郡界尾根・東編(安房高山〜清澄寺) 〜チーバくんは、お留守番…〜

2018年03月24日(土) [日帰り]

• GPS: 09:19
• 距離: 22.2km
• 登り: 1,496m
• 下り: 1,361m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:39
• 休憩: 0:40
• 合計: 9:19

距離 22.2km 登り 1,511m 下り 1,367m

8:50 君鴨トンネル付近
9:25 安房高山
12:30 12:50 鴨川有料道路
15:55 16:15 元清澄山
18:01 大見山
18:09 清澄寺駐車場バス停

※ゴールは清澄寺ではなく、「清澄寺駐車場バス停」です。

天候

晴れのち曇り
※時々花粉あり!?

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 自家用車

【往路】
�＾陀竺�川駅までは、車で移動
��安房鴨川駅→登山口(タクシー)(約3,600円)
※今回の登山口、タクシードライバーには「君鴨トンネルの手前」で通じるようです。

【復路】
�＼鏡〇�→安房天津駅(バス)
http://www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/2016/08/kiyosumi.png
��安房天津駅→安房鴨川駅(バス)
http://www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/2016/08/rosen-kyuzitu.png
※JRもありますが、時刻によって使い分けるのがベストでしょう。


※おまけ　鴨川方面へのバス　まとめ
◆木更津〜鴨川
www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/2016/08/kisarazu-jikoku.png
◆浜金谷〜鴨川
www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/nagasa-kanaya-jikoku.pdf
◆千葉〜鴨川(カピーナ号)
www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/2016/08/kapina.png
◆東京〜鴨川(アクシー号)
www.kamogawanitto.co.jp/wp-content/uploads/akusi-jikoku2017.4.1-1.pdf

→郡界尾根界隈を通過するバスもあり、バス停と時間が合えば、上手に使えるかもしれません。

※鴨川日東バス
www.kamogawanitto.co.jp/timetable/

コース状況／危険箇所等

★郡界尾根
全体的に明瞭な登山道ではありません。時々赤テープや補助ロープも見受けられたとはいえ、やはり足元の悪い場所は続きます。自己責任で歩いてください。


※当レコは、私自身の備忘録の意味も含め、細かく載せましたが、正しいルートとは断言できません。ご参考まで…。(下記写真の【△】は少々ロスした場所です。)

※郡界尾根はヒルも生息するエリアです。歩く季節もご注意ください。


★今回たいへん参考にさせていただいた山行記録
http://mamehiyoko2.blog.fc2.com/blog-entry-302.html
http://mamehiyoko2.blog.fc2.com/blog-entry-310.html
→トラの巻と呼ばせていただきます！

※前回の西編(鋸山〜安房高山)はこちら。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1386561.html

その他周辺情報

◆家紋
https://tabelog.com/chiba/A1207/A120703/12018525/
(→公式HPは見つからず…。上記は食べログ。)
「おすすめセット」は小鉢がたくさんありました!!
※鴨川駅周辺は閉店時間の早い店が多いのですが、こちらは19:30でも営業中でした。

◆手打そば処　こぶし
https://retty.me/area/PRE12/ARE468/SUB4604/100000966326/
(→公式HPは見つからず…。上記はRetty。)
房総のど真ん中で、長狭街道沿いにアリ。なかなか行きにくい場所ですが…、手打ちそばは絶品。

