玉手丘と国見山（中世の山城跡）

2018年03月27日(火) [日帰り]

• GPS: 04:32
• 距離: 8.5km
• 登り: 257m
• 下り: 242m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:58
• 休憩: 0:34
• 合計: 4:32

距離 8.5km 登り 257m 下り 258m

8:46 JR玉手駅
11:55 12:29 国見山
13:18 JR掖上駅

天候

晴れ時々曇り

アクセス

利用交通機関：

電車

往路：JR和歌山線・玉手駅
復路：JR和歌山線・掖上駅

コース状況／危険箇所等

和歌山線は五条駅までIC乗車券の利用が可能となりました。前方扉から乗り降りすることは変わりません。ワンマンカー運行で1時間に1本です。

写真

3/27 8:38

JR和歌山線玉手駅で下車。平成元年に新設された駅。3/17のダイヤ改正で五条までIC化されました。前方車両のみが開閉する2両編成のワンマンカーは変わらずでした。しかし、来年には新型に置き換わるとのこと。

3/27 8:48

約20年前書かれたガイド記事のコピーを片手に歩きます。新ハイキング関西の山(39号)特選コースガイド玉手丘と国見山「奈良中部」（著者　柴田昭彦氏）　ちなみに初級コースです。

3/27 8:51

「駅前の広い道を横断して、細い道を南下すれば五辻に出る」　フムフムここを横断するんですね。

3/27 8:52

周囲の景観は大きく変わっているはずです。西の方向には京奈和自動車道が見えています。

3/27 8:58

撮影：iPhone7 360°ビューワーでお楽しみください。

3/27 9:05

玉手公民館の桜です。5分咲きぐらいでしょうか。今年はあっという間に散りそうだ。

3/27 9:05

桜はアップで撮影するのがイイですね。

3/27 9:06

五辻に出ました。右の農道を加えると六辻です。「ここで右折して満願寺前に出ても良いが直進」しました。

3/27 9:09

直進するとドンツキ。ホトケノザが綺麗。「右へ入り、次の分岐で右をとって弘安天皇陵まで往復」します。

3/27 9:11

この分岐を右へ。あとで、ここまで戻ってきます。

3/27 9:13

弘安天皇陵に出ました。満願寺の大屋根越しに京奈和自動車道の御所南インターを遠望できました。

3/27 9:16

撮影：iPhone7 360°ビューワーでお楽しみください。

3/27 9:37

戻って左をとり金毘羅神社でご挨拶。地図には奥の尾根伝いに破線道が描かれています。ガイド記事によると廃道とのこと。

3/27 9:39

ガイド記事に従って、階段を下ります。

3/27 9:44

撮影：iPhone7 360°ビューワーでお楽しみください。

3/27 9:50

満願寺の横に出ました。とても桜が綺麗です。満願寺前はストリートビューもないので、1枚だけ撮影しました。

3/27 9:55

「左へ進み、秋津鴻池病院の北に出て、」に従います。

3/27 9:55

ヒメオドリコソウ

3/27 9:56

クサイチゴ発見！「LPガス貯蔵庫より手前にある広い山道を」目指します。

3/27 9:56

「入り口の右側に立木」がありました。多分ココ。

3/27 9:58

草刈り直後のようです。ヤブっぽいので、広く見えませんが軽トラぐらいは走れそうな道でした。

3/27 10:03

T字路の分岐です。「小屋が見えてきて、右の方へ少し登る」とありますが、その小屋が見当たりませんでした。

3/27 10:03

峠に出て「左手のゆるやかな道をたどる」とあるのですが、右手の道が明瞭だったので、コチラを進みました。

3/27 10:05

ピークから南西に伸びる尾根に出ました。笹が伸びてきて見通しが悪くなってきた。ここからは、カンに頼るしかない。

3/27 10:08

徐々に尾根筋が明瞭になってきました。突き進むのみ。

3/27 10:11

金毘羅神社方向から道が合流して来ました。恐らくT字路分岐を左に取れば、ここへ出たものと思われます。

3/27 10:14

山頂部の手前に到着。地図のP155付近が、玉手丘（たまでのおか）と云い、中世の山城跡地です。

3/27 10:15

頂上部に到着。何もありません。たいてい城マニアが記念のプレートやテープを付けるはずだけど。。。

3/27 10:18

この辺りが虎口でしょうか。奥に古墳もあるようですが、今度は時計回りでT字路分岐から下山します。

3/27 10:36

次に目指すは日本武尊琴弾原白鳥陵（やまとたけるのみことことひきのはらしらとりのみささぎ）です。近年、「秋津洲の道」として整備され道標が充実しています。

3/27 10:40

「御所市民運動場の横」へ出ました。桜が綺麗なのに、ちょっと曇って来て残念です。

3/27 10:46

