ゆっくり歩こう紅葉の尾瀬、そして至仏山
- GPS
- 31:27
- 距離
- 33.7km
- 登り
- 1,646m
- 下り
- 1,240m
コースタイム
[6:39 大清水駐車場発]-[7:36 一ノ瀬休憩所(約10分休憩) 7:46発]-[8:47 三平峠]-
[9:04 尾瀬沼山荘]-[9:36 尾瀬沼ビジターセンター付近(約65分休憩) 10:43発]-
[11:39 沼尻(約10分休憩) 11:49発]-[13:14 原の小屋着]
●10/2
[6:08 原の小屋発]-[7:33 山ノ鼻(約30分休憩) 8:06発]-
[10:45 至仏山山頂(約45分休憩) 11:30発]-[12:18 小至仏山山頂]-
[12:43 オヤマ沢田代]-[13:57 鳩待峠着]
天候 | ●10月1日 晴れ時々曇り→曇り ●10月2日 曇り時々晴れ→曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
・大清水駐車場 500円/1日 ・鳩待峠→戸倉 バス・タクシー共通900円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【大清水→一ノ瀬】 林道歩きなので楽です。 少し退屈です。 【一ノ瀬→三平峠→尾瀬沼山荘】 林道を少し歩くと登山道の始まりです。 木道・階段が多いです。 峠までは登りが続き、峠からは一気に下ります。 【尾瀬沼山荘→尾瀬沼ビジターセンター】 ずっと木道です。歩きやすいです。 【尾瀬沼ビジターセンター→沼尻】 ここも木道がメインです。 多少アップダウンはありますが楽です。 【沼尻→白砂峠→見晴】 暫くは湿原の木道歩き。 途中から樹林帯の中を歩きます。 多少アップダウンありです。 【見晴→竜宮十字路→中田代三叉路→山ノ鼻】 尾瀬ヶ原の中、ひたすら木道を歩きます。 平坦で歩くのは楽ですが、距離は長いです。 【山ノ鼻→至仏山】 前半は木道の階段などが多く 少しペースが作りづらいと思います。 後半は岩場が多く、また足場が蛇紋岩という 滑りやすい石なので足元に注意した方が 良いと思います。 クサリ場は数箇所ありますが難しくはないと思います。 【至仏山→小至仏山】 岩場歩きが多いので足元に注意しながら 歩くのが良いと思います。 【小至仏山→鳩待峠】 前半は岩場が多いです。 後半は木道が多くなり、勾配も緩くなってきます。 ・原の小屋 1泊2食付き 8,500円 チェックイン時、翌日の 昼食のお弁当を頼めます。 内容はおにぎり2個、800円です。 ●下山後は『南郷温泉 しゃくなげの湯』へ。 2・4・6時間・1日と利用時間を 調節しやすく便利だと思います。 ↓ http://syakunage.jp/index.php |
写真
感想
初尾瀬です。
今回の山行は元々7月に計画してました。
例の新潟大雨の時です。
通行止めやら情報が入ってきたので『さすがに無理だろ』と判断し、宿にキャンセルを申し入れたのでした。
それを焼き直したものです。
紅葉にはまだ早く、山肌の木々はまだ色づき始めたばかりでした。
その代わり草紅葉はちょうど見ごろ時期でした。
尾瀬ヶ原はまるで黄金色の海の様。
今でも目を瞑るとその光景が脳裡に浮かびます。
これで紅葉がピークの時ならどんなに綺麗なのだろう?と思いを馳せながら、
至仏山の森林限界を超えた辺りから何度も周りを振り返ります。
山頂手前からガスったのが心残り。
ここからの光景を見に再訪するのは間違いないでしょうね。
初めての尾瀬!
尾瀬沼から尾瀬ヶ原をめぐり至仏山に登るルートです。
実はこのルート、今年の7月末に計画していたのですが
集中豪雨があった為、その時は中止となりました。
ですが改めて紅葉の時期に行こうということになり、
中止になった計画が復活となりました。
一日目は大清水から尾瀬沼をまわり
見晴までのゆっくり行程。
大清水の駐車場から暫く林道を歩き一ノ瀬へ。
そして、その先は尾瀬を象徴するような
木道歩きをして三平峠を経て尾瀬沼へ。
紅葉はまだ少し早かったのですが、
草紅葉は見事で秋を感じさせる風景の中
静かな尾瀬沼を眺めたり、写真を撮ったりしました。
しかし、燧ケ岳は雲の中。
少し顔を出したり引っ込めたりの繰り返しでした。
その後、尾瀬沼をぐるりと回り沼尻を経由して見晴へ。
前半の尾瀬沼付近の風景がとても良かったので、
後半の樹林帯歩きは少し退屈でした。
そして昼過ぎには今晩の宿、原の小屋に到着。
到着後は、翌日登る至仏山を眺めたり、
暖かいおそばを食べたりと
ゆったりとした時間を過ごしました。
そして、夕方前からはお風呂へ。
少し冷えた体をお風呂で温められるなんて幸せですね。
山小屋でお風呂に入れる贅沢を味わいました。
夕食も山の幸がメインの美味しい食べ物ばかり。
岩魚の甘露煮がとても美味しかったです。
翌日は6時過ぎに小屋を出発。
朝食の時間は6時からだったので、
代わりにお弁当を作ってもらいました。
出発前、メニュー表を見て朝も小屋で
食べたかったなぁ…と少し残念でしたが。
見晴を出発し、尾瀬ヶ原を山ノ鼻に向けて歩きます。
広い広い湿原、綺麗な草紅葉、
尾瀬ヶ原を歩いてみて
本当に素晴らしい場所だな…と感じました。
夏はどういう風景が広がっているのか?
