紀南・奇絶峡から高尾山往復
- GPS
- --:--
- 距離
- 3.8km
- 登り
- 520m
- 下り
- 523m
コースタイム
- 山行
- 2:25
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 2:44
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
330.3 m三角点までは急登。 頂上まで1000 mからは100 mごとに標識がある。 |
その他周辺情報 | 田辺市秋津町の「弁慶のさと湯」で入浴。 大人\700(岩盤浴故障中のみのディスカウント料金)、子供\400 |
写真
感想
弟子(妻)、ポッポ(新中1)、リンちゃん(新小5)との月例ファミリーハイク、2018年4月は、和歌山県田辺市の奇絶峡から高尾山を往復することにした。もともとこの春に小学校を卒業したポッポに、卒業のお祝いの旅行にどこに行きたいか尋ねたところ、「まだ行ったことが無い県に行きたい」とリクエストされ、この時点で和歌山県行きを決めたけど、漠然と護摩壇山と和歌山県最高峰の龍神岳(勿論、道の駅からの往復)を考えていた。しかし、調べてみると、乗り物酔いが激しいポッポとリンちゃんには無理!!!な悪路のアプローチが必至と思われたため予定変更。卒業のお祝いが罰ゲームになってはイケナイ(苦笑)。結局、ポッポとリンちゃんに生まれて初めての生パンダを見せるためアドベンチャーワールドに行くことにしたので、白浜・田辺周辺で日帰りハイク出来る山を探した結果白羽の矢が立ったのが、高尾山。
前日の3月31日はじっくりアドベンチャーワールドで楽しんでから、白浜温泉に宿泊。9時前に宿舎を出発し、田辺市街から右会津川沿いに入る。フツウの民家の庭にミカンの木が植わってて、フツウに実がなってるのを見て、「ホントに和歌山に来たんだ〜」と、テンションが上がる(苦笑)。登山口の奇絶峡の駐車場は、登山者による長時間駐車は禁止のようなので、手前の路側帯にクルマを駐める。他の登山者のクルマもすでに6台くらい駐まってた。奇絶峡はサクラの名所で最盛期はクルマを駐めることができないくらいにぎわう、と聞いてたけど、すでにサクラの花が最盛期を過ぎてるせいか、まだスペースに余裕があった。
9:24に路側帯を出発。3分の歩きで奇絶峡の看板のある滝見橋に到着。ここで滝見橋を渡り左岸に出る。立派な不動滝を見てから、高尾山の登山道に入る。ここから頂上までは2 kmとのこと。しばらくは磨崖三尊大石仏への観光客も通るためか階段状にきっちり整備された道を往く。結構急な登り。登りが緩み、少し下り始めると、パッと開けた場所に出る。山側の崖面に描かれた磨崖三尊大石仏を見てから、本格的な山道へ。奇絶峡整備委員会のみなさんがしっかり整備してくれているためか、急な登りだけど歩きやすい。特に危険と思われる2ヶ所にはトラロープが渡してある。谷状の地形を何度か廻り込んで尾根上に出ると、パッと視界が開け、海が見えた。「高尾山60分」の標識があり、まだまだ先が長いことを知らされる(苦笑)。ここが330.3 m三角点かと思ったら、実際の330.3 m三角点はここから100 mあまり進んだ先だった。三角点ではヤマツツジが綺麗。三角点には10:06に到着。
尾根に出るまでの登りほどではないにせよ、三角点を過ぎた後もしばらく急な登りが続く。急坂(登りも下りも)が苦手なリンちゃんが遅れ気味になり、後から登ってきた登山者に道を譲る場面も。三角点から10分ほどの登りで「高尾山45分 奇絶峡30分」の標識がある。脚に自信のある強者が落書きしたのか、「高尾山45分」の上に「20分」と落書きされてる(苦笑)。ここから3〜4ほど歩くと、「頂上まで1000 m」の標識が登場。この標識は100 mごとに設置されてるので、残りが少なくなっていくのを励みに歩き進める。「頂上まで800 m」くらいからは傾斜も緩みずんずん進めるようになってくる。何度か小ピークを越え、11:50に高尾山の頂上に到着。頂上には、我々と同様に奇絶峡から登ってきたひと以外に、クルマで頂上付近まで上ってきたひとも居て、にぎやか。頂上の展望台からは田辺湾がよく見えた。
下りは往路を忠実に戻る。途中までは面白いように進んでいった。「頂上まで●00 m」の看板はあくまでも登りの登山者に向けた案内のため、逆からみると見えない。あっという間に「頂上まで800 m」まで戻って来れた。ここからは傾斜がキツくなってくるので、下りが苦手なリンちゃんのペースが落ち、尾根から磨崖三尊大石仏方面へのはホントに急なので、慎重に通過する。やがて、磨崖三尊大石仏に到着。さらに石段を下ると赤い滝見橋が見えてきて、無事、登山口まで戻った。
奇絶峡はサクラの名所だそうだけど、一応サクラとの記念撮影をしてから、クルマを駐めた路側帯まで戻った。
登り1時間強のお手軽な山だけど、途中までは結構急な坂。翌日しっかり筋肉痛が出た(苦笑)。渓谷美と滝、磨崖三尊大石仏と花、海が見渡せる展望...と変化があって楽しい山歩きでした。
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