記録ID: 1414420
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積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
白馬岳(主稜より)
2018年03月28日(水) ~
2018年03月29日(木)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 2,092m
- 下り
- 2,089m
コースタイム
天候 | 3月28日 晴れ 3月29日 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
二股ゲート前の路肩に駐車 |
コース状況/ 危険箇所等 |
3月とは思えぬ季節外れの高温の2日間に出掛けた為、全般的に雪質が最悪だった。 雪の中がスカスカな状態で、60cmのピッケルをヘッドまで差してもサッパリ効いていない場所が多くあった。 特に下りの大雪渓は最悪だった。 主稜の取付き点にあたる白馬尻までは二股から雪に埋まった車道を猿倉まで歩き、猿倉からはワカンを付けて歩いた。 スキーヤーによるトレースも多くあり、雪崩の流れ込みなどもなく歩く事が出来た。 取付き点から尾根に乗るまでは大きい斜面を登って行く感じ。 既に気温が高くなって来ていたので若干雪崩が心配だった。 尾根まではアイゼンワカンとストックで登って行った。 尾根に乗るといきなり短いが急な場所がある。 そこを越えると危険を感じるような斜度の場所は少なく、山頂まで延々と緩急を繰り返して登って行く感じ。 雪解けが進み、急な場所には雪割れしている場所が多くあった。 一ヶ所だけバランスを崩したら滑落する危険性のある場所が雪割れしていた為、念の為ロープを出した。 主稜の尾根上はまだかなりしっかりと雪があり、整地すればどこでも幕営する事が出来る感じだった。 白馬山頂に出る場所の雪庇は大きく発達しておらず、難なく山頂に立つことが出来た。 当初の計画ではもう一泊して杓子岳から双子尾根を下降する予定だったが、天候により大雪渓を下り、その日のうちに下山した。 葱平まではそこそこの雪質だったが、そこから駐車場までは雪質が最悪。 踏むと大きく沈み込み、足を上げると溶けた雪が足について服を濡らした。 |
写真
感想
白馬岳主稜へ。
興味はあったけど、二股から歩かなくてはいけないというのがネックで二の足を踏んでいた。
暖かい日が続いたので踏み抜きが心配されたが、その通りに。。。
主稜のルート上はトレースを辿れば大丈夫だったが、下山時の大雪渓下部〜車道〜林道はぐさぐさの腐れ雪で沈み込みが激しい。
スキーやボードのシュプール上ならいくらかマシなので、ワカン履いた足で跡をなぞるようにモデル歩き状態(笑)
いや〜足腰に堪えたのなんの。。。
本題の主稜は、細いリッジというよりは這い上がるような急壁の連続といった印象。
ひとこぶひとこぶ乗り越えるごとに振り返ると、うねうねと波打つような雪稜が伸びていき独特の光景を楽しめた。
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