来年の夏あたりにまた来てみたいですね。
山ノ鼻に到着しここで朝食。
小屋で頂いたお弁当はおにぎりとソーセージでしたが、
素朴な味がとても美味しく嬉しい!
至仏山に登る元気が湧いてきます。
そしていよいよ至仏山へ。
前半は木道と階段が多く、
なかなかペースがつかめず少し大変…。
少し低い森林限界を越えると
背後には尾瀬ヶ原と燧ケ岳が見えてきます。
燧ケ岳は山頂が相変わらず雲に覆われていて
よく見えませんでしたが、
尾瀬ヶ原は端から端まで良く見え
素晴らしい景色でした。
滑りやすい岩の上を歩きながら山頂へ向け更に登ります。
山頂が近くなってくると、ガスも濃くなってしまい
尾瀬ヶ原は隠れてしまいました。
今日は山頂からは何も見えなそうだな…と少し落胆。
しかし至仏山山頂は踏みたいので登り続けます。
山頂はそれ程広くなく、
大勢の登山客が登ってきていたのでかなり満員。
記念撮影の順番待ちなど有り、という感じでした。
山頂で昼食を食べ、少し休んで鳩待峠へ向け下山開始です。
ちょっとした岩場を歩き、
雲の隙間から奥利根の風景などを見つつ下山していきます。
小至仏を越えどんどん進むと、暫くは無かった木道が復活。
コツコツと靴音をたて、どんどん高度を下げていきます。
そして、疲れをおぼえる前に鳩待峠へ到着。
とても充実して楽しかった山歩きはここで終了です。
なにか独特の時間が流れていた尾瀬。
あまり急ぐ必要も無く、自然を楽しみながら歩けます。
ここは特別な場所なのかもしれませんよね。
尾瀬いいですね〜
>実はこのルート、今年の7月末に計画していたのですが
>集中豪雨があった為、その時は中止となりました。
私も全く同様の事情で中止になりました。
槍ヶ岳のサブプランで作った計画だったのですが、
あの時はどこもかしこもダメでしたね〜
普段私は日曜日のみの休みなんですが
今度の連休は月曜日も休みを取れそうで
尾瀬か槍ヶ岳か迷ってます。
3連休で紅葉のピークも近くどちらも
混みそうですが、もう今年最後のチャンス
なんで贅沢言ってられませんからね。
尾瀬のプランはほぼお二人と同様のコースで
考えています。初日に燧ヶ岳登頂を考えていますが
キツいですかね? うちの太腿のヤツはいけるって
言ってるんですが、イマイチ信用できません
コメント有難うございます
初尾瀬でしたがとても良い場所ですな。
>>私も全く同様の事情で中止になりました。
おぉ、そうでしたか。
あの時は雨の影響が深刻でおいそれと行ける状況ではなかったですねぇ。
先週は山の木々がようやく色づき始めでした。
今週は天気も良さげでかなり期待できそうですね。
尾瀬or槍ヶ岳ですか?
贅沢な悩みですな
小屋泊なら、問題なく初日の燧ケ岳登頂は可能なのでは?
我々の行程だと初日は余裕を持たせ、それでも時間が持て余しましたので。
mustcut15kさんはおそらくテン泊ですよねぇ?
あとはスタッフ会議にて、太腿を上手くその気にさせてくださいませ
usagreatさん、ukkysuzさん、こんばんは。
またまた、兄弟で山行ですな。
気心知れた感じで、いいんだろうな〜〜っと思います。
尾瀬、きれいでいいですね。
余裕のあるスケジュールで、たっぷりと尾瀬の湿原を堪能されたんでしょうね。
今の自分は、どうも無鉄砲的な気分が勝っているのですが、そのうち尾瀬でたっぷり堪能山行もいいな〜と思いました。
コメント有り難うございます!
余裕があると、周りのちょっとした変化の違いにも脚を停められますね。
今回は周りをキョロキョロしながら…と沢山の物を目に出来たのかな?と思っております。
無鉄砲だけではトムラウシ山行や熊野古道の旅の実行は不可能ですよねぇ〜
seizanryoさんは充分に堪能されていると思います!
気心知れた兄弟に見えますか?
