ峠山そのものは、他にもいろいろルートがあるので、この景色を見るためだけに登る価値あり。
・山頂から木無山に向かう途中に公衆トイレがある。…が、11月〜4月は凍結防止のため、使用できない。
・山小屋のトイレ(有料)は使用できる旨の貼り紙があったものの、その肝心の山小屋のトイレが故障中という惨状。この瞬間、後半は「トイレ核心」となることが確定。
【三ツ峠山〜清八峠】
・降りは清八峠まで同じルート。ここを歩いて気づいたのが、このルートは平坦箇所がほとんどない、ということ。たいてい、登るか降るかしている。
・降り基調でも、3つのピークと清八山の登り返しが地味にキツイ。
【清八峠〜登山口〜笹子駅】
・上りのルートに比べると、斜度は低いものの、山腹につけられた九十九折の巻道をひたすら降りるだけ。
・水平移動の距離が長い割に、一向に降ることができず、GPSのログを見ても遅々として進まず、ストレスが溜まる。
・どうにか、日没前に登山口に到着。
・登山口の出ると、あとは林道〜舗装道路の歩き。わりと長い。
…というわけで、笹子駅から三ツ峠山へのピストンのレコがないのは、
1.駅から取り付く尾根が降りには向かないくらい急斜面。
2.ルートが長い・キツイ。
3.その割に、水場、補給ポイント、トイレが少ない・無い(三ツ峠山の山小屋までない)。
4.笹子駅から清八峠に取り付く登山口は遠すぎる。
―というのが理由かと。
景観はいいけども、景観だけを求めるのであれば、他のルートで三ツ峠山に登るので十分。トレーニング目的の人や、ドMの人にはオススメのルート?
※後日、無事?踏破しました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1423699.html
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