記録ID: 1393675
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
丹沢
不老の山と成長しないオジサンたち(^^;(^^;
2018年03月04日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:33
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 831m
- 下り
- 982m
コースタイム
天候 | 曇り のち 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自宅 〜 道の駅やまきた(自分の車両はデポしてkatsuhi88さんと合流)〜 寺ノ沢駐車場 【復路】 道の駅・やまきた 〜 寺ノ沢駐車場(katsuhi88さんの車両回収)〜 丹沢湖記念館(空いてる時間に初訪)〜 さくらの湯 〜 松田山(次の山行へ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【寺ノ沢駐車場〜世附大橋〜登山口<車道>】 車道歩き。 橋を渡り切ったゲート手前の右側階段が登山口。 【〜六郎小屋山(日影山)<VR>】 コンクリ階段はすぐに終わり、コンクリで固めた細尾根を過ぎると、明瞭な作業道を登る。 植林帯の踏み跡は薄くなり、最初の水源標識あたりから間伐材の間に薄い踏み跡が見える程度になるが、特有のジグザグがあるので問題はない。 ただし、最初の尾根縛りで行くとかなり困難な傾斜となるので、東側へトラバース(途中ザレ面注意)して屈曲する支尾根(これも急傾斜)の鹿柵沿いを登る。 途中で鹿柵を潜って北東に伸びる尾根&鹿柵に合流したら、その尾根を登り、鹿柵に跨る仰け反った脚立を越え、やがて雑木林との境になったら、雑木に包まれた南西方向に六郎小屋山のピークが見える。 ピーク(山頂標ナシ)は大野山方面に眺望があり、静かなパーティーをするにはちょうど良い。 【〜栗ノ木日蔭山<VR>】 尾根上の縦走路は植林帯の中で低めの藪を漕ぐが、迷うような心配は無い。 この区間は、VRであるにも関わらず、缶や瓶等の新旧のゴミが多い。 ハイキングをするにせよ、作業をするにせよ、山や森が好きな者なら、環境への影響を考慮しながら、モラルを持った行動をしてもらいたい。 【〜登山道合流<VR>】 ゆったりとした雑木の尾根を歩く。 【〜番ヶ平<登山道>】 ハッキリとした登山道。 林道との交差する所が番ヶ平。 【〜降雨山(ふりあめやま)〜不老山〜不老山南峰<登山道>】 一部の斜面で踏み跡が緩くなるが、全体的によく整備された道。 【〜生土山分岐〜大久保山分岐<登山道>】 植林帯の中で、階段の急斜面&柔らかめの緩斜面が続く一方的な下り。 途中の新秦野線の鉄塔位置からは、富士山の眺望がすばらしい。 【〜塩沢<VR>】 所々で踏み跡が消えるので、ビギナーは踏み心地(硬さ)を確認しながら歩くことをお勧めする。 (ルート上には送電線の鉄塔があるので、東電職員が巡検路として歩いてるため) 迷ったときは送電線を目印にするとよい。 塩沢への下降ルートは急斜面のザレ場なので、チェーン装着をお勧めする。 (我々は装着しなかったので、一層、そう思う) 【〜塩沢の最奥の集落<VR:崩壊した渓谷内の道>】 沢への下降点(右岸)は、昔、何かの施設があった整地があり、石垣で補強された3段状の敷地を下って沢を渡渉する。 対岸(左岸)も石垣補強の幾重もの狭い整地であり、岸沿いに左への湾曲を巻くと、すぐに右へ湾曲するので右岸へ渡渉する。 蛇行=渡渉しながら進むと、補強された路肩だけが沢の真ん中に取り残されており、山津波か水流での崩壊を物語っている。 最初の堰堤は右岸に林道の名残で容易く下りることができ、その先に人家が見えたら右岸の石垣(ここから成型ブロック)を登って集落に入る。 【〜道の駅やまきた<車道>】 新東名の工事現場を見ながら、昔ながらの山村の細い生活道を歩く。 公益工事ではあるが、削られていく丹沢を見るとせつなくなる。 |
その他周辺情報 | 【丹沢湖記念館】 珍しく会館時間内に通過するので初入館(無料)。 丹沢湖になる前の写真や工事にまつわる記録等が展示されている。 さらに、三保ダム・玄倉ダム・熊木ダムのダムカードがもらえる(写真●)が、平日はダム管理事務所での配布とのこと。 【さくらの湯】 西丹沢帰りのワンパターン(^^; 400円で極楽気分! |
写真
装備
個人装備 |
ザック:ガレナ30
靴:ツォロミーブーツ2
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感想
3/4(日)、急激な陽気に浮かれたオッサン2人は、丹沢湖・西南岸からバリルートを這い上がり、「不老長寿の活路の道」と呼ばれる道で、いつまでも精神年齢が進化しない自分たちに気が付いたのでした(^^)
ミツマタ開花見物は直近情報で、未踏ルート踏破へ方針転換!
<プロローグ>
湖上の橋でフィッシャー・オジサンズからニコヤカに見送られ(^^)/
<オンタイム>
山中に1人もいないザレ・ガレ・急斜面でニギヤカに爆笑続き(^○^)
<エピローグ>
湖畔の入り江でバードマン・オジサンズとニコヤカな山旅物語\(^^)
【山行記】
深々とした湖面は幸運の翠色
釣人たちが静かに時を楽しんでいる(^^)
森々とした奥山は生命の緑色
樹々たちが刻んだ時を見つめてみる(^^)
信々とした言伝は情熱の暖色
偉人たちが作った時が感じてとれる(^^)
津々とした川面は遺構の透色
先人たちが残した時に思いを馳せる(^^)
清々とした湖畔は昔日の空色
鳥人たちが憧憬の時を空へ向けてる(^^)
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はじめまして。
FBで拝見しておりまして、最近はヤマレコの方もフォローさせていただいております^^
普段人が通らない辺りを行くと、以前は人がいた痕跡というか、息吹というか…色々残されているのですね。勉強になります('◇')ゞ
岩田さん、ご冥福をお祈りいたします。
数年前に、岩田さんの道標が見たく、不老山に行った際に、ご本人にお会いしました。訃報を本日初めて知り、風人社さんのサイトで確認いたしました。
きっと今も、今年のサンショウバラは綺麗に咲くかな?と天国で楽しみにしているんじゃないかと思います。
毎年、またサンショウバラ見に行きたいな〜、と思いつつ、機会を逃していましたが、今年こそは、、と思っています。
ありがとうございました<(_ _)>
はじめまして。
コメント、ありがとうございます。
私の拙い山行記をFBでも読んでいただいてたとは、とてもうれしく存じます(^^)
丹沢は奥が深いですね。
広大な山域に、明媚な尾根筋や、静山が満載なエリア、幾筋もの谷や沢など、すっかりハマっています(^^)
豊富な山林と脆い山容は、江戸期から昭和中期の遺構や忘れられた古道も多いので、往時に触れながら歩くことも大好きです。
岩田翁にお会いになられたのですね。
私は、初夏に西丹沢エリアを周回した時に、三国峠〜世附峠で魅入る道標をいくつも見かけ、その思いが伝わる言伝に癒され、後に作者を知って「いつか会いたい」の思いながらも、その機を逸してしまったことが残念でなりません。
今年は、サンショウバラの最盛の期に「樹下の二人」を訪ね、偲んでみようと思います(^^)
masa25さんのヤマレコを拝見させていただきました。
丹沢loverなのですね!
機会をいただければ、一緒にサンショウバラを訪ねたいです(^^)
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