岳道・当目越古道から鉢伏山

2018年04月01日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 13.3km
• 登り: 508m
• 下り: 522m

コースタイム

岳道とりつき6:00ー峰越林道9:50ー10:20鉢伏山11:10ー田代田圃12:40ー13:30岳道取りつき

天候

はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

岳道取りつき付近に駐車スペースありません。
（離れた広い路側帯で駐車）

コース状況／危険箇所等

軽アイゼン・ピッケル不用（1週間早かったら使用したかも）
鉢伏山峰越林道以外は廃道状態でヤブが茂ります。夏季の通行は困難と思います。

写真

4/1 5:57

上当目の取りつきです。

4/1 6:01

初っ端からすごいヤブです。

4/1 6:06

が、すぐ林道に出ました。（20年前にはありませんでした。）

4/1 6:27

旧道に沿った林道ですが、そのうち廃道状態になりました。

4/1 6:50

行き過ぎに気づき戻って、松の生えた小ピークをヤブをかき分け登ると、

4/1 7:14

笹ヤブの平坦な尾根です。20年前は道の判別がつきましたが、今はとても困難になっていました。

4/1 7:15

「地理院地図」に「岳道」と書かれた辺りから367pの尾根は20年前も細かいヤブで歩行不可能でした。今はもっと悪化していると予想して、左下の沢に沿った林道（廃道）を行くことにしました。

4/1 7:26

雪の林道（廃道）をサクサク行きます。

4/1 7:48

工事中の林道に出ました。（下ると亀田原（かめどら）へ通じるようです。）

4/1 7:57

工事中の林道を上流に行き、終点から、

4/1 8:16

そのまま沢を詰めます。

4/1 8:23

工事中の林道終点へ出ました。正面奥の左小沢から左の尾根へ登り、

4/1 8:38

反対側の沢に下ると、素敵な峠道に出ました！（381p下の峠・無名）

4/1 8:47

ここからは、旧道がハッキリ判別できるようになりました。ベロ状台地を越え、

4/1 8:52

道は続きます。

4/1 8:52

一旦沢へ下り

4/1 8:59

再度道は小沢を登って行きます。

4/1 9:23

立派な道が続きます。

4/1 9:24

尾根に出ました！

4/1 9:26

鉢伏山が見えました。

4/1 9:26

快適な尾根道です。

4/1 9:30

「道違」（地名出典：戦前の地形図）の三差路に着きました。

4/1 9:31

同、振り返ります。帰路は左の田代沢ルートを行こうと思います。

4/1 9:35

一旦左の沢へ下って登り返します。
20年前にはしっかりしていた沢に架かる橋は落ちていました。

4/1 11:47

鉢伏山峰越林道が見えました。

4/1 9:44

峰越林道到着です。ここからは車道歩きです。

4/1 9:52

輪島ルート分岐にはお地蔵さんです。輪島ルートも廃道のようです。

4/1 10:09

鉢伏山の取りつき到着です。

4/1 10:21

ちょっとがんばると三角点に到着しました。

4/1 10:25

高州山が見えました。

4/1 11:06

たおやかな山頂で大休止です。

4/1 12:10

帰路は、「道違」から田代への沢ルートへ。20年前よりヤブがきつくなっているようです。踏み抜きに注意です。

4/1 12:14

20年前は無かった林道を横断し再び沢道へ

4/1 12:34

田圃に出ました。

4/1 12:34

同、振り返ります。あとは車道を歩いて上当目の出発地へ帰りました。

撮影機器：

DMC-SZ8 Panasonic

感想

hokuri

○古くは修験道の道とも言われ、廃道となった今も地理院地図に名前が出ている「岳道」、「当目越」。
○輪島と七尾湾を結ぶ最短ルートとして、きっと大切な道だったんでしょう。
〇約20年前に一度通ってみた岳道・当目越えですが、地元出身のY氏を案内することになりました。
〇前回は、地理院地図に「岳道」と書かれた付近から367p付近のヤブが激しくて、尾根ルートをあきらめ、田代谷へ一旦下って、田代の沢ルートから「道違」へ出たのでした。
〇今回は、前回行けなかった尾根ルートから「道違」へ到達できました。すごく素敵な道が残っていて大満足でした！
〇20年でヤブが厳しくなっていて、とても残念です。
〇草刈などちょっと整備すれば、きっと素敵なハイキングコースになると思います。