乗鞍大日岳(奥の院) 野麦から
- GPS
- 09:00
- 距離
- 17.5km
- 登り
- 1,684m
- 下り
- 1,679m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 9:00
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは有りません。 冬季は野麦峠が通行止めのため、長野県側からのアクセスは高山市経由に成ります。 |
その他周辺情報 | 周囲には、何も有りません。一番近いコンビニまで30km位走ります。 |
写真
感想
☆クマの足跡が多数ありましたので、入山の際には「熊鈴」や「大声で歌う」などの配慮が必要です。
昨年4月上旬、この野麦から乗鞍って山行を計画したけど、登山口にあまりにも雪が無くて、そのまま車のドアを閉めてチャオ御嶽スキー場に転進してしまった苦い記憶の高根町野麦の登山口。
今日は、後には引かない気構えで自宅を出発。
途中、「すき家」で朝ごはんを食べながらヤマレコをチェックすると、本日の計画ルートをそのまんま登っている方の昨日のレコ発見。
昨日は雪が悪くて、シールを貼ったスキー板に雪が張り付き高下駄状態になり、途中で山行断念と書いてあった。
むむむ・・・今日は大丈夫か? かなりビビリながら登山口へ到着。見なければよかったか。
その方のレコ通り御一人様のトレースのみ。
最初の尾根への取りつきが私とは少し違ったが、他はほぼほぼ同じルートなので、トレースを横目で見ながら標高を稼いだ。
スタート直後は時間が早いせいか、雪は良く締まっており団子に成る様子はなかったが、牧場上部の樹林を登高している間に雪が緩んできて時々シールに雪が張り付いた。
パンパンっと板を雪面に打ち付けると団子は落ちてくれたので、山行に影響はなかった、良かった良かった。
樹林帯は樹が密で、地面は起伏が多かった。
果たして私に滑走できるのか?北ノ俣岳への山行で、まったく板が曲がらなかった苦い経験が頭をよぎる。
エッジに加工を施して、試乗のためにダイナランドのナイタースキーで確認済みだけど、実際の山ではどうなのか?
樹林帯を抜けたは良いが、その先がクラストしたままで雪が緩んでいない。
クトーを付けた板でもツルツル滑る。雪面をよく観察すると、凍って光ってる面と少しグレーに見える無反射の雪面に分かれていた。
無反射の雪面を歩くとクトーが利いて滑らないが、無反射の雪面がそうそう都合よくつながっては居ないため、時々スリップして滑落寸前になる。
大日ヶ岳を見ながら徐々に標高を上げ、結局シールとクトーで山頂まで直登してしまった。
山頂から、北東に見える剣ヶ峰の山頂の登山者に「お〜い!!」って声を掛けたら気が付いたみたいで手を振り返してくれた。
山頂の少し西側で風をよけながら滑走準備。
この時間は程よく雪が緩んでくれたおかげで、私の様な初心者ビビリでも山頂から南大斜面を滑走できた。
問題の樹林帯も、板が良く曲がってくれて楽しくツリーランを楽しんだ。
車に戻ると、まだ時刻は午後2時ちょっと。
ほんとうにスキー山行は下りが早くて楽チンです。
下山時に雪が切れ切れになった林道を、スキーを担いでツボアシで歩きましたが、踏み抜き多発で一番疲れたパートでした。
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