一緒でもかなりお互い適当に歩いてますよ
コメントありがとうございます。
紅葉には少し早かったのですが、
それでも尾瀬は凄い良かったです
>>あの時はどこもかしこもダメでしたね〜
尾瀬が中止になってしまったので、
それなら他の山に…と諦めきれずに
色々と探しましたが、本当にどこもダメでしたよね
結局諦めて家でダラダラ寝ていました。
>>もう今年最後のチャンス
私も今年最後の三連休になりそうなので、
遠くの山に登る最後のチャンスです。
天気も良さそうなので、
かなり混むかもしれませんが
行かないと後悔しそうですよね。
実は私も頑張れば燧ケ岳に登れそうだな…
と心の中で密かに思っていました。
荷物の重量が軽ければ大丈夫だと思います。
兄が言っているように小屋泊だと行けそうです。
あと必要なのは『勢い』だけでしょうか
コメントありがとうございます。
尾瀬は想像していた以上に
素晴らしい場所でした。
湿原と草紅葉を思う存分堪能してきました
ゆっくりと自然を堪能しながら歩くのも良いですが、
たまには少し無茶をしてみたい!
という気持ちは心の中にはありますね〜。
なのでseizanryoさんの『無鉄砲的な気分』に
憧れる部分も実はあります。
>>気心知れた感じで、いいんだろうな〜〜
どうでしょうね〜?
目的地は同じだけれど、
お互い好きなように歩いている感じかと。
私は写真ばかり撮っているので、
置いていかれることが多いですが
今更ながらのコメントで失礼します
大清水から入ったのですね。とてもいいコースだと思います。
尾瀬に行くなら、やはり1泊はしたいですね
雪解けから、水芭蕉、リュウキンカ、モウセンゴケ、チングルマ、ニッコウキスゲ…
同じ場所で、次々と色々な花を咲かせていく不思議な場所です。
湿原が青々としている頃も良いですよ
実はワタクシ10/7,8と尾瀬に出掛けていました
至仏山にも出掛けたのですが、悪天候で撤退です
レコは現在作成中ですが、いつになることやらです〜(>< )
こんにちは、pippiさん。
大清水からぐるっと鳩待峠までのルートは、2台車があれば楽かな?
と思い実行してみました。
尾瀬の地で一泊してとても良かったです。
朝日を浴びて輝く草紅葉、あの景色の中を歩けるのは気持ち良く…
人が少なく静寂に包まれた環境だったら文句なしですが、さすがに尾瀬では無理ですかね
ニッコウキスゲの群生は見たかったです
あの大雨では仕方ないですが。
pippiさんも尾瀬に出掛けられてたのですね!
あとでレコをじっくり拝見させてもらいますよ〜
今回歩いた大清水からのコースは
とても良い場所が多くかなり満足でした
それに一泊だったので、
急がずゆっくり歩けたのも良かったです。
秋の尾瀬がとても素晴らしかったので、
夏もまた良いのでしょうね。
花がとても綺麗そうですよね。
来年の夏は尾瀬に絶対行こう!と
今からそう思っていたりします。
ukzさんusaさんおはようございます。
とんでもなく遅いコメントですみません。
(しかも略して失礼こきまくりですの )
尾瀬私も行ったことないのですが
写真をみて素敵だなぁと朝からがんみしておりました。
黄金色。立ってみたい。。。
ナウシカのように・・・(笑)
湿原大好きなので尾瀬に行くときは
私も1泊でゆっくり景色を堪能しながら登りたいです
兄弟コラボやっぱりいいですねぇ〜
確かにあの黄金色の草原がナウシカと被りますね!
調子に乗って木道を外れてナウシカごっこなどしたら、即座に叱られそうですが
(万に一つでもそんな事しませんけど )
こんばんは、pentaさん(こちらも略してみました )
>>とんでもなく遅いコメントですみません。
いえいえ…どんなに古い記録でも、コメントを頂けると嬉しいモノです。
ありがとうございます。
草紅葉。
正直、『花の季節の方が尾瀬は綺麗なのだろう』とあなどってましたが、眼前の光景の美しさにはため息が出ました。
1泊でゆっくりのんびりするのが理想ですね。
朝夕探索出来ますし。
>>兄弟コラボやっぱりいいですねぇ〜
次のコラボは奥秩父主脈縦走を予定してます。
期待してくださいませ!
(冗談ですが)
尾瀬は初めてだったのですが、
想像以上に良い場所で驚きました
一日中ここでのんびりしていても
飽きずに居られるだろうな〜
いや、むしろ居たい!と思うくらいでした。
なので山小屋で1泊がオススメです
今回は花の季節でもなく、
紅葉にも少し早かったので
見所はあるのだろうか?と不安だったのですが
草紅葉がとても綺麗だったので、一安心でした。
ひょっとしたら尾瀬って、見所が無い時期は
無いのかもしれないですよね。
>>兄弟コラボやっぱりいいですねぇ〜
またそのうちやりますよ〜。
次回は『奥秩父主脈縦走』ではなく…
表銀座からの槍です!
(ってのも冗談です)
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