富田に入ると民家が立て込んでいて道が分かり難いと云う。「三つに分かれている分岐」の候補その1

3/27 10:47

春に咲く野花でもっともお気に入り。でも、名前知らず。

3/27 10:47

いっぱい咲いていました。シロツメクサの一種かな。

3/27 10:51

「三つに分かれている分岐」の候補その2

3/27 10:54

古びた感じの道標と看板。ここを上がれば白鳥陵です。

3/27 11:08

撮影：iPhone7 360°ビューワーでお楽しみください。

3/27 11:17

見学して次へ行く。興味の対象でないので、あっさりしてます。

3/27 11:23

国見山を西側から登ります。

3/27 11:24

農道を横断します。

3/27 11:25

「車止めのしてある所」に出ました。ガイドの記述があまりに正確過ぎてびっくり。また、その変ってなさにも2度ビックリ。

3/27 11:28

「南部調整池の南側をたどる」と、右手に山道がありました。しかし、道標やマーキングもありません。

3/27 11:30

「南東の方へたどって行くと山道となる」　はい、しっかり山道です。イノシシの罠もあり。

3/27 11:34

前方に尾根道が見えました。山作業の方が、「瀬に沿って行けば良い」と教えてくださいました。

3/27 11:35

尾根道に出ました。エエ道やん。

3/27 11:39

山腹沿いの分岐道をちょっと探ってみました。たぶん作業用の道ですね。丸木橋はグラグラです。

3/27 11:43

尾根道に戻って進む。

3/27 11:45

「溝状の道はやがてジグザグに」なってきました。登ります。

3/27 11:49

急坂を登り切って、平坦地へ出た。ちょっとヤブっぽいぞ。江戸期の国見神社旧社地とされる場所です。

3/27 11:49

この程度なら問題なしだけど、ハイキング道とは言えませんね。

3/27 11:51

鞍部から登り返して「東南へ尾根道を」たどります。まんま植林作業道です。

3/27 11:54

げろげろ、山頂はすぐそこなのに。。突っ込むか。

3/27 11:54

山頂に出た！　振り返るとこんなところからでたのか〜。この道は使われてないみたいです。

3/27 12:01

山頂からの眺めです。大和平野の展望はありません。

3/27 12:09

撮影：iPhone7 360°ビューワーでお楽しみください。

3/27 12:23

「嗛間丘」「神武天皇聖蹟伝説地」（昭和十五年）と刻まれていますが、嗛間丘はココではないらしい。

3/27 12:24

ガイド記事の写真は草茫々の中に石碑が建っています。今ではよく整備されています。

3/27 12:24

三等三角点・原谷にタッチ。

3/27 12:26

ガイドには「国見神社へのくだり道は不明瞭」と記されています。現在では、「原谷」ルートともによく整備されています。

3/27 12:27

きれいな花が植樹されています。

3/27 12:32

植林帯で道幅も広く歩きやすいです。

3/27 12:37

国見神社に到着。とても立派な神社でした。

3/27 12:43

撮影：iPhone7 360°ビューワーでお楽しみください。

3/27 12:51

山頂で出会った方が。「小さな祠でした」という。その方は、最新のガイドマップを所持されていました。

3/27 13:06

常夜灯のある本ルートが合流しました。今住を経由するルートを歩いています。

3/27 13:07

関西タンポポ〜。

3/27 13:08

お気に入り〜

3/27 13:11

線路沿いに歩くと国見山が見えた。線路を横断して、近鉄線の市尾駅へ出た方が便利です。

3/27 13:17

JR掖上駅に到着。1時間に1本しかないので、ノンビリしたい派はコチラがおススメ。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

iPhone9,1 - 11.2.6 Apple

感想

Ikoma Nature Walk

「新ハイキング関西の山」第39号は、平成10年3月に刊行されました。同書は新ハイキング社から2ヶ月に一回発行されていた山の良書（廃刊）。

新ハイキング社
http://www.shinhai.net/

本格的な登山ルートが紹介されることの多かった同書において、日帰りを基本とした柴田昭彦氏の「特選コースガイド」はとても参考になりました。20年を経ても興味の尽きないガイド記事だと思います。 （写真説明文の「」内はガイドからの引用です）

JR和歌山線のダイヤ改正により、IC乗車券が使えるようになりました。iPhoneラブな当方にとって、Apple Pay(SUICA)が使えるので嬉しいです。



参考ルート
近鉄沿線ハイキングマップ
http://www.kintetsu.co.jp/zigyou/teku2/

【奈良-18】秋津洲の道・国見登山・古墳めぐりコース約12km