吾妻連峰 高湯から中吾妻山を越えて秋元湖へ
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- GPS
- 56:00
- 距離
- 28.4km
- 登り
- 1,662m
- 下り
- 1,695m
コースタイム
- 山行
- 5:14
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:14
- 山行
- 6:46
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 7:26
天候 | 3/2 曇りのち晴れ(強風)、3/3〜3/4 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り 秋元湖入口17:37-裏磐梯ロイヤルホテル17:39/17:50-喜多方駅19:10 |
コース状況/ 危険箇所等 |
家形山分岐から家形山の肩までの斜面はクラストしていることが多いので、転滑落に注意。 全体的になだらかな地形でほぼ樹林帯を行くので、視界が悪いときなどはコース取りがわかりにくくなる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
ブーツ
ザック
ビーコン
スコップ
ゾンデ
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
ビンディング
スキー板
シール
個人マット
シュラフ
シュラフカバー
水筒
|
---|---|
共同装備 |
地図(地形図)
GPS
ファーストエイドキット
針金
ガムテープ
常備薬
カメラ
テント
フライ
テントマット
ラジオ
コンロ(ガス用
ガソリン用)
燃料(ガス
ガソリン)
コッフェル
|
備考 | スキー・シールワックスは持って行って良かった。 |
感想
今シーズン、4度目の挑戦でようやく吾妻の深い懐まで潜り込むことが出来た。
3月に入り、厳冬期の装いはなくなった。少し残念な気持ちもある。
1日目
春の嵐の影響で風が強かった。天気は晴れで良かった。
入山口で数年ぶりにTさん御夫妻にお会いした。相変わらずパワフルでした。
御夫妻は不動沢登山口の先まで先行しピストン。そこから先は我々だけの世界になった。大したラッセルもなく順調に小屋に到着。
ただ、今まで見たこともないくらい入口が埋まっており掘り返すのに時間が掛かった。
2日目
ガンチャン落しを登った。いつも雪崩が気になる場所だが、今回は春の嵐の強風により雪崩れそうな雪は吹き飛ばされたのか安定していた。
春の嵐の影響で、家形山直下の斜面はクラストしていた。
シールが全く効かないので、ツボ足で登った。
主稜線に上がると樹林帯となり、シールが効くようになった。
時間の経過と共に気温が上昇してシールに団子が付いた。
烏帽子山は登らずに南斜面を巻いた。昭元山との鞍部手前から、谷地平へ向かって下り降りた。
計画では東大巓まで行く予定だったが、シールに団子が付きペースダウンしたのと、暑さで体力消耗した為、断念した。無理はしない。
谷地平避難小屋ではyanmer009さんと出会った。「全ての吾妻山と巓を結ぶ旅」を実行しようとしている勇者だった。
3日目
早起きして、3人で記念撮影をして出発した。
昨日以上に気温が高くなって、ペースが上がらない。
中吾妻山から下降した斜面は適度に滑る雪質だった。
春の嵐の後の気温上昇の影響で、秋元湖への中津川からの流入口付近の解氷が進んでおり、少し回り込むことになった。
湖はまだ凍結していて渡れるが、表面の雪が融けてバシャバシャになっているところがあった。それでも湖が渡れないと2時間は余計にかかるので、凍結していてくれて助かった。
千貫からは既にアスファルトが出ており、板は担いでいくことになった。
詳細な内容はHP「山人小屋」にて公開しています。
http://yamamoko.omiki.com/20180302azuma/20180302azuma.htm
コメント
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季節は進んでしまいましたが、相変わらずの素敵な山行ですね〜。
まさに吾妻の山旅!という記録、最後に秋元湖を縦断するもの、旅の締めくくりらしくロマンを感じます
気候もようやく安定してきそうな気配、寒さに弱い私たちもそろそろゆっくり吾妻を歩きたくなってきました。
また、お二人の記録を参考にさせていただきますね^ ^
koji_mtさん、こんばんは!
いつも遊びに来ていただきありがとうございます。
スカイライン除雪前にようやく吾妻の懐に入ることが出来ました。
今シーズンはずっと寒かったような気がします。
最後の最後に山の神様がチャンスを与えてくれたのでしょう。
重い日本酒を山行毎に担いで乾杯前に捧げた甲斐がありました。
雪が締って心が弾む季節になりましたね。山モコのスキーシーズンもこれにて終了です。
次回はスノーシューやワカンで歩き回りたいと思います。
吾妻は雪のあるときに三回行っていますが、人が少なくて気分が良いところですね。ただ、吹雪かれると動きが取れない・・・停滞を余儀なくされたこともあります。
余談ですが、鉄小屋の温泉、熱すぎて入れないとき・・・・氷柱(つらら)を折ってきて入れたらよく効きましたよ。雪は湯加減の調節には全く役立たずです。
tama-takeshi さん、初めましてこんにちは!
コメントありがとうございます。
吾妻の良いところといえば、確かに人が少ないということが大事ですね。
また、tama-takeshiさんのおっしゃる通り、視界が効かないと、特に積雪期は一変して、吹き曝しの中で現在地を見失ってしまう怖い山でもありますが、自分たちの登山を楽しむことができる貴重な山域だと思っています。
吾妻の良さが分かる方が一人でも多く増えると嬉しいのですが、あまり増えると静けさがなくなってしまうのが悩みどころです。
現在、一切経山の火山活動の影響(レベル2)で立ち入り禁止が設けられ、自由な登山活動が出来ないのが残念です。早く治まってほしいものです。
>余談ですが、鉄小屋の温泉、熱すぎて入れないとき・・・・氷柱(つらら)を折ってきて入れたらよく効きましたよ。雪は湯加減の調節には全く役立たずです。
今で言う、安達太良山のくろがね小屋の事でしょうか?私もあそこの温泉と小屋共に大好きです。趣のある小屋ですが、2019年に老朽化の為建替え工事になるとのことです。
今シーズンのうちになんとか行けると良いのですが。
一切経山に立入禁止区域ですか?
私は昔5月に一切経山から姥湯へスキーで降りたことがあります。
噴煙の付近ではカメラとフィルムを守るためにビニール袋に入れてザックにしまって登りました。
姥湯では、女湯がまだ雪で埋まっていて、男湯だけで男女が入りましたが、まあ、女性と言っても湯治のお婆さんばかりで、特にどうと言うこともありませんでした(w)。
噴煙の付近ではカメラとフィルムを守るためにビニール袋に入れてザックにしまって登りました。
鉄小屋=くろがね小屋です。当時の表記でした。
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