明神山-三国峠-三国山(山中湖)
- GPS
- 04:00
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 594m
- 下り
- 594m
コースタイム
14:45 明神山頂
15:25 三国山山頂
17:00 三国山登山コース入り口(山中湖畔)
17:50 旭ヶ丘バスターミナル(山中湖畔)
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山中湖は9月3日の台風12号、9月21日の台風15号から2週間以上たってるのに、 いまだに台風の影響で山中湖自体が異常水位で場所によっては遊歩道や道路も冠水しているところがあって驚いた。 湖畔の木々はお風呂につかっているように数メートル水没してるし、車やボートも転覆水没してたり冠水してる倉庫のような建物もあるような状況。 事前に宿泊するホテルの人に三国山がこの増水の影響でコースが非常に荒れている事を聞いていたので、別のコースも検討したが、午後からの登山だったので、時間もないので、遠出はあきらめて三国山のハイキングコースにした。 荒れているというのは、特に三国山登山道入り口から明神山までのコースの事で、山に降った雨がコースを伝って流れたために中央部分が沢状態になっていて、深いところは1m程度えぐれていたり、コース全体が濁流になったと思われるような削れ方をしているところもあった。 また、三国峠から三国山山頂にかけてはそれ程整備された登山道ではなく、コース自体が不明瞭。 台風で削れて沢になった部分はあるが、その左右に適当に歩きやすいところを登っていくような状態。 |
写真
感想
三連休。
毎度の無計画(当日の旅行先決め)をちょっと反省して、前日に行き先を決めて宿を確保しようと努力してみましたよ。。
前日夜のうちにRの河口湖・山中湖セレクトフリーきっぷをみどりの窓口で購入。行き先の照準を定まってきた。
宿は甲州全域ででも一晩探して、オプションのバスルート(河口湖or山中湖)を決めよう。
それでも前日の夜中には宿が決められず、当日はかなり早起き(3時半)して再び宿検索。。いくつかの宿から選択したのは、山中湖の宿。
という事で、当日朝にはセレクトフリーきっぷのオプションであるバスルートは山中湖に決定。
新宿駅に到着したのはホリデー快速河口湖号の出発20分前。
指定席は完売だったので席の確保が危ぶまれたけど自由席をなんとか確保。
車内で朝食を食べて仮眠も取って富士山駅に到着。
富士吉田駅あらため、富士山駅に改称したのが今年の夏の事らしい。
駅はピカピカ。私自身も、富士急行線でのアクセスで富士五湖に向かうのはこれが初めて。気持ちもぴかぴか。
バスのルートはオプションで決めた山中湖ルートに2日間乗り放題。
ふじっ湖号という観光寄りのバスと路線バス両方に乗れるようだ。(それでも本数は心もとない。。)
富士山駅のバスきっぷ売り場でバスのフリーチケットを入手して、接続の良いふじっ湖号に乗り込む。
まずは、忍野八海で下車して観光。私は記憶が正しければ小学校の林間学校以来。その証拠?に各池の小ささにびっくり。
でも、水の透明度は今も変わらず。青い深みには吸い込まれそう。。
池の水車小屋で轢いた蕎麦粉で作った蕎麦を昼食にいただき、再びバス(今度は路線バス)で今度は山中湖へ。
今日の午後の目標はいよいよの山中湖畔のハイキング。
どうやら宿から比較的近いエリアに三国山のハイキングルートがあるらしい。
ハイキングルートは外輪山の銃走路もあるけど、短時間で三国山や明神山の単純往復なら午後の日程でもこなせそう。
湖畔のバスターミナルまで荷物をピックアップしに来てくれた宿の人に三国山のハイキングコースの事を尋ねると、台風の影響で悪路になっていてお奨めはできないとの事。。
他に台風の影響の少ない石割山という選択肢もあったけど、登山口までのアクセスも考えると、時間がちょっと足りない。
三国山ならコース途中に一般道も挟むので、コンディションによって途中でギブアップも可能な事からとりあえず進んでみる事に。
登山口からいきなり道の両側に激しく根っこの露出した木々が連なって倒木もある。
登山道自体が相当量の濁流で削れたのだろう。
ほどなく一般道に出て舗装道を数百メートル登ると、その名もパノラマ台というビューポイントの駐車場ではみんな写真を撮ったりしてにぎわってる。
そこからは再び明神山(鉄砲木ノ頭とも言うらしい)の頂に向かう登山道が伸びる。
ここからは新しい木の階段が不連続に連なり、火山性の小石と比較的さらさらした泥地の道の中央部分が激しくまるで地割れのように削れてる。
深い場所は1m位もある中央の谷間に落下しないように気をつけて進む。(時々滑るし、谷間の底しか進めない箇所もある。)
時々後ろを振り返ると、これがすすきの群生地の向こうに山中湖を臨む絶景。
ほんとはそのまた向こうに富士が大きくそびえるはずが、今日の天候は裾野の一部が見えるだけ。
残念だけど、そのスケール感を想像する事はできる。それに明日は晴れて全景が見えるかもしれないし。
疲れを景色で癒しつつ、足を進めて登山客で賑わう明神山の頂上に到着。
さて、この後三国山方面にこのまま進むか否か。。
体力も時間も余裕のある事を確認して三国峠に降りていくけど、これが意外と下る。。という事はまた登るんだよね。。と思いながら。
三国峠は一度一般道に出て、ここをを横切り再び三国山山頂に向かっての登りの登山道となる。
登山道は途中からやはり台風で出来たと思われる沢を中心に左右に不連続かつあいまいに存在する。
時々沢部分を。時々コース外の踏みしめられていないふわふわ地面を登っていくと、地味な山頂に辿り着く。
ビューは、 南側には木々を分けて、おそらく愛鷹山?が見える。
それと、富士スピードウェイからのエンジン音も聞こえる。F1か?と思ったが、今年は鈴鹿か。。
帰りは来た道をひたすら三国山登山道入り口まで戻るという単純往復。
最近単純往復ルートは珍しい。でも距離感やコンディションの掴めている復路は行きに比べると精神的にとても楽。
登山口まで到着すると、ちょうど3時間歩いた計算。ちょうどいいエクササイズだったし、前回の大岳の故障のちょうどいいリハビリ?
お疲れ様でした。
さあバスがタイミング良くあるといいね!
と思ったけどこれがしばらく無い事が判明したので結局旭日丘のバスターミナルまで1時間弱舗装路をトボトボ。。
日の暮れゆく山中湖畔が美しくて癒されたけど、やっぱり寒い!
湖畔の町、旭日丘に到着。お腹もすいたし明日の作戦会議しつつ夕飯にしよー!富士山見えるといいねー。
というのが三連休初日でした。
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