写真

3/24 6:27

例によって、すき家！

3/24 8:42

安房高山へ行くための最短ルートを考え、鴨川駅からタクシーで移動。ドライバーさんには「君鴨トンネル手前」で通じる模様。

8:50　この先も車が入れればいいのに、とつぶやきながら、出発！

3/24 8:58

満開♪

3/24 8:58

春！

3/24 9:22

9:25　安房高山界隈。これより前回の続きがスタート！

3/24 9:25

【△】ちなみに、地形図上の郡界尾根。一応ここからも歩けるか偵察に行くRだが、結果、険しそうなので素直に撤退。しばらくは林道歩きとする。

3/24 9:37

9:40　柚ノ木林道分岐。まだまだ林道を進む。

3/24 9:52

いい天気♪　遠方が安房高山(たぶん)。

3/24 9:56

どこから尾根に取り付こうか考えるR。この赤テープは見送る。

3/24 10:00

この階段(!?)を登っても良さそうだったけど、見送る。

3/24 10:01

10:01　他の登山客の記録(以下「トラの巻」と称する)も参考にし、

3/24 10:01

この赤テープから取り付く。

3/24 10:02

尾根道の始まり〜。

3/24 10:08

今回は、この郡界尾根を表す標石に勇気づけられた。ちなみにこちら側には「山�掘廚塙錣泙譴討�り、

3/24 10:08

裏側には「二一九」とある。

3/24 10:09

標石の近くには林野庁の目印「219」も。きちんと管理されているのが伝わってくる。

3/24 10:10

【△】ここで、少々進むべき方向を外してしまったが、

3/24 10:11

先ほどの「219」を南下すれば、「220」が出てきた。こうして先人の赤テープや林野庁の目印に助けられていくのであった。

3/24 10:14

そのまま尾根づたいに進むと、

3/24 10:18

切通しのような場所が。

3/24 10:19

10:19　標石かと思ったら、神社だった。

3/24 10:20

ここも分かりにくかったが、右へ。

3/24 10:22

時にはこんなカラフル(!?)な目印も。

3/24 10:30

しばらくは尾根のアップダウンが続く。

3/24 10:42

補助ロープも時々出てきた。感謝。

3/24 10:56

10:45-10:55　大きな鉄塔の下で、小休憩。
ちなみに、ここで小腹を満たしてよかったと、あとあと思うことになる。

3/24 10:51

Rからの差し入れは、かし原の塩羊かん♪

3/24 10:58

10:58　その後「四七八」にて、右はピンクテープ、左は黄色テープ…。

3/24 10:58

このピンクテープに気を取られつつ、ここでもトラの巻を参考にさせていただき、

3/24 10:59

黄色テープに沿って進み、

3/24 11:07

そのままどんどん下る。最後、ロープの設置場所は、滑りやすかったけれど…、

3/24 11:09

11:09　ここが香木原林道らしい。ややぬかるむ…。

3/24 11:09

【△】林道の対岸を取り付いたが、もう少し回り込んだ方が登りやすい場所があった(テープあり)。

3/24 11:12

再び尾根伝い。苔も何気に滑りやすかった。

3/24 11:17

11:17　迷いやすいところに、やっぱり赤テープあり。ありがたや。

3/24 11:18

林野庁の見出標も！

3/24 11:20

たま〜に眺望アリ。

3/24 11:24

11:24　「五一一」は

3/24 11:24

V字ターン。

3/24 11:33

今回いちばん頼りになったのが、黄色！

3/24 11:37

11:37　ここもあちこちテープが着いていたけれど、黄色ペンキを進み、

3/24 11:40

11:40　ゴルフ場を通過。

3/24 11:42

そのまま進み、

3/24 11:57

11:57　「ヒメコマツ」の目印。トラの巻を思い出し、もうすぐ鴨川有料道路だと喜んでいた。

3/24 11:59

【△】そのまま尾根沿いを進むと祠あり。(この一升瓶は、お供えなのか、ゴミなのか…。)

3/24 11:59

【△】そのまま進み、あとは道路に出るだけだと思ったところで、

3/24 12:02

【△】えー、下りられない…。

地形図では確かに郡界尾根界隈にいるのに…。これではただの崖。ザイルを垂らして下りる!?　なんて言いつつ、下はビュンビュン車が走っている…。

3/24 12:03

【△】少々戻れば赤テープもあるので、ここを辿ることにする…。

3/24 12:06

【△】赤テープはどんどん下っていく。まだまだ続くが、道路から離れてしまうのが気になり…。

トラの巻を読み返してみると、ヒントは「ヒメコマツ」にあった。とりあえず面倒でも戻ろう…。

3/24 12:21

12:21　再び「ヒメコマツ」
ここは沢沿いに

3/24 12:21

先人のロープも使わせていただき、

3/24 12:24

出ましたー。道路への階段！
※ちなみにこの階段、道路からは上がれないように柵がありました…。

ロスした足取り…。

3/24 12:29

12:30-12:50　「ようこそ鴨川へ」の反対側に駐車場(休憩スペース)あり。というわけで、ランチターイム♪

3/24 12:47

12:50　それでは後半戦スタート！　(まだ三分の一だけど…。)

まずは、先ほどの休憩スペースの対面にある資材置き場(!?)の横からお邪魔する。

3/24 12:49

枯れ枝の中に発見！　今年初のタチツボスミレ！

3/24 12:50

旧有料道路に出ると、なんと、こんなわかりやすいペンキが。

3/24 12:50

これもわかりやすい(笑)　やっぱり郡界尾根の目印をつけている人はいるのだと実感…。

3/24 12:51

岩場から取り付く。

3/24 13:01

さらに登ると

3/24 13:03

13:03　気がつけば「山�検廚吠僂錣蝓�番号も振り直されていた。郡界尾根の中でも、山域が分けられているのか!?

3/24 13:07

尾根沿いに下ると

3/24 13:22

13:22　トラの巻にもあったが、これは見落としやすい…。消えかかった文字で「→？？」と書かれてある。以後、黄色テープを目印にする。

3/24 13:32

アップダウンは繰り返される。

3/24 13:37

13:37　この矢印は反対側から歩いてきた人のためにあるのだが、騙されそうになった…。ここは矢印の逆をたどるということで、右折が正解。

3/24 13:47

忘れた頃にやってくる、滑りやすい苔たち。(特に下り。)

3/24 14:02

でも、いつの頃からか、歩きやすい道に変わっていた。

3/24 14:19

14:19　「こういう木漏れ日の道、いいよね。」とR。わかる！

3/24 14:26

明らかに尾根づたいではない道が出てくる。素直に歩けば、なんて歩きやすい♪

3/24 14:28

14:28　本日初めて目にした人工物。

3/24 14:39

3/24 14:40

14:40　元清澄山へのはっきりした標識が。

3/24 14:40

来た道を振り返ると、こんなメッセージでしたか…。そういえばトラの巻にもあったが、なんだか悪いことをしてしまった気分…。

3/24 14:40

この辺りもかなり歩きやすい道だったが

3/24 14:46

【△】何かのはずみで道をはずし、尾根づたいを登ってしまった。一度登山道に慣れてしまうと、尾根沿いがやけに面倒くさくなる…。

3/24 14:58

3/24 15:01

15:01　Rが立ち止まって、何かを見てると思ったら、

3/24 15:02

♥!?

3/24 15:10

15:10　このロープをくぐると、関東ふれあいの道なのだが、

3/24 15:11

こんなことが書かれてあった。ここもなんだか、すみません…。

3/24 15:11

「元清澄山1.3km」
「金山バス停4.2km」

もうこの時間だし下ろうか、という話も出つつ、とりあえず山頂を目指すが…。

3/24 15:19

15:19　なにげにアップダウンがあり、おまけに最後はこの階段道…。

3/24 15:40

核心部で下って、

3/24 15:43

また登る。。。

3/24 16:08

15:55-16:15　元清澄山

足も棒になりかけていたので、行動食を食べながら作戦会議。
アップダウンのある金山バス停まで5.5kmと、大半は林道が占めるであろう清澄寺まで8.0km(＆18:09のバスに乗れなければ、安房天津駅まで1時間の車道)。
前者でもいいよ〜、とぼやきながら、後者を選ぶ。はい、行くと決めたら行きますよ〜。

3/24 16:13

まずは、かなりの急坂を下り、再び階段道を登れば、

3/24 16:24

再び、鍋石通行止め令が出てくる。

3/24 16:24

少々林道を歩き

3/24 16:25

16:30　再び登山道。

3/24 16:30

ここは「三石山」への分岐。元気なRは偵察に行ったが、私は素直に遠慮した。(結局三石山はまだまだ先にあるため、Rもすぐに戻ってきたが。)

3/24 16:32

階段道もゆっくり下り

3/24 16:34

16:39　これよりほぼ平坦。残り6.9km！

3/24 16:42

3/24 17:08

17:13　林道に出た。残り5.1km！

3/24 17:16

この辺りでバスの時刻をあらためて調べるが、厳しいか!?　でも絶対の乗りたいので、競歩＆小走りが始まる…。

3/24 17:49

17:54　今日も一日が終わる。でも山行はまだ終わっていない…。小走り…。

3/24 18:01

18:06　ゲート通過。ここから坂道の登りが始まる…。(清澄寺は坂の上にある…。)　

Rはどんどん先に走っていく。頼む、バスを止めておいてくれ…。

3/24 18:04

来た〜！　これが清澄寺駐車場(トイレあり)。そして、

3/24 18:04

18:09　清澄寺の一つ手前にある駐車場バス停。18:10のバスに間に合った〜!!　(というわけで、清澄山には行かず。。。^^;)

バスに乗ってからわかったが、安房天津駅までの車道は真っ暗な道。本当にバスに乗れてよかった。

その後、安房天神駅で別のバスに乗り換え、鴨川に移動したら、

3/24 18:59

太平洋〜！

3/24 19:40

鴨川駅から少しだけ離れた「家紋」で夕食。おすすめセットはこんなに小鉢がたくさんで、優しい和の味なのに、どれも味付けが違うのに感動!!

撮影機器：

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

感想

wildwind

★前回のつづき
前回の下山後に知ったことだが、郡界尾根は「房総丘陵」というエリアに括られ、すべてが繋がっていなくても、所々ではハイキングコースが紹介されているようである。また、前回歩いたことで手応えも感じ、しかも今回は軽装備なので、正直あっさり歩ききれるのではないかと高を括っていたら…。

結局は、まる一日使っての山歩き…(^^;)

それでも今回もやっぱり充実した一日だった。その一方で、当たり前のことではあるが、登山道のありがたさを思い知らされたり。また郡界尾根自体を登山道と呼んでよいのかはわからないけれど、千葉の山を楽しめる場所だということは実感できた！



惜しまれるのは…、下山が遅くなったことで、そば処こぶしに間に合わなかったことかな。いずれまた行かなきゃね、房総！

wildwind

コメント

RaVieEnRose

参考にさせて頂きました
wildwindさん
初めましてRaVieEnRoseと申します。
今回こちらのレコを参考にさせて頂きました。
一言お礼を申し上げたくコメント致しました。
ありがとうございました。

wildwind

Re: RaVieEnRose さん♪
3年前のレコにわざわざ御礼を言いに来てくださり、恐縮ですが…。(情報が古かったらゴメンナサイ。)　すっかり忘れかけていた私自身が、あらためて読み返してしまいました！　今思えばマニアックなレコでしたが、それでも需要があるのだなと！(笑)

RaVieEnRoseさんのレコも覗かせてもらいましたが、そもそもの赤線つなぎがすごいですね！　それなら房総まで足を延ばすのも納得です！　いろいろなレコが上がっているようですから、こちらもいろいろと参考にさせていただきますね！

コメントありがとうございました！